ガソリンの供給不足が深刻化してますね。みなさんクルマの使用は控えていると思いますが、こんな状況でも愛車を使わないといけない人も多いと思います。


そこで、ロータリー車のコンピュータ解析が趣味(?)のリアルテックより、RX-8エンジン・コンピュータ的燃費に効く運転ポイントを伝授!


ここ10~15年ぐらいのクルマは、バッキバキに空燃比の学習と補正を常に行っています。
RX-8ももちろんそうです。

(FDとかも学習・補正がもちろんありますが、もっとバキっと効きます。)

ここで使うのは燃費走行に使うのは、空燃比(A/F)補正の方です。


まず、A/F補正とは?

かんたんに言うと、現在の空燃比をモニターして、理論空燃比(約14.7:1)に合わせるようにコンピュータが燃料の増減を行うこと。
よく燃調のフィードバックといわれるやつです。

しかし、このフィードバック補正は、エンジン回転全域で行われるわけではありません。


A/F補正マップは、2軸マップでなっており、各回転に対する負荷の量で補正の有無が決まります。(本当はちょっと違いますがここでは負荷ということにします。このほうが理解しやすい)

NAであるエイトに、ドライバーが負荷とエンジン回転、それと車速に変化を加えるとしたら、アクセル操作とギアになりますね。

車速に対して、回転と負荷をコントロールして、常に理論空燃比にさせることで、燃費を稼ぐことができます。


ちなみに、RX-8ではマップ設定上理論空燃比より薄く設定しているところはありません。
せいぜいエアポンプが作動している時ぐらい。
ということは冷間始動後1分間のみ。


なので、今使っているコンピュータをそのままで(ロムチューンも含む)

『理論空燃比にすること=燃料を最小に絞っていること』

になります。



さて、フィードバック補正が入るポイントです。

まず、回転は4000回転まで。

4000rpm以上の高回転は補正が効きません。
その部分は、基本燃料マップと水温・吸気温・スロットル開度などの関連の補正に従った燃調になってしまいます。
基本燃料マップは、どちらかというと各回転のパワーベストな設定&燃焼温度抑制のためにそれより濃い目になっているのが通常です。
また、吸気温など温度関連の補正も薄くしてくれることは余りありません。


そして、スロットル開度ですが、これは多くても30%まで。
4000rpm以下でもこれ以上のアクセル開度ではフィードバック補正が効きません。

また、500rpm刻みの各回転で補正の入るスロットル開度は異なります。3000~4000rpm付近では10%ぐらいでフィードバックがきれるなど、基本的に回転が高くなればなるほどスロットル開度が小さい方向できれるように設定してあります。

なので高いギアで低い回転で走っているからって、加速した時にアクセルとあまり踏み込むようじゃ、必ずしも低いギアより燃費が良いとは限りません。

まとめると、理論空燃比で走るには、

4000rpm以下・アクセル開度30%以下で、エンジン回転の上昇とともに徐々にアクセル開度を少なく、一定速度巡航など3000~4000rpmぐらいの時は、アクセル開度10%以下で走る。

ということになります。


これだけの説明だと、ちょっと難しいかもしれません。
そこで、この数値をかんたんにモニタリングすることができます。
トラストやブリッツから出ているOBDコネクターから車両情報をモニタリングするメーターにはA/F補正の項目があります。
(画像参照)
イメージ 1

上記のA/Fフィードバック補正ポイントでは必ずと言ってよいほど、数パーセントは補正が入ります。
走行中にプラスマイナス~%と表示が動いていれば、補正中で14.7に合わせてますよ~ということになります。
メーターを使っている方はぜひ活用してみてください。


ちなみに、リアルテックコンピュータであるリアライズ・マスターでは、このフィードバック補正範囲の設定変更(回転と負荷)もできます。
ある理由で基本的にオススメしてませんがね。


また、FDやFCの方は…、検索すればよくこのフィードバックネタはでてきますから、説明不要っすかね。


※補足ですが、詳しくマップをみてないんで確定的ではないですが、NCロードスターやアクセラ・アテンザなどOBDコネクターのマツダ車もほぼ設定は一緒かと思います。


みなさん、こんな状況です。
必要なところに必要な量が回るように、1滴も無駄にしない運転を頑張りましょう!