ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

カテゴリ: RE的研究

納車もすべて完了して作業も落ち着いたところで、ロータリーエンジンについて調べもの。

ちょっとうろ覚えなRX-7のアメリカ仕様エンジンについてちょっと気になってしまって、確認のため資料を引っ張り出してみました。
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USA仕様については日本での資料はほとんどなく、アメリカ発行の書籍から捜すしかありません。
なので、全部英語です笑。
おかげで気になったところもすっきりクリアになったし、それ以外に新たな発見もありました。
エンジンの構成が分かりやすい良い写真があって、こんな仕様になってたのか!とかね。

今回、一番欲しい情報がピンポイントで書いてあったのが、僕が尊敬してやまない自動車ジャーナリストの重鎮・山口京一さんの著書であるRX-7開発ヒストリーブックでした。
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欲しい所が唯一写真で載ってました。
日本語訳本付きですから読み易いですしね。
ちなみに、FC、FD、RX-8とそれぞれ山口さん著書の開発ヒストリーブックがあります。
それも写真もデータも貴重なものばかりで、ロータリーファンなら必ずすべて読んだほうがいいと思います。

そして、これは昔レーシングビート社長・奥さんから、『これ読んでしっかり勉強してな~』と言われて頂いたRX-7チューニングブック。
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大切にしてます。
あんまり日本では見かけない本ですね。

ロータリーエンジン研究にはどれも欠かすことの出来ない大切な書籍です!


最後に~、
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日本には無いFCのNAエンジン、前期と後期、両方補機付きで欲しいな~。
もし譲ってもいいよ!って人がいたらリアルテックまでご連絡ください!

今日は一日デスクワーク。
見積りなど作ってましたが、ちょうど飽きてきた時(笑)にたまたま特許を調べてみたら、マツダが申請したロータリーエンジンの新しい特許が公開されてました。
ワォ!!!

速攻ダウンロードして、いつものように読みやすいように全ページ印刷。

今回は、三角形のローターの燃焼室部分となる、ローターリセスに関するものです。
リセスの容積は、ロータリーエンジンの圧縮比設定にもかかわる部分であるとともに、燃焼コントロールに非常に大事な部分です。
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歴代、特に70年代にはいろんなリセス形状が有りましたが、近年(?)インジェクションモデルになってからはMDRといってローターのちょうど真ん中に長方形なリセス形状になってました。
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この縦横の幅・深さで圧縮比が決まります。
掲載されている図からすると、今回はかなり複雑な形状になってますね~。
また、2ローターな全体図もあるので、発電用のレンジエクステンダーでなく、動力RE・SKYACTIV-Rに関するモノっぽいですね!(燃費にも関係するところですからレンジエクステンダーにも転用できるのかな?)
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まだざっとしか読んでないけど、いつもより難しい話しっぽいで、じっくり読み込まないと理解できないかも。

数年前の技報でリセス関連の報告が有りましたが、そのときとも形状が違う感じで、マツダでは日々RE開発を進めている様子です。
ただ、特許は申請から公開まで1年半かかりますので、実際には2018年7月ごろの内容になります。
なので、今ごろはどのようになっているか分かりませんし、特許のまま出るわけではありませんが、REファンなら胸躍りますね。

さらに、この特許申請日の2018年7月17日は、ちょうどマツダ本社に行ってR26Bの取材をした日でした!
その際には、RE開発リーダーの清水さんにお話し伺ったんですよね。(もちろんお話の内容はR26Bのことですが)
超偶然。
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REファンのみなさん、期待して待ちましょう!

RX-・8前期の初期オイルレベルゲージのよくあるあるネタ。

前期のオイルゲージは3種類あります。
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最初が太くて(左)、その次が細くて黒く(真ん中)、最後が細くてシルバー(右)。
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で、初期型の太いレベルゲージは、オイル交換の際に外すと、ゲージがぐにゃっと曲がっているのが本当に多い。

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ゲージを抜き時にまっすぐ上に抜かず、手の入りやすい斜めから無理やり抜いちゃうからこうなります。
あと、エンジンカバーを付けたまま抜いたりしてもなりやすいです。

