ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

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2015年03月

今日は朝からあちらこちらへ出かけてまして、午後からリアルテックオリジナル・スピリット車高調の取り付け。


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今回もサーキットスペックです。

車高調は仮組みの状態でこちらに来ますので、すべてきっちり寸法を合わせて組み立てます。
これが結構時間が掛かる。笑
でも、それもすべては性能を発揮させるためですので、手は抜きません。


ウチの車高調は、すべてオーダーメイドで製作しますので、使うタイヤサイズやお好みの車高やバネレート、減衰で1本1本スペシャル仕様で製作してます。

サーキットスペックだけでなく、ストリートをFun to Driveな仕様で快適な仕様でもお作りできますよ~。



この週末はたくさんのご来店をいただきました。

早朝から夜までびっしり作業でした。

さらに通販のお問い合わせも多く、みなさまありがとうございます。


サーキットを走る人のメンテはもちろんのこと、
最近は、これからサーキットを走り始めたいから事前にメンテやセッティング、という方もいつになく増えてきてます。

サーキットを走るも、ストリートを走るも、ちゃんとメンテして調子がよいに越したことはありません。

定期的なメンテや点検も随時受付中ですし、効率のよいロータリーライフのためのアドバイスもできますので、お気軽にお問い合わせください。




12日のライセンス走行でデモカー2台を走らせました。

ニューテックカラーの2号機のメインは、ダンパーの仕様変更の確認。

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朝一から走れるライセンス枠はこの日が最後。
ということで、朝からタイムを狙いに来ている車でいっぱい。
年度末の平日なのにみんなやる気満々です。笑

しかし思いの外、気温が高く、さらに気圧が低い…。
タイムを出すには厳しい感じです。

朝一から走行を開始しました。
タイムは、2月に出したベストタイムのコンマ1秒落ちの2秒4。

さすがになかなかしんどいですが、ダンパーのセットもバランスが良い感じで、気温気圧を考えればいい感じです。

気温もどんどん上がってきていたので、青デモカーの方はリアのセッティングをちょっと変え、最後の枠まで休憩して、昼の走行枠は、赤の後期を走らせました。

この赤後期は、ノーマルエンジン羽無し3秒がテーマですが、徐々に足りないところを補ってどのくらいタイムがあがっていくかを検証しています。

前回の走行からの変更点は、タイヤをRSスポーツからRSスポーツSスペックに変更して、
ブレーキパッドを制動屋・リアルテックオリジナルパッドにしました。
それ以外はノーマルです。

で、タイムは7秒0。
先月走ったときは7秒9でしたので、0.9秒タイムアップ!
タイヤとパッドだけで、ここまで出るって事ですね。

特性的には常に弱アンダー気味。
リアはドンと安定しているので、安全で乗りやすいようです。

しかし、そのタイム領域で走ると、ロールが大きく、特に左前のタイヤ負担が大きいですね。
アンダーが出てる分、タイヤの磨耗具合も左前はあまりよくないです。

次はいよいよ車高調をつけます。



そして、最後は青いほうの走行です。

15時半からの枠ですが、気温が昼より高い13.8℃…。
さらに、気圧もさらに下がって1007hpa…。


パワー的には絶対不利な状況でしたが、タイムは…、



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ベスト更新!

そこそこ台数もいて、他の車両をさばきながらも2秒2~4でコンスタントにラップ出来てました。
ダンパーももうちょっと微調整が必要そうですが、いい感じになってきました。

結果的に1秒台レコード更新とはいきませんでしたが、ベストタイムの更新はしたかったので、満足な結果になりました。

これから季節的に気温が上がってきますが、継続的にテストを行って、来シーズンはレコード奪還・0秒台狙いで行きたいと思います。

先週木曜のTC1000、先週末の富士ショートと続いて、12日はTC2000でデモカーのテスト走行をします。

一週間で3回走行。

やりすぎだ。笑


朝から夕方まで丸一日あるので、たっぷりテストが出来そうです。

メインは新スペックのダンパーと仕様変更したLSDのセットアップ確認。

また、時間があるので、どこか1枠は赤の後期も走らせようかと思ってます。
こちらは、前回の走行から、足りなかったブレーキパッドを交換し、サーキット走行だと違和感のあるクラッチフィーリングを良くするための小加工をしました。

後期のクラッチは、クラッチペダルを急激に戻したときに、大なり小なり一旦引っかかって戻ります。

街乗りでゆっくりしたクラッチのつなぎ方ではそれほど気になりませんが、サーキットでの素早い動きでは繋がりが遅くなり、フィーリングが悪く、さらにタイムロスになります。
それを無くすために小加工しました。

加工後は、まったく違和感なくなり、足の動きに追従するようになりました。




もう気温も上がってきてるし、それぞれベストと同じくらい出ればいいかな~。
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昨日は富士スピードウェイ・ショートコースで行われました『毒蝮走行会』に参加してきました。
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去年のこの走行会で出したタイムは33秒3で、これはRX-8ラジアルタイヤでのレコードタイム。

それを更新するのが今回のミッションでした。


ですが、朝から雨…。

到着しても雨脚は止まらず…。

路面はもちろんウェットです。

午前中のアタックはスキップし、天候の回復を待ちます。

午後になってやっと雨は止み、そこから各走行枠が進むにつれ、タイムもどんどんあがっていき、走行ラインだけは乾いてきました。


そして、最後の走行枠でタイムアタック!
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アタック2周めで33.1で、レコード更新。
さらにクリアを取って、32.9でさらに更新。

一旦ピットストップ。
ドライバーコメント的には、バランスは良いとのことなので、エア圧だけ調整して、再アタック。

そこからは、なかなかクリアラップが取れず、33秒前半のラップが続き、
もう無理かなと思った最終ラップ。

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出た!
32秒731

前回の走行から大幅更新しました。

戻ってきたドライバーの谷川さんも、いつになく高揚してました。
1コーナー超頑張ってたんで、超怖かったそうです。

雨上がりで路面が出来てなかったので32秒台のればいいかななんて思ってましたが、予想よりコンマ2秒も速かった!
Sタイヤを履いたターボ勢に迫る勢いでした。

大勝利♪

走行会自体も、いつもの和気藹々な雰囲気で、みなさん楽しく過ごされていて、良い走行会でしたね。


主催のperiさんに運営の皆さん、谷川さん、ありがとうございました & 参加の皆さん、お疲れ様でした~。

来年は31秒狙い!

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