リアルテックで純正エアクリーナーボックスのフィルターの交換工賃は、たぶん他と比べてまあまあ高いかもしれません。
そこには理由があります。
フィルター交換の際は、エアクリボックスはずして、丸ごと洗浄しているから。
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エアクリボックス内は、よくみると細かいパウダー状のような砂埃で汚れてます。
フィルターを換えたところで、ボックス内に汚れが残っていたら、元も子もありません。
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今回も、ファンネルの網がブローバイの吹き返しもあり結構ドロドロに汚れてました。

洗浄の一環、エアフローメーターも外して、きれいに洗浄してます。
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また、長年使っているボックスは、ケースそものもが熱で歪んでたりするので、隙間から砂埃を吸いやすいんです。
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赤線で囲っているケース部分が微妙に歪んでます。
このような場合、純正フィルターのような外枠のパッキンが柔らかいクッション性のあるゴムで出来ているフィルターを使います。
これだとケースが多少歪んでいても密着性が高いので、ケースのあわせ面から砂埃を吸いづらいです。
NAの場合、ゴミや砂はそのままエンジン内に入ってしまいますので、直接ダメージを与えてしまいます。
それはエンジンコンプレッション低下にも繋がりますので、このような丁寧な作業と状況にあわせた正しいパーツチョイスは、エンジンを長持ちさせることに繋がります。

ちなみに、砂汚れが入ってしまって微妙な細かい傷が入ってしまってコンプレッションダウンしたエンジンでも、RT-01入れてもらうとエンジンコンプレッションが戻ることが多いです。
もっと強烈に戻すならエコプログラムも併用します。