エンジンOHのシールクリアランス調整の続き、サイドシール調整も完了しました。
サイドシールは一般的にコーナーシールとのクリアランス(⊿E)がいくつということばかり気に取られがちですが、クリアランスとともにコーナーシールに対するサイドシールの当たり面の仕上げが重要です。
ここがきっちり出てないと、測定したクリアランスが同じでもまったく意味が無くなります。
リアルテックでは、サイドシールは両端の面を研磨して、シールの当たり面の跡がぴっちり端から端まで均一に当たるようにします。
その両端をそれぞれ設定クリアランスのフィラーゲージで測定し、さらに同じ感触になるように仕上げます。
ちなみに、削り面が荒れるので、荒い砥石や棒ヤスリは使わずに、全て耐水ペーパーで番手を変えつつ削っていきます。
クリアランスがちょうどよくなってきたら、サイドシールを左右にスライドさせてシール溝に引っ掛かりがなくスムーズに動くか確認・ダメなら指でギュッと押して溝の曲率に合うように鈑金修正。
最後にできたサイドシールのサイドハウジング当たり面側を定盤で平面度の確認して完成となります。
手間かかってるでしょ?笑
そして、今日はポートの段付き修正。
ノーマルタービンの場合は、ポートタイミングはノーマルがベストですが、さらにスムーズに吸気・排気をするために、ポート内部を研磨します。
最近エイトばっかりだったので、FDはポートの数が少なくて楽勝な感じです。
掘っても穴開く心配ないし。笑
これで、エンジン組み立て前の仕込が全て完了。
明日いよいよ組み立てます。

サイドシールは一般的にコーナーシールとのクリアランス(⊿E)がいくつということばかり気に取られがちですが、クリアランスとともにコーナーシールに対するサイドシールの当たり面の仕上げが重要です。
ここがきっちり出てないと、測定したクリアランスが同じでもまったく意味が無くなります。
リアルテックでは、サイドシールは両端の面を研磨して、シールの当たり面の跡がぴっちり端から端まで均一に当たるようにします。
その両端をそれぞれ設定クリアランスのフィラーゲージで測定し、さらに同じ感触になるように仕上げます。
ちなみに、削り面が荒れるので、荒い砥石や棒ヤスリは使わずに、全て耐水ペーパーで番手を変えつつ削っていきます。
クリアランスがちょうどよくなってきたら、サイドシールを左右にスライドさせてシール溝に引っ掛かりがなくスムーズに動くか確認・ダメなら指でギュッと押して溝の曲率に合うように鈑金修正。
最後にできたサイドシールのサイドハウジング当たり面側を定盤で平面度の確認して完成となります。
手間かかってるでしょ?笑
そして、今日はポートの段付き修正。
ノーマルタービンの場合は、ポートタイミングはノーマルがベストですが、さらにスムーズに吸気・排気をするために、ポート内部を研磨します。

最近エイトばっかりだったので、FDはポートの数が少なくて楽勝な感じです。
掘っても穴開く心配ないし。笑
これで、エンジン組み立て前の仕込が全て完了。
明日いよいよ組み立てます。