週末は多くのご来店ありがとうございました。


さて、ちょっと時間が空いた隙にウチのFDデモカー・敏腕号のオイル交換。

履歴をみると結構ほったらかしでした…。
ウチの敏腕さんにしかられました…。苦笑

そこでユーザーさんのオイル交換時にもやっている、『ついでにちょっと下回りを点検』をしてみてみると、

次に気がついたらなぜかこんなところまで分解するはめに。
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というのもインマニからリアハウジングをつたって液体が垂れてきてる。

色的に茶色じゃなく赤い。


まさかと思い、急遽サージとACV外して、しっかり点検してみると、プライマリーインジェクターホルダー付近に同じ色が付いてる。


ダイアグノーシスのところから、フューエルポンプのところをジャンプして、強制的にポンプを動かしたら、
パルセーションダンパーの頭の穴からジャージャーガソリンが漏れてくる。
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あわわ。


ちょっとそのままにしておくと、ガソリンがインマニとリアローターハウジングの隙間にじゃんじゃん溜まっていきます。汗

あわわわ。

こんなところから漏れてくるの実際にみるの初めて。
(昔インジェクターの樹脂部分がわれてピューと漏れてたことはあったけど)

そういえば秋ぐらいからアイドリング中に外気導入にするとガソリン臭かったな。
これが原因だったか。

インマニの下はエキマニ。

溜まったガソリンはエンジンの熱でそのまま揮発したり、下に滲みてきてもエキマニに掛かるほどではなかったので揮発しておわりだったのかもしれません。

しかし、サーキットなどで高負荷で横Gが掛かっての走行をしてたら、あわや大惨事。
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速攻スペアのパルセーションダンパーに交換して修理完了。
試走したら、メチャメチャトルクが戻りました。笑
燃圧がちゃんとかかるんだからそりゃそうだ。

年々、定番箇所だけじゃすまないトラブルも増えてきますね。

最近のガソリンは昔じゃ考えなかった成分が入っているので、もしかしたらこのような古くなった燃料系統ゴムパーツは結構やられ易くなるのかもしれません。

エアコンつけて異臭がしたら、先ずは点検することをオススメします。