エンジンOHは、パーツ洗浄の続きです。

残すは、ローター。

ローターリセスなど燃焼室部表面やローター側面、シール溝に強烈にへばり付いたカーボンをきれいに落とします。
カーボン落としは、重曹ブラストで行います。

シール溝内のカーボンは硬くて結構落としづらく、また燃焼室後端側(回転遅れ側)は燃焼しづらいのでカーボンが分厚くたまりがちです。
ブラストだとブシューと吹き付けていくだけでカーボンがどんどん落ちて、それでいて表面のコーティングが剥がれないので、いい感じです。
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最初の洗浄は完了したので、次は検品と測定に入ります。
ちなみに、ローターやハウジングなど大物パーツは検品・測定・修正後に再度本洗浄をします。