2020年04月
RX-8後期 サイドポートチューニングエンジン製作開始
今日からRX-8後期 スピリットRのエンジンOHの開始。
気温が20度前後のこの季節はエンジン製作にもっとも適した季節です。
室温コントロールをほとんどしないでも測定機器が使えますからね~。
エンジンを下ろす前にエンジンコンプレッションやセンサーなど一通りチェックしました。
そのコンプレッションは…、
全室スゲーたけー。笑
新車でもなかなかここまで高いのはないですね。
新車からリアルテックでフルメンテ&セッティング。RT-01&リアライズ・マスターの威力炸裂です♪
じゃあなんでこんな高コンプレッションなのにエンジンOHするのかっていったら、それは『モアパワー』のため。
サイドポート拡大加工をどうしてもやりたいということで、非常にもったいないですが絶好調のエンジンを分解して、サイドポート加工します。
もちろん、シールやメタルクリアランスも精密調整します。
こんなにコンプレッションが高い状態のノーマルエンジンをなかなか分解しないので、中がどうなっているか楽しみです。
気温が20度前後のこの季節はエンジン製作にもっとも適した季節です。
室温コントロールをほとんどしないでも測定機器が使えますからね~。
エンジンを下ろす前にエンジンコンプレッションやセンサーなど一通りチェックしました。
そのコンプレッションは…、
全室スゲーたけー。笑
新車でもなかなかここまで高いのはないですね。
新車からリアルテックでフルメンテ&セッティング。RT-01&リアライズ・マスターの威力炸裂です♪
じゃあなんでこんな高コンプレッションなのにエンジンOHするのかっていったら、それは『モアパワー』のため。
サイドポート拡大加工をどうしてもやりたいということで、非常にもったいないですが絶好調のエンジンを分解して、サイドポート加工します。
もちろん、シールやメタルクリアランスも精密調整します。
こんなにコンプレッションが高い状態のノーマルエンジンをなかなか分解しないので、中がどうなっているか楽しみです。
エンジンブローみたいな不調で入庫も1時間で納車
最初に書いておきますが、タイトルにもあるように入庫から1時間で直して納車しちゃったので、画像はありません笑
今日はRX-8前期のエンジン不調点検。
レッカーで運ばれてきまして、エンジン掛けると、始動も非常に悪く、アイドリングも息絶える寸前でボフボフいってて、音だけで言えばブローしてるかもって感じ。
ただ、うちでいつもメンテしてるし、街乗りだけでいきなりこんなになるのは絶対におかしいので、早速点検。
まず、これまでのメンテ履歴や、この状態になるまでの過程で徐々に調子が悪くなっていったということ、さらには繋いだデータロガーから燃料補正値が非常に大きい数値だったので、これまで無交換だったA/Fセンサーをうちの中古良品に交換。
残念…、症状変わらず。
次に、本丸のエンジンの調子を見ました。
エンジンコンプレッションを測るのにプラグ外したら、リア側は問題なしだけど、フロントT側がベチャベチャで、試しにフロントL側も外したらベチャベチャで、もっとよく見れば中心電極は当分火が飛んでた形跡が無い。
原因は点火系っぽいなってことで、ちょっと安心しながらコンプレッション測定。
測定結果は、11万キロエンジンなのに全室だいたい850~900kpaと、ブローどころか絶好調!
さすがRT-01!笑
(スタンダードパワーエンジンなので、ハイパワーエンジンよりコンプレッションはそもそもが高めです)
次に点火系の点検。
飛んでなかったプラグを手持ちのOK品に交換するも、症状も変わらず。
イグニッションアナライザーで各プラグの点火具合をみると、やはりフロントのL/Tのプラグ2本がまったく火が飛んでない。
プラグを良品に変えても変わらないので、次にフロント側2個のイグニッションコイルを手持ちの中古良品コイルに交換。
始動すると…、
きれいに一発始動!! 完全に正常に戻った!!!
ボクも、始動音を聞いてたユーザーさんもニヤリ。笑
イグニッションアナライザーで点火電圧みても、フロント側も点火するようになり、数値的にもOKになりました。
そして、さっき交換していたA/Fセンサーとスパークプラグを元々のものに戻しても、点火電圧も燃料補正値もすべて正常なままですので、原因はフロントイグニッションコイル2個の不良でビンゴ。
なぜかフロント側2個同時に壊れたので、フロント側がまったく燃焼できずブローしたかの症状になっていたようです。
走行チェックもして、問題ないことを確認してから、そのまま納車。
入庫から1時間足らずで納車となりました~。
ユーザーさんもあんな状態からすぐに帰れるようになると思ってなかったようでした笑
ちなみに、壊れたコイルは以前ユーザーさんの新品持込で交換した純正同等品の社外イグニッションコイル。
1万キロそこそこしかもたなかったです。
昔からうちでは純正イグニッションコイルしか薦めていませんでしたが、それは間違いないようです。
今の純正コイルは耐久性ありますからね。
純正のほうが価格は高いけど、1個2千円くらいの違いなら壊れないで安心して長く使えるほうがいいですよね。
今日はRX-8前期のエンジン不調点検。
レッカーで運ばれてきまして、エンジン掛けると、始動も非常に悪く、アイドリングも息絶える寸前でボフボフいってて、音だけで言えばブローしてるかもって感じ。
ただ、うちでいつもメンテしてるし、街乗りだけでいきなりこんなになるのは絶対におかしいので、早速点検。
まず、これまでのメンテ履歴や、この状態になるまでの過程で徐々に調子が悪くなっていったということ、さらには繋いだデータロガーから燃料補正値が非常に大きい数値だったので、これまで無交換だったA/Fセンサーをうちの中古良品に交換。
残念…、症状変わらず。
次に、本丸のエンジンの調子を見ました。
エンジンコンプレッションを測るのにプラグ外したら、リア側は問題なしだけど、フロントT側がベチャベチャで、試しにフロントL側も外したらベチャベチャで、もっとよく見れば中心電極は当分火が飛んでた形跡が無い。
原因は点火系っぽいなってことで、ちょっと安心しながらコンプレッション測定。
測定結果は、11万キロエンジンなのに全室だいたい850~900kpaと、ブローどころか絶好調!
