ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

カテゴリ: ロータリー

今回は、最強のRE専用エンジンオイルRT-01を入れたくなるブログです笑


うちで車検ごとにエンジンコンプレションを測定しているサーキットユースRX-8の測定結果3回の遍歴をご覧ください。
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18年末の車検の時に、それまでのRT-01から他社メーカーのエンジンオイルに浮気していて、エンジンコンプレッションを測定したところそれまでの数値(上段)から大きく数値が低下していました(中段)。

それからRT-01に戻し、2年経った今回、再度測定したところ以前RT-01使用時で一番コンプレッションが高かった時くらいまで戻りました。(下段)
数値を見ると、リア側は今回が今までで一番上がっているので、前後差が減ってバランスがよくなってます。
(元々前後差が多少大きめですが、これは当時OH時にご予算の都合でフロントはまあまあ程度の良い中古に交換、リアはちょっと程度の良くない状態のローターを再使用したため、リアの当たりが付くのに時間が掛かった感じです。)


どうですか!このRT-01の威力。これだけはっきり数値に出るオイルです!

18年の車検から今回までにやったことは、RT-01とプラグの交換くらい。
それだけしてサーキットを好きなだけ走ってこの状態です!

よく、『RT-01を使ってコンプレッションが上がったあとに、他のオイルに交換してもコンプレッションキープしますか?』という質問をいただきますが、
この例を見てはっきり分かるように、他のオイルに交換したらせっかく上がったコンプレッションは下がります。

あと、サーキットで使うとエンジンが磨耗するから~といわれますが、これもコンプレッション数値をみて分かるように、RTオイルを入れておけば、そんなことも極小です。
安心してサーキットを走ってもらえますよ。

REをより良く・大切に・良い状態でキープしたいなら、エンジンオイルはRTオイル一択です!

大変お待ちいただいているRX-8 6ATのエンジンOHは、洗浄の済んだパーツの検品測定。

ハウジングは磨耗の測定と傷の確認。
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距離も距離なんで磨耗はほとんどしてなかったんですが、フロント側がブローしてましたので、ローターハウジングは摺動面が割れたアペックスシールでえぐれてたので交換。リアは摺動面の磨耗や傷も少なく再使用できそう。
フロントサイドは、ポート周辺に深い傷が入っていたので交換。
インタメハウジングは、奇跡的に傷が無く再使用OK。リアサイドも再使用。

ローターは、検品がてら重曹ブラストで取り切れなかったカーボンを手作業で細かく落していきます。
アペックスシール・コーナーシール・サイドシール・オイルシールなどシール溝内もきれいに完璧にカーボン汚れを落としますが、シール溝内のメッキを落としてはいけないので、ワイヤーブラシや粗いやすりなどは絶対NG。
表面を傷めない道具を駆使してカーボンを落とします。
出来上がったローターは愛着が湧いちゃうんですよね笑
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エキセンも各部測定して問題ないことを確認できたんでこれですべての検品が完了したので、見積り金額を算出します。

本日6月23日は、マツダがルマン24時間レースで総合優勝した日です。

当時の新聞の切抜きを貼っときます。
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1991年なので、もう29年ですね。
ルマンの歴代優勝車の中でも、マツダ787Bとロータリーエンジンの優勝はもっとも多く語られ多くの人の記憶に残るものではないでしょうか。

今のルマンもレギュレーション上ロータリーエンジンの参戦が可能なので、またいつかサルト・サーキットにロータリーサウンドが戻ることを願っております。

ここ最近は、リアルチェックやエンジン点検の作業が非常に多くなってます。
点検作業って一日複数台やると、かなり体力消耗します苦笑


さて、1年半くらい前に点検して、その時エンジンコンプレッション数値がメーカーの下限値以下だったRX-8。
エコプログラムやってからエンジンオイルをRT-01を入れて約1万5000km普通に走った後再度測定した結果がこちらです↓↓
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なんと、コンプレッションが約150kpaもアップ!
もうこれ別物のエンジンです笑

メーカーの下限値は680kpa(250rpm換算時)で、2018年10月当時(上段数値)は、6室中4室その下限値を下回っています。
それが、今日測ったら(下段数値)、一番低いところで790kpa、高いところでは870kpaオーバーですよ!
測ったこっちがビックリ笑
確かに試乗しても、『これぞ本来のレネシスのトルク!』っていう以上のトルクがあって非常に乗りやすい。

一般的に『エンジンOHや交換しかない』と言われてしまう状態のエンジンでも、リアルテックのエンジンオイルを使ってもらえばこのように調子を取り戻し、プラスアルファでよりトルクフルな状態に出来ます。(完全に磨耗してたり、ブローしてたりしたら別です)

もう何十台もこんな状態のエンジンをオイルだけで救ってきました。
信じた人のエンジンは救われます。
リアルテックのRTシリーズオイル、マジ効きます。

ラインナップは以下を参考にしてください
http://realtech.livedoor.blog/archives/2327215.html

今日は一日デスクワーク。
見積りなど作ってましたが、ちょうど飽きてきた時(笑)にたまたま特許を調べてみたら、マツダが申請したロータリーエンジンの新しい特許が公開されてました。
ワォ!!!

速攻ダウンロードして、いつものように読みやすいように全ページ印刷。

今回は、三角形のローターの燃焼室部分となる、ローターリセスに関するものです。
リセスの容積は、ロータリーエンジンの圧縮比設定にもかかわる部分であるとともに、燃焼コントロールに非常に大事な部分です。
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歴代、特に70年代にはいろんなリセス形状が有りましたが、近年(?)インジェクションモデルになってからはMDRといってローターのちょうど真ん中に長方形なリセス形状になってました。
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この縦横の幅・深さで圧縮比が決まります。
掲載されている図からすると、今回はかなり複雑な形状になってますね~。
また、2ローターな全体図もあるので、発電用のレンジエクステンダーでなく、動力RE・SKYACTIV-Rに関するモノっぽいですね!(燃費にも関係するところですからレンジエクステンダーにも転用できるのかな?)
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まだざっとしか読んでないけど、いつもより難しい話しっぽいで、じっくり読み込まないと理解できないかも。

数年前の技報でリセス関連の報告が有りましたが、そのときとも形状が違う感じで、マツダでは日々RE開発を進めている様子です。
ただ、特許は申請から公開まで1年半かかりますので、実際には2018年7月ごろの内容になります。
なので、今ごろはどのようになっているか分かりませんし、特許のまま出るわけではありませんが、REファンなら胸躍りますね。

さらに、この特許申請日の2018年7月17日は、ちょうどマツダ本社に行ってR26Bの取材をした日でした!
その際には、RE開発リーダーの清水さんにお話し伺ったんですよね。(もちろんお話の内容はR26Bのことですが)
超偶然。
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REファンのみなさん、期待して待ちましょう!

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