エンジンOH後エンジン始動後は、各部点検してアイドリング状態で初期慣らしを行います。
おおよそ5時間くらいやりますが、やっていくとアイドリングでも安定感が出てきます。
バキュームゲージとかついてると、どんどん負圧が上がっていきます。
負圧はエンジンが吸い込む力の大きさになりますので、簡単に言えば負圧が高ければ高いほど調子がいいってことです。
アイドル慣らし後はエンジンコンプレッションを測定。
今回はハウジング類もローターも再使用、シールだけ交換だったので、アイドル慣らし前後でエンジンコンプレッションが40kpaくらいの上昇でしたが、全部新品とかだとそれだけで100kpaくらい上がったりします。

慣らし後は、サイドポート拡大エンジン仕様に合わせたリアライズのベースデータをインストール。
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後期は書き換えるとそれまでの学習が全部チャラになるので、データ書換え後はコンピュータの一発学習を行います。
そして、走行チェックをして納車前最後の点検をしたら、エンジンOHすべての作業が完了です。