ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

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カテゴリ: REAL-TECHデモカー

12月に入ってサーキットシーズン到来!
月末のエイトリアンカップなどに向けて、セッティング作業やメンテナンスの入庫が増えてきてます。
今年年内のデモカーの走行は無しにしましたので、ユーザーサポートに徹します。

FCアンフィニⅢのレストア作業もちょっとずつ進めます。

最初はエンジンからやっていきます。
とりあえず動くようにしたいのでね。

数年前に下ろしておいて、奥にしまっておいた(放置してた?)エンジンを引っ張り出してきました。
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エンジン自体は、うちに来たときからコンプレッションが700kpaあるかないかと低くなっており、さらにその後シールが固着したため、OHが必要です。

今回のOHは、新品部品をバンバン買ってきて交換して直すのではなく、新車当時のオリジナルにこだわりたいので、できるだけ部品を再利用しつつ、手間を掛けて美しく直していきます。

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分解用エンジンスタンドに固定して、早速ばらし開始…、

といきたいところでしたが、奥から引っ張りだしたことで工場内がごちゃごちゃしてしまったので片づけをスタート。
パーツも要るもの・要らないものと分けて、さらには新しい簡易作業台兼溶接機スタンドの設置をしてたら、タイムアップ笑

分解はまた次回。

作業スペースがちょっと広くなったからまあいいか。

マツダファンフェスタには、うちのRX-8後期デモカーのRSで行きました。

帰りは、途中京都に一泊してから帰宅しました。


京都から下妻までの燃費結果です。
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12.39km/L。
タッチブレインも燃料補正をしてありますので、給油量もこの数値とほぼ一緒でした。
距離は、純正メーターが555.5kmでした。

マシンスペックは、TYPE-RSノーマルに、油脂類など液体類はウチの製品で使えるものは全部使ってます。
さらに小細工もちょっとしてます笑
タイヤは、BSの高級タイヤPOTENZA S007!(乗り心地良いです!)

この車両は、オイルなど油脂類やパーツの評価用デモカーなので、コンピュータはラジエータファンのみ変更、燃調はあえてノーマルのままにしてあります。

重さ的には、2名乗車でリアシートにそこそこ荷物、トランクも荷物40キロくらい載ってました。


後半は結構頑張ってみたけど、13km/Lはさすがに無理でしたねー。

ちなみに、走行はできるだけ一定にそろえたいので、基本制限速度ピッタリくらいで走ってます。
80キロとか速度を落として燃費運転はしてませんよ。


コンプレッションも低速トルクも高いこの後期RSなので、今度は試しにもっと燃費を稼げる正攻法チューニングを施してみようかなと思います。

サバンナRX-7・FC3Sの限定車・アンフィニ・シリーズって集中ドアロックがないんです。

昭和な時代のクルマを知ってる人なら分かると思いますが、集中ドアロックがないクルマは助手席の人が降りるときに内側のドアロックをした状態で、外側のドアノブを引いた状態でバーンとドアを閉めると、ドアロックされます。

FCって、それをやりすぎるとドアノブが壊れるんですよね。
なので集中ドアロックのないアンフィニは、ドアノブが飛び出た状態になって壊れてることが多かった。


ウチのアンフィニⅢも例に漏れずその状態でした。
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(画像よくみたら、キーシリンダーもひしゃげてるし苦笑)


新しいドアノブを…と思ってもシェイドグリーン・カラーのドアノブはすでに生産終了。

そこで、ブリリアントブラックはなぜか他の色よりちょっと安くて、まだ在庫があったので、それを早速取り寄せました。
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色塗っちゃえば一緒なので、外装を直す時に一緒にペイントして取り付けます。


もちろん、風情のあるオリジナルなままのレストアをしていきますので、後付け集中ドアロックなんて付けません。
助手席は普通にロックせずに閉めたあと、内側からロックします!
不便なところもそのクルマのオリジナリティと思って楽しまないとね。

