今日は朝から一日TC1000でデモカーのテスト走行でした。
3月までのアタックシーズンではTC2000やTC1000、富士ショートコースのコースレコードを更新してきましたが、タイムが徐々に上がっていくにつれて、新たな課題も出てきてました。
今はシーズンオフですし、いったん今までのセッティングをわざと崩したりして、足回りを中心にあれこれ変えて、更なるタイムアップに向けて一からテストしました。
そこが決まれば、かなりタイムアップが期待できますからね。
今日はファミリーライセンス走行枠でしたので、走行時間はたっぷり、9時から16時まで。
最後まで使ってテスト項目をこなしていきました。
ドライバーは、いつもお願いしている谷川達也選手です。
今日の総走行時間は、2時間40分、走行枠8本です。
さらに、走ってるときはすべてクーリング無しです。笑
気温も30度ぐらいまで上がって、めちゃくちゃ暑かったですが、まったくどこも壊れず完走です。
エイト自体も丈夫ですばらしいですが、ブレーキパッドの効きやミッションの入り、デフの効き具合も走行はじめから終わりまでフィーリングがまったく変わらずなのはすごいところ。
気温の上がった昼ごろはパワーが下がってきましたが、気温の下がってきた3時ごろにはまたパワーも戻ってきましたしね。
改めて制動屋さんやニューテックさんの作る製品のパフォーマンスの高さを感じます。
さて、テストですがかなりの項目・セッティングの組み合わせを試せて、今まで課題になってきたところはほとんど解消され、バランス・フィーリングもかなり良くなり、最終的にまとまりました。
良かった良かった。
なんせ、ベストタイムの40秒6が出たのが、最後の枠。
一番タイムの出る朝一の枠よりもコンマ2秒アップです。
タイヤも1セットだけなので、一日中使った状態で出ましたからね。
タイヤ添加剤を入れてありますので、グリップの復帰特性が良いというのもありますが。笑
次はTC2000に持っていって、最終コーナーなどの高速コーナーでもセッティングの方向性の確認と、さらにセッティングを進めて、全体レベルの底上げをします。