ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2016年02月

今週はご来店作業とお預かり車両のほかに、来週鈴鹿サーキットタイムアタックに向けてデモカーのセットアップとメンテナンスも行っております。

お客様の作業を遅らせるわけには行かないので、定休日返上でデモカー作業でした。

エイトリアンカップで課題になったところがありましたので、その部分を中心にルーティン項目と合わせて作業しております。


エイトリアンカップでは最高速がイマイチだったので、仕様をアレコレ変更して比較データの収集。
あわせてコンピュータセッティングも少し変更しました。

データ取りのあとは、机上でロガーデータの比較をして、最終仕様を決定します。
イメージ 1

そして、今シーズン2セット目のフレッシュタイヤに組み替え。
今回ももちろんRE-71Rの275/35R18です。
これをTWS T66-Fスペシャルサイズの10.5Jにあわせます。
イメージ 2

エンジンオイルにも、鈴鹿必勝スペシャル添加剤を注入。


さらに、気になる細かい部分や不安のあった部分もすべてリフレッシュしました。

ホントやれることは全部やってます。

それもこれも言い訳しないためです。笑

年明けからずっとBOになっていた、RX-8後期の新品6速トランスミッション。

今週になってやっと到着。
そして、本日装着。
イメージ 1
後期の6MTはブローするときは、ほぼ例外なく3速ギアが飛びます。
サーキット走行車だと、7~9万キロの走行距離で壊れることばかりですね。
使っているオイルによっては5万キロ以下って事もあります。

ギアの歯欠けなので、前触れなく壊れます。

歯がかけちゃうとなると運転でどうしようもないので、熱に強く油膜のしっかりしたオイルを使ってしっかり管理するしか現状やりようがありませんね。

OHして色々と対策で加工とかしようとしても、部品代と工賃がかさむので、壊れたサイクルで新品入れちゃったほうが安く済みます。

あと、5速のシンクロ・ハブ廻りが弱い。
これはダブルクラッチをするとか、我慢すれば走れますが、気持ちは良くないですよね。


ニューテックのギアオイルや、リアルテックのミッションオイルを使ってもらえば、スパスパした切れの良いフィーリングで、シンクロにも優しく、強靭な油膜でギアを保護しますし、さらにオイル自体も長持ちしますので、オススメです。

今日は朝からFDのメンテナンスで、オイルとクーラント交換からスタート。

遠いところからご来店いただきました。ありがとうございます。

エンジンオイルはリアルテックのド定番のRT-01、
ミッションはニューテックベースのリアルテックオリジナルブレンド RT-34、
さらにデフにはニューテック最強のギアオイル UW-76
という、リアルテックでの最強ラインナップ!

さらに、クーラントにももちろんニューテック。
良く冷えてエンジン保護性も高いZZ-91Rです。
イメージ 1
このクーラントを最大限に生かすには、少々手間をかけたほうが性能を引き出しやすいです。
出来る限り古いクーラントと混ぜないのが生かすコツ。
なのでクーラントを抜いたら水でジャージャーに洗い流し、さらにエアでガンガン水分を飛ばします。
これだけでも作業時間に1時間以上掛かります。

1℃でも温度を下げたいという気持ちで手間をかけると、このクーラントはちゃんと答えてくれますよ。笑

今日のご来店作業とお預かり作業の目処がついたあとは、鈴鹿に向けてデモカーのセットアップをしよう....、
かと思ったら雪が降ってきたので走行チェックできず...。
明日へ持ち越しです。

そうそう、今日レブスピード編集部から、来週23日のレブ鈴鹿・RX-8頂上対決の連絡が来ました。
今回のテーマは、『STOP THE REAL-TECH なるか』だそうです。笑

まあ、冗談か本気かはさておき、そうならないように気合い入れて頑張ります!!

サーキットなどハードなユーザーさんはミッションオイルやデフオイルに拘る方も多いですが、
街乗りオンリーなストリートエンジョイ派の方々は、ギアオイルなんて純正で良いじゃんと、エンジンオイルと違ってあまり拘らない方が多いように思います。

でも、オイルでフィーリングが大きく変わります。

ニューテックのギアオイルラインナップは、価格が高い安いの違いだけでない、すべてのグレードで特色・フィーリングが変わります。


今日RX-8に入れた『ZZ-31/32』はニューテックのギアオイルラインナップの中で当たりのやわらかいソフトなフィーリングになります。
イメージ 1
ZZ-31/32はニューテックオイルの中で一番ベーシックなギアオイルです。
最もお求め安い価格帯になってます。

街乗りのシフトチェンジだと、サーキットのような速いシフトスピードよりもゆっくりなシフト操作になると思います。
そんな状況で、確実にシフトの硬さなどストレスのないフィーリングになり、街乗り使用にピッタリです。

これって長距離運転でも、渋滞などでも結構効いてきて、運転疲れの低減にもなりますね。

純正オイルなどでは、熱が入っていくと徐々に引っ掛かり感が出て、フィーリングが悪化しますが、ニューテックオイルは熱が入ることでどんどん良くなり、長期間使用してもフィーリングの変化があまりありません。

もちろん、デフオイルとして使用しても、LSDの効き方もかわり、純正LSDにもマッチングがよいです。
機械式LSDにも、作動し始めを程よく効かせたい場合に有効です。

もちろん、耐久性も他のグレード同様ロングライフですし、サーキット使用もOKです。


リアルテックではどんなシチュエーションでもオイルでフィーリングチューニングを楽しんでもらいたいと考えております。

ご希望をお伝え頂ければ、使い方に合ったアドバイスもいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


さらに、今月よりニューテックオイル代理店になりました。
ショップ様からのお問い合わせもお待ちしております。

昨日はエイトリアンカップ鈴鹿に参加してきました。
イメージ 1
昼12時から1時間のフリー枠でしたので、最初にアタック、中盤でセットアップ変更、後半再度アタックという流れで組み立てて、走行自体はその通りに行えたのですが、ちょっとドタバタしてしまいました。

最初のアタックではなんだかタイムが出ず。ピットに戻ってタイヤエアを見たらやけに高すぎる。

アジャストして、2回目のアタックで自身のベストは抜きましたが、レコードタイムにはちょっと足らず。

足廻りは想定していた動きで、中盤の時間でリアの車高を下げてバランスを取りました。

で確認のラップで、ガス欠…。
やっぱり鈴鹿はガソリン消費量が多いね。ギリギリいけると思ったんだけど、ダメでした…。

一旦ピットに戻って、ガソリン給油。
この時点で、残り3分半。
残り1アタックがギリギリ。

そして、最終アタックでセクターベストを更新しつつ、
イメージ 2
出ました、2分23秒303!

RX-8の鈴鹿ラジアルレコード更新です!

ドライバーの谷川さんにホント頑張ってもらって、なんとか絞り出してもらいました。

あ~、胃の痛い1時間だった。笑
次回はレブ鈴鹿です。
そこまでに悪あがきして、更なるタイムアップを目指します。


さて、エイトリアンカップ全体はというと、走行前も最中も後も和気藹々。
パドックの和やかな雰囲気がかなりいい感じでしたね。

高速コースを走りなれた地元や西の方々がやはり速かったですね。

関東勢もいっしょに鈴鹿攻略頑張りましょう!

↑このページのトップヘ