先日登録した中古車のFD、帰り道に突然スピードメーターとタコメーター、トリップオドメーターが動かなくなりました。
 
車検が通った直後に動かなくなるなんて、タイミングの良い憎いやつめなんて思いつつ笑、
ちょっと走ると突然復活。
オドとトリップはちゃんと走った距離だけ進んでる。
 
で、到着間際でまた動かなくなり、その後は一切動かない。
次の日になっても動かないので、バラシてどこが悪いかトラブルシューティング。
 
といっても、おおよそスピードメーターCPU周りあたりが悪いのは、症状から分かります。
 
 
じゃあ、タコメーターが動かないのは何で?って思うでしょ?
 
FDのスピードメーター内にはCPUが入っていて、スピード信号だけでなく、エンジン回転信号なども一旦スピードメーターのCPUに入り、そこからタコメーターやTWSユニット、ECUに信号を送ります。
(ECUに送るのはスピード信号のみで、回転信号はECUからスピードメーターに来ます)
なので、スピードメーターはただスピードを表示するだけでなく、他の表示や制御の基点にもなっているわけです。
 
 
さらに、今回は動かなかった後に突然復活しているので、配線の断線も考えづらく、イルミネーションも付いているのと油圧・水温・燃料メーターは正常に動いているので、アース不調も考えづらい。
 
なので、トラブルはスピードメーターCPU周りに絞れるわけです。
 
 
試しに、部品取り車のスピードメーターのみを付け替えてみたら、オドもトリップも付かず、しまいにはレブリミットやクーラントのブザーが鳴る。
コレも壊れてんじゃん!苦笑
 
ってか、もしかしたらメーターケースのプリント基板の接触がおかしいのかな、なんて思いつつ、
ちゃんと切り分けるために、正常に作動しているうちの敏腕FDのメーターまわりをばらばらに分解してスピードメーターを外し、中古車FDのメーターケースに取り付け。
ちゃんと作動OK。
コレでプリント基板じゃないことはわかりました。
 
ほぼスピードメーター本体に絞れたな。
 
とは思いましたが、ここで終わりとせずに、確実に動かない状況も確認しないといやなので、
中古車のスピードメーターをウチのFDのメーターケースに付け替えて、中古車FDと敏腕FDの両方に取付けてみたら、共に動かない。
 
コレで完全にスピードメーター本体の不良と診断できました。
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早速スピードメーターを注文。
在庫もあったので、一安心。
 
 
確かに、今回の場合、そこまで診断しなくても、タコメーターとスピードメーターが動かないので、単純にそれらを交換しちゃえばちゃんと直って、修理完了チャンチャン、
となったかもしれませんが、そんな『かもしれない修理』は直ったとしても本質を捉えてないし、もしメーター本体じゃなかったら、また違うところを買ってくる羽目になり、コストも余計にどんどん掛かります。
 
なので、時間は掛かってもひとつひとつ考えながら点検できれば、本質も見えてコストも最小限ですみます。
さらには、次に同じような症例があったときの近道にもなるので、手間と言うコストもどんどん下がりますね。
ウチみたいに同じ車種しか作業しないところには、同じパーツもあるので、お試し交換も容易です。(今回は不良在庫でしたが汗)
 
リアルテックは、どこの修理でもこんな感じのアプローチで修理してま~す。
 
NHKのドクターGみたいな感じかな。人もクルマ(機械)も直していくアプローチは変わりません。
 
なら、さしづめドクターRってことで。笑