さすがRT-01!笑
(スタンダードパワーエンジンなので、ハイパワーエンジンよりコンプレッションはそもそもが高めです)
次に点火系の点検。
飛んでなかったプラグを手持ちのOK品に交換するも、症状も変わらず。
イグニッションアナライザーで各プラグの点火具合をみると、やはりフロントのL/Tのプラグ2本がまったく火が飛んでない。
プラグを良品に変えても変わらないので、次にフロント側2個のイグニッションコイルを手持ちの中古良品コイルに交換。
始動すると…、
きれいに一発始動!! 完全に正常に戻った!!!
ボクも、始動音を聞いてたユーザーさんもニヤリ。笑
イグニッションアナライザーで点火電圧みても、フロント側も点火するようになり、数値的にもOKになりました。
そして、さっき交換していたA/Fセンサーとスパークプラグを元々のものに戻しても、点火電圧も燃料補正値もすべて正常なままですので、原因はフロントイグニッションコイル2個の不良でビンゴ。
なぜかフロント側2個同時に壊れたので、フロント側がまったく燃焼できずブローしたかの症状になっていたようです。
走行チェックもして、問題ないことを確認してから、そのまま納車。
入庫から1時間足らずで納車となりました~。
ユーザーさんもあんな状態からすぐに帰れるようになると思ってなかったようでした笑
ちなみに、壊れたコイルは以前ユーザーさんの新品持込で交換した純正同等品の社外イグニッションコイル。
1万キロそこそこしかもたなかったです。
昔からうちでは純正イグニッションコイルしか薦めていませんでしたが、それは間違いないようです。
今の純正コイルは耐久性ありますからね。
純正のほうが価格は高いけど、1個2千円くらいの違いなら壊れないで安心して長く使えるほうがいいですよね。
RX-8の18万キロ走ったノーマルエンジンはどうなるか? その2
次期マツ耐用の18万キロオーバーRX-8ですが、以前オイルをうちのオイルに交換して良くなったんですが、街乗りで乗っててまだ違和感があったので、コンピュータを当初から入っているものから、リアライズ・マスターの吊るしデータに書き換えました。
(画像はイメージです)
早速、乗ってみると…、これこれ!やっぱりこれいいわぁ。
まあ、自分で作ったデータなんだから当たり前だけど笑、18万キロノーマルエンジンでも全然良くなりますね。
まず発進が圧倒的に楽。
そこからアクセルを徐々に踏んで行って加速するのも楽。
そのままシフトアップしていくと、6速に入れるタイミングが確実に早くなった。
さらに、街乗り巡航時の微妙なアクセルコントロールの追従性も良くなりました。
これは、リアライズ・マスターを入れたら誰でもわかると思います。
われながら、純正で抑えている部分を違和感なく、うまく開放してるなって印象です。笑
そして、ここから現車セッティングで車両個々の仕様特性や状態に上手く合わせることで、全域でもっとも効率の良いセッティングを実現させています。
NAは1馬力・1馬力が大切です。
RX-8の車両特性からも、コンピュータは現車セッティングすることでレネシスの性能をフルで発揮できるようになります。
もともと、『コンピュータセッティング』って単にデータを書き換えることじゃなくて、クルマにあわせた調整をすることですからね。
(画像はイメージです)
早速、乗ってみると…、これこれ!やっぱりこれいいわぁ。
まあ、自分で作ったデータなんだから当たり前だけど笑、18万キロノーマルエンジンでも全然良くなりますね。
まず発進が圧倒的に楽。
そこからアクセルを徐々に踏んで行って加速するのも楽。
そのままシフトアップしていくと、6速に入れるタイミングが確実に早くなった。
さらに、街乗り巡航時の微妙なアクセルコントロールの追従性も良くなりました。
これは、リアライズ・マスターを入れたら誰でもわかると思います。
われながら、純正で抑えている部分を違和感なく、うまく開放してるなって印象です。笑
そして、ここから現車セッティングで車両個々の仕様特性や状態に上手く合わせることで、全域でもっとも効率の良いセッティングを実現させています。
NAは1馬力・1馬力が大切です。
RX-8の車両特性からも、コンピュータは現車セッティングすることでレネシスの性能をフルで発揮できるようになります。
もともと、『コンピュータセッティング』って単にデータを書き換えることじゃなくて、クルマにあわせた調整をすることですからね。