前にも書いたかも知れませんが、ここ最近多い事例なので啓蒙も兼ねてまた書きます。
リアルテックでは、熱心にサーキットを走るRX-8のメンテナンスを数多く行なっておりますが、
サーキット走行の数が多い車両でここ何年かで頻発しているのが、
ノーマルスパークプラグ(リーディング側)の外側電極飛び。
画像の赤丸のようにリーディング側の外側電極が取れてます。
非常に小さい欠片なので、飛んでいってもエンジンが壊れるや、圧縮圧力が下がるということは幸いなことに今のところありません。
正常なもの右 と 外側電極飛んでるもの 左 の比較
ウチの場合は、使い方などいろいろなことを考慮して、サーキットでもノーマルプラグを使うことがほとんどです。
昔はノーマルプラグでサーキットを走りまくってもこんなことはまったくなかったんですが、令和になってからこの事例が多くなっているように感じます。
外側電極が飛んじゃうと、中心電極との火花ギャップが広くなってしまうので、失火の原因になってしまいます。
失火すると、パワーが出なくなるわ、最悪エンジン破損にも繋がりかねません。
ただ厄介なことに、オーナーさん全員、プラグがこうなっててもまったく気付きません。
すべてが点検かプラグ交換の際に発見する感じです。
ただ、数多くのRX-8を診ている自分からすると、微妙にアイドリングがおかしいし、点火のテスターを当てると、微妙に2次電圧が正常と違いますので、『ちょっとこのプラグ、怪しいな』とは感じます。
以前は、サーキット走る頻度が多い場合は、1万kmくらいでプラグを交換してくださいといってました。
しかし、こうも電極飛び連発すると、そうも言っていられません。
スパークプラグの使用距離は関係なく、サーキットを年間10回以上走る人、かつ一回サーキットに行くと、合計1時間くらいは走っちゃうって人は、年1回は交換したほうがいいかもしれません。
しかし、データ数が揃ってないので、この目安もウチ的に暫定です。
なので、ここで絶対にタイムを出したいという時の前には交換、もしくは外して外側電極の有無・ギャップの広さの点検を強くお勧めします。
外側電極飛びは外れかかっているプラグを見た感じだと、内側(中心電極側)からめくれるように外れるのでギャップが広がっているイコール外側電極が外れかかっているとみていいと思います。
ちなみに、RX-8のノーマルスパークプラグは十字スリットがある以外、レーシングプラグと同じ外側電極形状です。
最初はノーマル・レーシング同形状だし、ノーマルにしても7番でも8番でも電極飛ぶのは変わらないから、レーシングプラグを使っても電極飛びの面では対策にならないかなと思ったんですが、
改めてふたつをよく見比べてみると、
アップで見るとよく分かると思いますが、レーシングプラグのほうが強固に外側電極が取り付けられています。
これならば、外側電極飛びには強いと思います。
もし、外側電極飛びが絶対に嫌だって人は、レーシングプラグを選択してください。
ただし、レーシングプラグは熱価が9番と10番しかなく(ノーマルは6~8番)、
ストリートでは、高熱価と十字スリットがない分、くすぶりやすくカーボンもたまりやすいので、そのあたりも考慮して自分の使い方にあったプラグを選択をしてください。
リアルテックでは、熱心にサーキットを走るRX-8のメンテナンスを数多く行なっておりますが、
サーキット走行の数が多い車両でここ何年かで頻発しているのが、
ノーマルスパークプラグ(リーディング側)の外側電極飛び。
画像の赤丸のようにリーディング側の外側電極が取れてます。
非常に小さい欠片なので、飛んでいってもエンジンが壊れるや、圧縮圧力が下がるということは幸いなことに今のところありません。
正常なもの右 と 外側電極飛んでるもの 左 の比較
ウチの場合は、使い方などいろいろなことを考慮して、サーキットでもノーマルプラグを使うことがほとんどです。
昔はノーマルプラグでサーキットを走りまくってもこんなことはまったくなかったんですが、令和になってからこの事例が多くなっているように感じます。
外側電極が飛んじゃうと、中心電極との火花ギャップが広くなってしまうので、失火の原因になってしまいます。
失火すると、パワーが出なくなるわ、最悪エンジン破損にも繋がりかねません。
ただ厄介なことに、オーナーさん全員、プラグがこうなっててもまったく気付きません。
すべてが点検かプラグ交換の際に発見する感じです。
ただ、数多くのRX-8を診ている自分からすると、微妙にアイドリングがおかしいし、点火のテスターを当てると、微妙に2次電圧が正常と違いますので、『ちょっとこのプラグ、怪しいな』とは感じます。
以前は、サーキット走る頻度が多い場合は、1万kmくらいでプラグを交換してくださいといってました。
しかし、こうも電極飛び連発すると、そうも言っていられません。
スパークプラグの使用距離は関係なく、サーキットを年間10回以上走る人、かつ一回サーキットに行くと、合計1時間くらいは走っちゃうって人は、年1回は交換したほうがいいかもしれません。
しかし、データ数が揃ってないので、この目安もウチ的に暫定です。
なので、ここで絶対にタイムを出したいという時の前には交換、もしくは外して外側電極の有無・ギャップの広さの点検を強くお勧めします。
外側電極飛びは外れかかっているプラグを見た感じだと、内側(中心電極側)からめくれるように外れるのでギャップが広がっているイコール外側電極が外れかかっているとみていいと思います。
ちなみに、RX-8のノーマルスパークプラグは十字スリットがある以外、レーシングプラグと同じ外側電極形状です。
最初はノーマル・レーシング同形状だし、ノーマルにしても7番でも8番でも電極飛ぶのは変わらないから、レーシングプラグを使っても電極飛びの面では対策にならないかなと思ったんですが、
改めてふたつをよく見比べてみると、
アップで見るとよく分かると思いますが、レーシングプラグのほうが強固に外側電極が取り付けられています。
これならば、外側電極飛びには強いと思います。
もし、外側電極飛びが絶対に嫌だって人は、レーシングプラグを選択してください。
ただし、レーシングプラグは熱価が9番と10番しかなく(ノーマルは6~8番)、
ストリートでは、高熱価と十字スリットがない分、くすぶりやすくカーボンもたまりやすいので、そのあたりも考慮して自分の使い方にあったプラグを選択をしてください。