今日は一日デスクワーク。
見積りなど作ってましたが、ちょうど飽きてきた時(笑)にたまたま特許を調べてみたら、マツダが申請したロータリーエンジンの新しい特許が公開されてました。
ワォ!!!

速攻ダウンロードして、いつものように読みやすいように全ページ印刷。

今回は、三角形のローターの燃焼室部分となる、ローターリセスに関するものです。
リセスの容積は、ロータリーエンジンの圧縮比設定にもかかわる部分であるとともに、燃焼コントロールに非常に大事な部分です。
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歴代、特に70年代にはいろんなリセス形状が有りましたが、近年(?)インジェクションモデルになってからはMDRといってローターのちょうど真ん中に長方形なリセス形状になってました。
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この縦横の幅・深さで圧縮比が決まります。
掲載されている図からすると、今回はかなり複雑な形状になってますね~。
また、2ローターな全体図もあるので、発電用のレンジエクステンダーでなく、動力RE・SKYACTIV-Rに関するモノっぽいですね!(燃費にも関係するところですからレンジエクステンダーにも転用できるのかな?)
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まだざっとしか読んでないけど、いつもより難しい話しっぽいで、じっくり読み込まないと理解できないかも。

数年前の技報でリセス関連の報告が有りましたが、そのときとも形状が違う感じで、マツダでは日々RE開発を進めている様子です。
ただ、特許は申請から公開まで1年半かかりますので、実際には2018年7月ごろの内容になります。
なので、今ごろはどのようになっているか分かりませんし、特許のまま出るわけではありませんが、REファンなら胸躍りますね。

さらに、この特許申請日の2018年7月17日は、ちょうどマツダ本社に行ってR26Bの取材をした日でした!
その際には、RE開発リーダーの清水さんにお話し伺ったんですよね。(もちろんお話の内容はR26Bのことですが)
超偶然。
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REファンのみなさん、期待して待ちましょう!