ピロ修理をしたFD、次はアライメント調整です。

アライメント調整で調整するのは車高、キャンバー、キャスター、トー、このあたりになりますが、
特にFDの場合は、キャンバーキャスターを同じ調整カム位置にしているにももかかわらず、左右での数値のバラつきが多いことがよくあります。

その場合は、カムでいきなり合わせるんじゃなくて、まずはサブフレームを動かしてセンタリングします。
モノコック側にはサブフレームに刺さる位置決めピンがあり、位置はだいたいそれで決まります。
しかし、ピンもゆるいので、サブフレームがモノコックに対して微妙に左右にずれていることが多く、
モノコックに付くアッパーアームと、サブフレームに付くロアアームの位置関係がずれますので、キャンバーに差が出ます。

今回も同様で、左右キャンバー差が0.6度くらいありましたが、サブフレームのセンタリング後は、左右の数値が同じになりました。

調整前はボルトのワッシャーと、サブフレームの取付面がずれてます。
向って左側のワッシャーが取り付け面から浮いてるように見えると思います。
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サブフレームを左にずらした調整後は、ワッシャーと取付面がピッタリあってます。
20200309_162327
分かりづらいかな笑

左右のカムをバラバラに調整すれば、数値的には左右同じキャンバーキャスターにすることはできますが、
センタリングはアライメント調整の基本だと思ってますので、まずはすべての左右のカム位置を一緒にして、フレーム側で合わせてから、カムで微調整してます。
微妙な差ですが、これをやるやらないで直進性が違う気がしますし、ステアした時のフィーリングの左右差も抑えられると思います。
なにより左右でカム位置が同じにできると気持ちがいいです笑

あとステアリングボスを一旦外して、ステアリングのロックtoロックの左右位置も調整してます。
社外ステアリングにしてるとずれてることが多いんですよ。

アライメント調整は、ただ数値をあわせれば良い訳ではないんですよね。笑