エンジンOH時に使うための新しい測定器を導入しました。
軸受けメタル(ベアリング)の内径を測る3点内側デジタルマイクロメーター!
ずっと欲しかったです、これ。
もちろん、1ミクロン単位で測定できます!
ロータリーエンジンの軸受けのオイルクリアランス値は、ステーショナリギアのメインベアリングの内径およびローターのロータベアリングの内径から、エキセントリックシャフトのジャーナル部外径を引いて算出します。
3点測定は、ベアリング測定に一般的なシリンダーゲージの2点測定よりも素早く正確な測定値を得られます。
特にこのミツトヨ・ボアマチックは、レバー操作のみで測定子がゆっくり広がりますので、ホールテストよりも測定物に当たる部分の圧を一定化しやすいので、ベアリングのような表面が柔らかい素材にはより良い感じです。
さらに線測定なので、ベアリングに傷が付かないので、いっぱい測ってもOK!
ただ、3点測定は楕円形状になってるかはわからないので、
ベアリングの楕円の変形判定はシリンダーゲージ、
オイルクリアランスの測定は3点マイクロって感じでやろうかと思います。
ただ楕円や多角形になってることってほとんどないので、ボアマチックだけでいけるようになるかな。
いや、両方で測定するんだろうな。笑
測定工数は増えますが、その分出来上がったエンジンの精度は上がります。
今度作るマツ耐用エンジンから使います。