今週の定休日に、長年レストア待ちしてるマイFC・アンフィニ3を引っ張り出しました。
タイヤが10cmくらい土に埋ってまして、危うく土に帰ってしまうところでした汗
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レトロなターボタイマー以外はフルノーマルなこのFCを手に入れたのは、かれこれ11~12年前。
改造やノーマル戻しの形跡もなく、マジノーマル状態で、元々エンジンの調子が悪かったので数年前にエンジンを直そうと下ろしましたが、その後は忙しくてそのままにしてしまって、ボディカバーを掛けて置いてありました。

このアンフィニ3が誕生してちょうど30年ですので、いよいよレストアに取り掛かろうと思います。

とりあえず、現状の確認。

外装は元々クリアが剥がれてたり、ドア・フロントフェンダーに凹みがあったりでしたので、ボロいのは最初からでした。クリアがより剥がれてきてましたが、昔からさほど変わらず。

下廻りは錆が酷いかなぁと除いてみたら、元々シャシーブラックが広範囲で塗ってあったからか錆びてなくてよかった。でも、完璧にしないとね。


内装もカビもなく、雨漏りもなし。劣化はほどほど有りますが、ダッシュボードもメーターフード付近のもめくれてなくて、思ってたよりも程度がいい感じです♪
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エンジンルームもかんたんですが掃除して、ニューテックNC-101を全体に吹き付けました。

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マスターのブレーキフルードが無くなって、マスターバックが錆てるけど、意外にその下は錆びてないし。

そうそう、このNC-101ってのがまたすっごい万能で、錆止め・潤滑はもちろんですが、汚れ落としにもなるし、汚れも付きづらくなります。
ゴムにも安心なのもいいところ。プラスチックの汚れ落し・コーティングもできるので、うちではそこらじゅうに使ってます。
http://nutec.jp/products/chemical/nc101.html


あと一番の心配は燃料タンク内がどうなってるかですが、怖くてみてません笑。
ガソリンは満タン入れてあるので、取り合えずニューテックのNC-221ガソリン添加剤を入れました。
このNC-221は、ガソリンの劣化を抑制・タンクのコーティング、燃料ラインやインジェクターの洗浄をしますので、長期間乗らない・距離乗らないという場合にオススメです。

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ぼろい状態ですが、洗車や掃除してると愛着が増していきますね~。
ピカピカにして早く乗りたいです。

時間を見つけて徐々に作業を進めていきます。
まずは下りてるエンジンからかな。

マツ耐号の点検でエンジンコンプレッションを測定しようとコンプレッションテスターを接続。
そしてセルを回したら、まったく反応せず。

調べていくと、今回も数年に一度は起こるセンサーハーネスの断線。

うちはなんかっちゃあコンプレッションを測るためテスターの使用頻度がハンパないんで、ハーネスは消耗品です。
(でも、本体やセンサー自体は全然壊れませんね。)

前に数回ダメになってるので、ハーネスの新品スペアを最低2本は常にストックしています。
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速攻でハーネスを付け替えて測定完了です。


肝心のコンプレッションの数値は、デモカーのエンジンにしてはまあまあ高かった笑
まあ、スタンダードパワーエンジンだからってのもあるけど、組んでからビシビシ使ってるので徐々に上がってきてます。
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 ちなみに、デモカーのエンジンは基本テスト的な仕様なパーツで作るので、もったいなくて新品パーツは極力使わず、磨耗限度値ギリギリのハウジングや痛んだローターやローターハウジングで貧乏くさく作っているんで、いつもコンプレッションは低めなんです笑

このマツ耐号エンジンもシールやガスケット以外のパーツは、どれも10万キロを軽くオーバーしたものを使ってます。
(タイムアタック号のエンジンなんでサイドハウジングとローターは18万キロぐらいのヤツ使ってるし笑)

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