ロータリーエンジン一筋!REAL-TECHブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のブログです。 RX-7・RX-8などロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニングをはじめ、ロータリーエンジン研究家としても活動しており、ロータリーエンジンの高効率化を日々探っております。

カテゴリ: REAL-TECHデモカー

マツ耐号の点検でエンジンコンプレッションを測定しようとコンプレッションテスターを接続。
そしてセルを回したら、まったく反応せず。

調べていくと、今回も数年に一度は起こるセンサーハーネスの断線。

うちはなんかっちゃあコンプレッションを測るためテスターの使用頻度がハンパないんで、ハーネスは消耗品です。
(でも、本体やセンサー自体は全然壊れませんね。)

前に数回ダメになってるので、ハーネスの新品スペアを最低2本は常にストックしています。
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速攻でハーネスを付け替えて測定完了です。


肝心のコンプレッションの数値は、デモカーのエンジンにしてはまあまあ高かった笑
まあ、スタンダードパワーエンジンだからってのもあるけど、組んでからビシビシ使ってるので徐々に上がってきてます。
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 ちなみに、デモカーのエンジンは基本テスト的な仕様なパーツで作るので、もったいなくて新品パーツは極力使わず、磨耗限度値ギリギリのハウジングや痛んだローターやローターハウジングで貧乏くさく作っているんで、いつもコンプレッションは低めなんです笑

このマツ耐号エンジンもシールやガスケット以外のパーツは、どれも10万キロを軽くオーバーしたものを使ってます。
(タイムアタック号のエンジンなんでサイドハウジングとローターは18万キロぐらいのヤツ使ってるし笑)

9月のマツ耐でクラッシュしてしまったうちのマツ耐号。
ぼちぼち 復活に向けて動き出そうかと思います。

今日は時間が空いたので、事故後はじめてリフトアップして被害状況を再度確認。
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モノコックが結構いっちゃってますが(特にリア)、外装以外はスアリングギアボックスが壊れて、マフラーのテールがつぶれて、ホイールがちょっとえぐれたくらいかな。
ホイールがヒットしたのに、タイロッド以外のアーム類は全然OK。アライメントもフロントトー以外問題なしでした。


今のところ、ちょうどスペア部品取り用で下取ってあった車両に、必要なパーツを全移植って感じで進めようと思います。(これが一番お金がかからない!)
スペアカーから最初にモノコックを部品取りするとは…苦笑

今度の車両はTYPE-Sなんで、エンジンをハイパワーエンジンからスタンダードエンジンに変更した場合に電気的にスムーズにいけるか、整備書・電気配線図・パーツカタログから見比べて細かく違いを調べました。
2箇所ほど気になるところは有りますが、そんなに困難なところはない感じ。

新車両がイモビなしってのがラッキーポイントで、車体ハーネスなんかは移植しなくて済そうです。
と言っても、移植パーツリストアップしたら、作業はほぼ全バラの勢いですが苦笑。

来年の早い段階までには仕上がるように進めます。

昨日はマツ耐・静岡ラウンドに参戦して来ました。

朝から雨。
雨が強くなったり弱くなったりを繰り返し、前のパーティレースの予選もサーキットトライアルも赤旗が何回も出るほどコース状況は良くない模様でした。

レースは雨の方がアドバンテージがありそうだったので、雨はOKでした。

そして雨セットにアジャストして、予選スタート。
ピットが一番端っこだったことも有り、一番にコースイン。

雨量が思ったよりも多く、アウトラップからコースを外れる車両も多数…。

アタックラップに入り、300Rに差し掛かったところ…、
ハイドロプレーニングを起こして、スピン。
イン側ガードレールにクラッシュ…。
ステアリングロッドが曲がり、ハンドルが切れず、走行不能になってしまいました。

しかも、セッション赤旗を出してしまいました。
マツ耐参加の皆様の予選時間を削ってしまって申し訳有りませんでした。

ドライバーには怪我がなくて何よりですが、車の方はレッカーで戻ってきてざっとみたところ、モノコックの損傷が酷く、フロントフェンダーから内側に押され、リアフェンダーはテールランプから内側に押されトランクの中のフレームもゆがんでしまいました。
ステアリングロッドも90度曲がり、ラックもガコガコ音がして回らない感じ。
修理不可能なので、リタイヤしました。
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今回はロードスター勢とガチンコでレースをしたかっただけに残念無念…。
応援に来てくれた皆様、レースできずすみませんでした。
現地で温かい声を掛けてくれた皆様、ありがとうございました。

残念ですが、今年のマツ耐参戦はこれにておしまい。
来年以降はもちろん参戦方向で動きますが、車両をどのようにするかちょっと考えます。

水曜日の定休日に富士スピードウェイにて、マツ耐号のテスト走行。

レース当日の雨予報を見越して、ウェット日和で30分×4本走って来ました。
(朝着いたら晴天で焦ったけど苦笑)
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燃費の計測、ギア確認、タイヤエア圧の確認、イケメンドライバーの雨での慣熟度アップなどなど色々出来ました。

最後の枠はほぼ夜(笑)
ドライバーはコース状態がよく見えない中で無事に走りきりました。

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帰還した翌日からお客様作業の合間を使って、レース前のメンテンナンスと悪あがき。

コンピュータも、前回までは時間がなく、レース常用回転数までしかやってませんでしたが、
今回は予選モードということで高回転のパワーベストセッティングもしました。
今回ももちろんポール狙いです!
さらに、フィードバック領域も回転数・負荷ともに拡大して、ストレートで少しでも燃費を稼げるように合わせました。
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このマイナー前4ポート・スタンダードエンジンのコンピュータセッティングは、調整するマップをいつもより多く調整してあげないとピッタリ来ないんで、結構時間がかかります。


そして各所最後の点検もして、今日の夜やっとこさ完成しました。
ボディもきれいにしてコーティングまで出来ました。
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明日の午後より富士に向けて出発します。

ということで、明日の午後と明後日23日は営業をお休みします。

水曜日に富士でのテスト走行を控え、マツ耐号のアップデート。

筑波でドライバーを務めてくれた瀬在さんに指摘されたところを解消する為の作業を行いました。

ひとつめはスーパーナウさんのリアメンバーカラーを取り付け。
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これでゴムブッシュ6箇所でとめているリアサスペンションメンバーの余計な動きを抑制させます。

そして、ふたつめはジオメトリーが変わってる後期用のリア・ハブサポートに交換しました。
これは、トー変化を緩やかにしてくれます。
後期の売りのひとつですね。

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このハブサポート流用にあたっては、上下ラテラルリンクの取付部寸法も変わるので、アームも交換。
ハブサポートは中古で見つけてきたやつで、かなり安く済みました。

アームも程度の良い中古があればと思いましたが、ブッシュの程度も分からないし、アーム自体そんなに高くないので、思い切って新品にしました。

筑波戦までかなり急ピッチでクルマを作ったこともあり、どちらもやりたかったけど後回しにしちゃってたところなので、ご指摘はごもっとも。
さすがレーサー上がりのモータージャーナリスト・瀬在さん。
経験値が多いので、的確に分かりやすいアドバイスをしてくれました。

これで乗りやすくなればドライバーの負担も軽くなるし、余計な動きがあるとタイヤの磨耗を進めるので、そのあたりも抑えられるようになるかなと思います。

テストで使うタイヤも丁寧にピックアップを取って、車両側の準備は完了です。

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