先週末、不動のためお預かりしたRX-8もやっと手をつけることができて、修理開始。

症状的には、セルは回るけど、まったくエンジンが始動しません。初爆もなし。
点火系、センサー系は前に替えてからたいして時間が経ってないし、セルを回した感じもエンジン本体が原因ではないです。
エラーのログをみても何も残ってません。

ってことで、最初に燃料系を疑って、イグニッションオンにしてヒューズボックスにあるチェックコネクターを短絡して、フューエルポンプを強制的に動かしてみます。
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はい、フューエルポンプ動かない~。

じゃあ、フューエルポンプ本体が原因か!って思いがちですが、エイト前期はフューエルポンプにリコールが掛かったので、どれもそれなりに新しいものが付いているはず。
もちろん、この車両もそうでした。
そうなるともポンプが原因って考えづらいですよね。

でも、見ないでそう決め付けちゃいけません。必ず確認します。
手元にあるデモカー外しの良品ポンプ持ってきて車体側のポンプカプラーだけを繋いで電源オンしてみましたが、やはりポンプは動きません。
(動かなかったからいいけど、良い子はポンプを空回ししちゃいけませんよ!笑)
これで、フューエルポンプの線は消えました。

次は、配線図を参考に、簡単に換えられるところから替えてテストします。
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ウチの18万キロデモカーを後ろに並べて、リレー、レジスターリレー、コンピュータ本体、コンデンサーを剥ぎ取って交換してみましたが、どれをやってもまったくポンプは動かず。
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これで残すは車体ハーネスになるんですが、普通エイトならハーネスが途中でどうのこうのなってるって考えづらいんだよな~、なんて思いながら、まずフューエルポンプ・カプラーのアース線とボディとをテスターであたってみたら…、
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まったく導通ないし!!


そして、内装を剥ぐって、Cピラー下のフューエルポンプのアースポイントをみてみると...、
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なんかアース線をバイパスさせてるよ…。

バイパスを外して、純正通りの繋ぎ方に戻して、セルを回したら、
一発でエンジン掛かった!


このバイパス線、辿っていくと後付けセキュリティの線でした。
簡単に言うとセキュリティがぶっ壊れて、オンの時だけ断線するはずが、オフでも断線したままになっちゃってたってことでした。

原因が簡単に見つかって、よかったよかった。
これまでの経験上、不可解な現象はだいたい後付けの物や作業が原因となる場合が多いです。