先日初めて入庫したFD6型、リアルチェックで乗ってみたところ、なんだかギアが1段低くしないとスムーズに走らない。
3000rpm以下の負圧領域が明らかに遅い。
さらに、アイドリング負圧も-57kpaと低め。
仕様は、マフラー交換のみで、コンピュータがノーマル。
コンプレッションは8キロ半ばから後半くらい。
2万3000キロと低走行距離だし、ちゃんとメンテもしていたようで、センサー類も問題なし。
スロポジいいところの数値。
プラグの程度も問題なし。火もしっかり飛んでる。
でも、明らかに遅い。
60キロ以下の街乗りで5速が全く使えません。
交差点も2速まで落とさないとかったるいくらい。
試しに、同じような仕様である敏腕FD(3型10万キロ)を試乗。
こっちはやっぱり普通に5速50キロでもぐいぐい走ります。
(オレの感覚はおかしくないな。笑)
まあ、ウチで丹精こめて組んだエンジンって事はあるけど、それでも違いが明らか。
FDってこんなもんって思われてしまうのもしゃくなので、原因を探ります。
そこで、そのFDのメンテ履歴では200キロ前にオイル交換してはあるけど、僕が一番オススメしないどこでも売ってる超有名オイルメーカーのものが入っていたので、試しにオイル交換してみようとなりました。
そこでチョイスしたのが、いつものRTシリーズ…、ではなく、
相談の上、ニューテックNC-50/NC-51で、1対1でブレンドしみました。
交換後は、アイドリングで油温を80度まで暖気。
そしたら、みるみる負圧が上がっていきます。
10分程度アイドリングさせただけで、-61kpaまで行きました。笑
そして、走ってみると…、
トルクが復活!!
5速1500回転でも普通に走れるようになりました。
その回転での巡航負圧も、-10kpaぐらいだったのが-50kpaあたりで走れるようになりました。
坂道もシフトダウンなく、ぐいぐい登るようになったしね。
これが本来のFDのトルクだよ!
ニューテックオイルは使い込んでいくともっと良くなっていきますし、これでさらに楽しいロータリーライフが送ってもらえます。
しかし、オイルだけでこれだけ変わるとは…。
やっぱりニューテックオイルは凄い。
フラッグシップモデルではなく、ベーシックモデルでこれだけの効果がでるんだもの。
うちでオイル交換すると、帰りにその違いがよく分かるとか、凄く速くなったとよくいわれますが、まさにこういうことなんですね。
ニューテックオイルしか取り扱わないので、良いほうに感覚が麻痺してましたが、再認識しました。
エンジンを生かすも殺すもオイル次第!!
ちなみに、それでもリアルテック謹製ノーマルポートエンジンとリアライズコンピュータ、さらにニューテックオイル漬けである敏腕FDのほうが、低速トルクは圧倒的にありますよ。笑