昨日のエンジンの軸受け(メインメタル)についての続き。

分かりやすいように、比較としてオイルの性能によってダメになってるメインメタルを2点ご覧ください。


こちらは、量販店でも最安値のオイルでサーキットでガンガンに使ったエンジンのメタル。
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一番外側の部分が剥離してますね。
内側も剥離までいってませんが、まあまあ磨耗している。
走行ごとに交換しても安いものはハードな走行には向いてないですね。
でも、かなり安いわりには健闘してる。でも、ダメです。笑



次は、有名な高いオイルなのにまったくダメになっちゃってるメタルブロー寸前のもの。
イメージ 2
内側外側、ほぼ全周的にわたって銅の層まで到達しています。
完全に油膜が弱い。上の最安値オイルよりダメな感じです。
これ、サーキットでは使っておらずストリートオンリーで4万キロ走行しただけのもの。
オイル交換サイクルも3000キロ毎だったとか。
メーカー出荷エンジンだったのでクリアランスの数値がどうのって話しではなく、完全にオイルがよくありません。
価格はウチのRT-01とほとんど一緒なのにね…。


そして、そのブロー寸前メタルと、ニューテックオイルを使用したエンジンから外したいい感じのメタル(10万キロ使用)を並べてみました。
ちなみにこれは昨日のRT-01を使ったエンジンのものとも違うメタルです。

イメージ 3
全然違うでしょ。

ニューテック使用の方は、当たりが強く出てるところもありますが、1層目で収まってます。
使用オイルがニューテックだけなエンジンはだいたいこんな感じです。

これがはっきりと判るオイルの性能の違いです。

何度も書きますが、RT-01はリアルテックとニューテックのコラボレーションオイルです!
RT-01が高い!と言う方は、ニューテックオイルのリーズナブルなタイプもありますので、ぜひどうぞ。