洗浄の終わったエンジンパーツを検品しました。(分解時の測定で、組立て用の測定・調整はまた別です。)

使える部品・使えない部品の選定ですが、これがなかなか時間が掛かります。
作業途中で使えなかったとなると、金額が変わっちゃうとまずいし、また一から調整をやり直しとなる部分もあるので慎重・丁寧に行います。

サイドハウジングは磨耗も腐食もOK、
ローターハウジングは、オイル潤滑が悪く、磨耗に傷も多くアウト。(だいたいダメですね)

ローターは、シール溝の変形や傷の具合、ローターメタルの磨耗と真円チェック、
ステーショナリギアも、ギアの具合、メタルの磨耗と真円チェック。
その中心を通るエキセントリックシャフトは、ジャーナル径の測定と、先端の振れを測定。
軸受けの測定には、新規導入したデジマチックホールテストも使って、2点・3点測定で詳細に測定します。
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3

さらに、サーキットをガンガンはしるとエキセンにクラックが入ることが最近よく見受けられるので、エキセンをミクロチェックでクラックチェックしました。
イメージ 4
画像では分かりづらいけど、問題なし。
ちなみに、今のところエキセンのクラック予防対策は、
1:エンジン回転を抑える
2:クラッチ・フライホイールを軽量タイプに交換する
ぐらいです。
1は速く走ろうとするとなかなか守れないけど…。苦笑
サーキットを多く走る人は、早めに軽量クラッチへ交換をオススメします。


それ以外のエンジンパーツ、エンジン補機パーツ・センサーも含め、測れるものは全部測って良否判定完了。
これで、見積り金額を算出できます。