この曲がった状態でエンジンに挿し戻すとなかなか入らず、ゲージを回しながら位置があうとやっと入る感じ。

これじゃちゃんとオイルの量は計れないし、なによりイライラするので、できるだけまっすぐになるように指で押し曲げて直してます。
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レベルゲージが途中から細く多少しなるタイプになったのは、曲げやすいという理由からでしょうかね。

オイルレベルゲージは上からまっすぐ引き抜くようにしましょう。

今日もマニアネタ。
今回は、RX-7(FD3S)最後の限定車、スピリットR について。

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(画像:マツダ㈱より)


先日あるところでスピリットRの話しをしててちょっと気になってしまい、当時の生産状況を調べてみました。
せっかく調べたんでちょっと書いてみようかと。

スピリットRの意外な事実もありましたが、詳しく書きすぎると物議を醸す可能性があるのでそこは省きます。笑


FD3S・スピリットRは、1500台限定で販売され、2002年4月9日から2002年8月26日まで生産されました。
最終日にはFD3Sラインオフセレモニーがファンを招いて行われたのは有名ですね。
その1台1台に専用のシリアル入りプレートが貼り付けられていました。

スピリットR内のグレードは3種類、タイプAが2シーター、タイプBが4シーター革シート、タイプCが4シーターのAT でした。

ここからは、RE研究家ハマグチ独自調べです。

・3グレードの比率は、
タイプA:69.4%、
タイプB:28.0%、
タイプC:2.6%

→スピリットRの約7割が2シーターのタイプAです。やっぱり人気ですね。
そのかわり、ATのタイプCが圧倒的に少ない。ほとんど見ないのはほとんど生産されてないからですね。

・カラー比率は、各グレードそれぞれでほとんど変わらずなので、3グレードトータルでのカラー比率は、
20P イノセントブルーマイカ 14.5%
25G チタニウムグレーマイカ 48%
A3D ピュアホワイト 21%
A3F ブリリアントブラック 11.5%
NU ヴィンテージレッド 5%
 
→スピリットRの半数がイメージカラーのチタニウムグレーでした。やっぱりカッコイイもんね。
5型で爆発ヒットしたカラーのイノセントブルーマイカより、ピュアホワイトの方が1.5倍くらい多いのは意外。
6型登場時のカタログでトップを飾っていたヴィンテージレッドが圧倒的に少ないのも意外ですが、確かに赤のスピリットR見ないですよね~。

その数字上レアな、スピリットRタイプC・ヴィンテージレッドは、なんと生産1台のみ。

その『スピリットRタイプC・ヴィンテージレッド』をお持ちのそこのあなた!
そのスピリットRは世界で正真正銘1台のみです。

是非リアルテックまでご連絡ください。笑
(生存しているといいなあ~)

あと車体番号とシリアル番号の整合性を調べているので、スピリットRお乗りの方、宜しければあなたの車体番号とシリアル番号をこっそり教えていただけると嬉しいです!

先日LSD取り付けの作業をしたので、ついでにRX-8マニアネタを。


まずはこちらをご覧ください。↓↓↓
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RX-8用のデフカバー 勢揃い。
全部で4種類有ります。

左上 前期のド初期用 FDのデフカバーと同様な形状で取り外しの際にハンマー等で叩くところがあります。丸印の部分。まあまあレア。何台くらいこれかちょっと不明。
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左下 前期の大半はこれです。外す時にハンマーでどこを叩くか悩みます笑
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右上 前期最終用 後期の延長フィンをぶった切ったような形状。丸印の部分がそうです。
2007年10月から2008年2月までがこれみたいです。かなりのレアっぷりですが、1000台くらいはこれな模様。
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右下 後期用 冷却用の延長フィンが特徴ですね。サブフレームに取り付けるエアガイドプレートと併用でデフ温度を下げます。(取り付けると何度下がるかは直接比較したことが無いので分かりませんが、メーカーで対策してくるくらいですので効果はあると思います。)
前期でサーキットを走るのならば、LSDと取り付けた際に取付オススメです。でもストリートオンリーならわざわざ要らないと思います。
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右上の前期最終型のものは、その時には後期の延長フィン付きに切り替わっていて、それを加工して使ってたのかな?なんて妄想しちゃいますね。

どうです?
RX-8マニアの方、話しに付いてこれますか?笑
興味ない人にはどうでもいい話しですが、RX-8研究者にはたまらないネタです笑

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