ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。

カテゴリ: リアルテック日記

お預かりのRX-8は、作業ついでに付いているイグニッションコイルの品番をみたら、今となっては珍しい末尾アルファベットなしの初期型コイルでした。
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走行距離が少ないとはいえ、よく今まで持ったもんです。笑
まだ普通に火は飛んでますが、コイルは消耗品ですので壊れる前にイグニッションコイル全交換。
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現行イグニッションコイルは、品番末尾がCです。
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ちなみに、末尾なしは2003~2006年途中まで、
末尾Aは2006~2007年終わりくらい、
末尾Bは2007年終わりから2011年くらいまで、
末尾CはスピリットRが出るちょっと前くらいから、
だいたいこんな感じです。

バージョンが新しくなるたびに耐熱性が上がってるようです。

バージョンで壊れ方が違うんですよね。
末尾なしとAは、壊れた時にチェックランプが点きますので分かりやすいんですが、
末尾Bは非常にタチが悪く(笑)、コイルが壊れて火が飛んでないのにチェックランプが点きません。
(Aはチェックランプが付いても火は飛んでたりします。)
※このチェックランプは前期の話しね。後期はコイル単体のエラーコードは無くなり、そのかわりミスファイヤーのエラーコードになりました

そして、現行型・末尾Cはそれまでの壊れやすさがまったくなくなり、ほとんど壊れなくなりました。

ただし、イグニッションコイルが壊れる原因の一つとして、スパークプラグの磨耗劣化がありますし、
点火系が壊れた時の被害(カーボンによるエンジン・コンプレッションの落ち込み方)は結構速く・大きいので、どれにしても壊れる前に定期的に交換することが、エンジンの調子を良い状態で持続させるに必要なことかと思います。

ウチのお勧め交換サイクルは、
ストリート派ー→ プラグ・2万キロ、コイル(末尾Cで)・5~6万キロ、コード・キャップの端子がゆるくなったら
サーキット派→ プラグ1万キロ、コイル(末尾Cで)3万キロ、コード・コイルと同時交換
もしくは、本気でベストタイムを出したい本番直前(笑)

プラグとプラグコードはNGK、コイルは純正が今のところベストチョイス。

何はともあれ、コイルに末尾C以外が付いている場合は、とりあえず早めに交換してね。
でも、純正(1個5,000円)より安い社外品コイルは色んな理由でおススメしません。(あえて書きません)
必ず純正コイルを使ってね。

お預かりのRX-8は、リアルチェックの際に見つけた純正エアクリーナーボックス内のファンネル部分のネットが破れてました。それも結構な範囲でした。
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距離いってるとまあまあ破れてますので、RX-8で純正エアクリーナーな方はたまに点検してみてくださいね。

新品は出ないので、うちにあるエアクリボックスから部品取りして交換しました。
もう手持ちも少ないので、純正で単品設定してくれないかな~。
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そして、オイルフィラーキャップから下の部分が不可解にオイルで濡れてまして、オイルを入れる際にこぼしたのかなって思ってましたが、オイル交換作業の時にキャップを外したら…、
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ガスケットがいないし。

これもまあまあ外れやすいので、以前にキャップ脱着した人が見逃しちゃったんでしょうね。
オイルいっぱい入れた状態で横Gが大きく掛かると、フィラーキャップ部分までオイルが上がってくるのでそれで漏れたんでしょう。

ガスケットを直ちに取り寄せて、装着しました。
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これで、オイル漏れもなくなることでしょう。

なぜか最近は同じ作業がループしている気がします。笑

今週もRX-8のラジエータファンモーターの交換。
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左側がモーターが故障して止まってました。
念のため左右とも新品モーターに交換します。
画像では分かりにくいですが、ファンカバーの汚れもフキフキしてきれいにしております。
ラジエータ脱着とあわせて、クーラントはニューテックZZ-91Rに交換するのが定番です。


さらに、RX-7、RX-8ともにアライメント調整もここ1週間で何台もやってます。
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今預かりのRX-8は、前にアライメント調整した人が仕出かしてて残念な感じ。
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アジャストカムがサブフレームを飛び出しちゃってます…。
何でこんな感じになっちゃった(しちゃった)のでしょうか?
誰がやったか知りませんが、もっと注意深く作業して欲しいものです。

ブッシュも捻じ曲がってて異音もしてたので、ちゃんと正しい状態に戻して、本来のエイトらしい動きになるようにアライメント調整します。

リアルテックで、FDのマフラー交換といえば、社外マフラーから純正マフラーに交換 ってのがちょくちょく有ります。
最近は改造してあるのをノーマル戻しして、オリジナルの状態で乗りたいって方も多いですね。
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今回は前期型。
1~4型までが一緒です。まだ新品が出るのが素敵。
取付時には、バイク用のマフラーワックスを塗ってコーティング。
ヤマハ純正がいい感じです。
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交換前のマフラーが抜け掛かってたこともあり、交換後は静かになり、ロータリーエンジンならではの静粛性が増した感じになりました。
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ここからウンチク
ノーマルマフラーはボディデザインの邪魔をしないように、
テールパイプはバンパーラインに合わせて、2本出しで真上からみてななめカットになってますし、
真後ろから見たときにタイコを隠すかのように、タイコ後端とテールパイプ部分をオフブラックで塗って有ります。

デザイン的によく考えて上手く作ってあるんですよね。

個人的主観ですが、FDの美しいリアビューが一番映えるのは、ノーマルマフラーだと思ってます。

毎年大人気、エアコンオイル添加剤・NC-200コンプブースト。

今シーズンも相変わらず好評で、入れた後は設定温度を1~2度上げないと寒くて~みたいなインプレもよくいただきます。

ということで、今日は、改めてNC-200施工前後での吹き出し口温度の比較をしてみました。

対象は、先日うちに入庫した14万キロオーバーの前期RX-8。

設定温度は18℃、外気温は27℃(エイト調べ)、風量は7段中3段目に固定、エンジン回転はアイドリング900rpmでの比較です。

施工前
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ちょっと見づらいですが、吹き出し口温度はミニマムで7.9℃。

そして、NC-200を注入します。
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そして、施工後
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吹き出し口温度は、ミニマム6.4℃。

なんと、NC-200入れただけで、1.5℃も低下しましたよ。

こりゃ、設定を2度くらい上げないと寒くなるよね笑。

さらには、コンプレッサー内のフリクションも下げてエンジンパワーロスも低減しますので、エアコン使用時の燃費も改善します。
マジ効くエアコンコンプレッサーオイル添加剤です!

詳しくは、メーカーHPをみてください。
http://nutec.jp/products/compboost/nc200.html

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