今週は毎日のようにRX-8のコンピュータセッティングしてます。

ほとんどがサーキット走行を楽しんでいる車両ですね。
エイトリアンカップ参加車も多く、1psでもパワー出してストレートスピードを稼ぎたいですもんね。
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車両それぞれからパワーを出せる出すには、現車セッティングが必須だと思ってます。
ちょうど寒くなってきてるので、RX-8のコンピュータセッティングには非常にいい時期です。

NA(自然吸気)エンジンの場合、気温(吸気温)で充填効率が大きく変わります。
そのため燃料マップなどの読む位置が変わってしまいます。

ターボみたいにエンジン回転×インマニ圧で構成されるマップだと、ブースト圧を調整すればマップの読む位置を変えられますが、気温は操作できないので、エンジン回転×充填効率で構成されるマップは読む位置を操作できません。
なので、中途半端な気温でセットするより、寒い時期と暑い時期両方でできるとキチンとセッティングが出せます。

RX-8の場合、寒い時期と暑い時期だと、充填効率はざっと10~15%くらい変わるんですよね。

ちなみに、ウチのリアライズの場合、寒い時期にセッティングした車両は、暑い時期に再度来てもらっての夏セッティングの確認とセッティングデータ変更(必要な場合)は基本無料でやってます。
(最初にセッティングした仕様と同一の場合に限ります)