ダイヤルゲージの次はそれをつけるシリンダーゲージ。

シリンダーゲージはその名の通り、シリンダーの内径を測る測定器です。


レシプロではまさにシリンダーブロックの径を測る時に使いますね。

ロータリーではどこを測るときに使うかと言うと、ステーショナリギアとローターのベアリング内径の測定に使います。
この内径とエキセンのジャーナル部分の外径の差がオイルクリアランスになります。


このシリンダーゲージ、リアルテックでは、一般的な標準シリンダーゲージではなく、短脚シリンダーゲージを使用しています。

コレがこだわりです。


レシプロなどのシリンダーブロックを測る時には奥深くまで測りますから、短い脚のものでは長さが足りません。しかし、ロータリーのベアリング測定では深くないので、そこまでの長さがいりません。

なので短脚タイプが使えます。

脚が短いと何が良いかというと、シリンダーゲージは測定時にゲージを左右に若干振りながらダイヤルゲージの数値が一番高くなったところを読み取るのですが、支点から手までの距離が短く保てるため振り幅が少なくでき、短時間で測定数値が読み取りやすく、正確です。

ベアリングの表面は軟らかい層になってますから、測定時には必ず測定傷が入ってしまいます。
なので、すばやく一発で正しい測定数値を確実に読み取ることが要求されます。
うまくいかないからってグリグリやっていると、ベアリングを傷だらけにしてしまい本末転倒になってしまいますね。


ウチはシリンダーゲージはそのベアリング測定にしか使いませんから、ロータリーだけに特化した測定器を使用しています。

標準品より割高なのが痛いですがね。
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