ロータリーエンジン一筋!REAL-TECHブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のブログです。 RX-7・RX-8などロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニングをはじめ、ロータリーエンジン研究家としても活動しており、ロータリーエンジンの高効率化を日々探っております。

カテゴリ: FC関連

最近ありがたいことにすごい忙しくて、FCのエンジン作業が進んでません…。


生産から30年経った我がアンフィニⅢですが、当時、FC買ったらとりあえずチューニング!みたいな時代には珍しく、エンジン関係にもまったく手が入ってませんでした。

チューニング形跡どころか、エアクリやターボ周りやラジエータ廻りなど各所ホースバンドの締める位置やクリップの位置など新車の位置のまま、メンテナンスやトラブルの修理・整備で外した形跡も全然ない感じ。だから低走行なのにエンジン調子悪くなってるんですがね苦笑

(なんでバンドの位置や向きとか分かるの?って思うかもしれませんが、ボクは当時からクリップの位置とか向きとかボルトの位置とかすごくうるさいやつだったんですよ。正規の位置からずらしてあると気持ち悪くて仕方ない笑)


さらにそれをよく表しているところが、スロットルポジションセンサー。

FC後期のスロットルセンサーはご存知のように、よく調整は必要ですし、新車装着のセンサーはよく壊れました。
距離を走れば、だいたいみんな1回は壊れたり、ブーストアップなどチューニングする前に交換してたりしてるはず。
ボクも数え切れないくらい交換・調整してました。

20数年前、18歳でFC買った時、最初に覚えたのはプラグ交換、その次にスロポジ・アイドル調整でしたね。


後期の補修品スロットルセンサーは、新車装着センサーでトラブルの元となった部分を対策(強化?)されたモデルに切り替わってまして、その見分け方は配線保護チューブの色です。


新車装着センサーが灰色、対策補修品が青色です。

ウチのアンフィニⅢは・・・、
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もちろん、灰色!
このスロットルセンサーは壊れてないので、オリジナリティ優先で再使用します。

新車のままのセンサー付けて走ってるのってあんまりいないだろうから、今時レアでしょうかね。
(18歳で買ったFC・GT-Xから外した壊れてない灰色スロポジも確かまだどっかにあるはず笑)

12月に入ってサーキットシーズン到来!
月末のエイトリアンカップなどに向けて、セッティング作業やメンテナンスの入庫が増えてきてます。
今年年内のデモカーの走行は無しにしましたので、ユーザーサポートに徹します。

FCアンフィニⅢのレストア作業もちょっとずつ進めます。

最初はエンジンからやっていきます。
とりあえず動くようにしたいのでね。

数年前に下ろしておいて、奥にしまっておいた(放置してた?)エンジンを引っ張り出してきました。
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エンジン自体は、うちに来たときからコンプレッションが700kpaあるかないかと低くなっており、さらにその後シールが固着したため、OHが必要です。

今回のOHは、新品部品をバンバン買ってきて交換して直すのではなく、新車当時のオリジナルにこだわりたいので、できるだけ部品を再利用しつつ、手間を掛けて美しく直していきます。

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分解用エンジンスタンドに固定して、早速ばらし開始…、

といきたいところでしたが、奥から引っ張りだしたことで工場内がごちゃごちゃしてしまったので片づけをスタート。
パーツも要るもの・要らないものと分けて、さらには新しい簡易作業台兼溶接機スタンドの設置をしてたら、タイムアップ笑

分解はまた次回。

作業スペースがちょっと広くなったからまあいいか。

サバンナRX-7・FC3Sの限定車・アンフィニ・シリーズって集中ドアロックがないんです。

昭和な時代のクルマを知ってる人なら分かると思いますが、集中ドアロックがないクルマは助手席の人が降りるときに内側のドアロックをした状態で、外側のドアノブを引いた状態でバーンとドアを閉めると、ドアロックされます。

FCって、それをやりすぎるとドアノブが壊れるんですよね。
なので集中ドアロックのないアンフィニは、ドアノブが飛び出た状態になって壊れてることが多かった。


ウチのアンフィニⅢも例に漏れずその状態でした。
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(画像よくみたら、キーシリンダーもひしゃげてるし苦笑)


新しいドアノブを…と思ってもシェイドグリーン・カラーのドアノブはすでに生産終了。

そこで、ブリリアントブラックはなぜか他の色よりちょっと安くて、まだ在庫があったので、それを早速取り寄せました。
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色塗っちゃえば一緒なので、外装を直す時に一緒にペイントして取り付けます。


もちろん、風情のあるオリジナルなままのレストアをしていきますので、後付け集中ドアロックなんて付けません。
助手席は普通にロックせずに閉めたあと、内側からロックします!
不便なところもそのクルマのオリジナリティと思って楽しまないとね。

今週の定休日に、長年レストア待ちしてるマイFC・アンフィニ3を引っ張り出しました。
タイヤが10cmくらい土に埋ってまして、危うく土に帰ってしまうところでした汗
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レトロなターボタイマー以外はフルノーマルなこのFCを手に入れたのは、かれこれ11~12年前。
改造やノーマル戻しの形跡もなく、マジノーマル状態で、元々エンジンの調子が悪かったので数年前にエンジンを直そうと下ろしましたが、その後は忙しくてそのままにしてしまって、ボディカバーを掛けて置いてありました。

このアンフィニ3が誕生してちょうど30年ですので、いよいよレストアに取り掛かろうと思います。

とりあえず、現状の確認。

外装は元々クリアが剥がれてたり、ドア・フロントフェンダーに凹みがあったりでしたので、ボロいのは最初からでした。クリアがより剥がれてきてましたが、昔からさほど変わらず。

下廻りは錆が酷いかなぁと除いてみたら、元々シャシーブラックが広範囲で塗ってあったからか錆びてなくてよかった。でも、完璧にしないとね。


内装もカビもなく、雨漏りもなし。劣化はほどほど有りますが、ダッシュボードもメーターフード付近のもめくれてなくて、思ってたよりも程度がいい感じです♪
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エンジンルームもかんたんですが掃除して、ニューテックNC-101を全体に吹き付けました。

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マスターのブレーキフルードが無くなって、マスターバックが錆てるけど、意外にその下は錆びてないし。

そうそう、このNC-101ってのがまたすっごい万能で、錆止め・潤滑はもちろんですが、汚れ落としにもなるし、汚れも付きづらくなります。
ゴムにも安心なのもいいところ。プラスチックの汚れ落し・コーティングもできるので、うちではそこらじゅうに使ってます。
http://nutec.jp/products/chemical/nc101.html


あと一番の心配は燃料タンク内がどうなってるかですが、怖くてみてません笑。
ガソリンは満タン入れてあるので、取り合えずニューテックのNC-221ガソリン添加剤を入れました。
このNC-221は、ガソリンの劣化を抑制・タンクのコーティング、燃料ラインやインジェクターの洗浄をしますので、長期間乗らない・距離乗らないという場合にオススメです。

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ぼろい状態ですが、洗車や掃除してると愛着が増していきますね~。
ピカピカにして早く乗りたいです。

時間を見つけて徐々に作業を進めていきます。
まずは下りてるエンジンからかな。

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