RX-8スピリットRのエンジンOHを進めています。

ちょうど季節的に測定器に良い室温・20℃に合わせやすく、エンジン製作にはいい季節。
各部クリアランス測定と調整を一気に進めました。
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ローターとローターハウジングも再使用でしたが、前後ともそのままで幅差もちょうど良い感じ。

軸受け部、エキセンのジャーナルと、ローターメタル&メインメタルのオイルクリアランスは、ドンピシャ。
2点・3点測定ともに狙い通りに超絶上手くいきました。
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アペックスシール・コーナーシール・サイドシールのガスシールも元々付いていた古いシールをすべて測定して、クリアランス数値をメモ。

アペックスシールは、ローターハウジングとの摺動面のあたりもきれいで偏磨耗もなし。
シールで一番減るアペックスシールの高さもほとんど減ってませんでした。
RT-01偉い!
アペックスシールの厚さは横一直線に凹むように磨耗しますので、測るには普通のマイクロメーターでは測れませんので、先端の尖ったポイントマイクロメーターを使用します。

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このポイントマイクロメーターは使用済みアペックスシールを測る為だけに使ってます。笑


コーナーシールは、側面の黒いDLCコーティングが一切剥がれてませんでした。
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これは、オイルがいい仕事している証明です。やっぱRT-01は偉い。笑
レネシスのサイド排気によって、コーナーシール側面の油膜保持しづらいのでDLCコーティングがされてますが、耐熱性が低いオイルではこのDLCが剥がれてしまって、コーナーシールの動きが悪くなり、エンジンコンプレッション低下に繋がります。

そして、すべて新しいシールを使ってクリランス調整。

サイドシール溝の長さランクが後期から設定された超大きいところが1箇所ありまして、その部分だけは在庫の無加工サイドシールを用いてジャストクリアランス値で調整完了。
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今回もきれいな数値で合わせることができました。
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