一日中暑い中立ちっぱ・動きっぱで体が重い…。

しかし、そんな次の日はRX-8後期に『REAL-ize MASTER』のインストール&セッティングです。

燃調・点火・電子スロットル・メタポンなどなど各制御マップや各リミッター類や電動ファンの設定値変更などなどユーザーさん毎にお話を伺い、データを作り、クルマにインストールします。

が、REAL-ize MASTERはインストールするだけでは終わりません。



先ずはセンサーチェック。
チェックランプがつかないエラーコードもあります。
データを生かすも殺すもセンサー次第。重要ポイントです。

そして、データロガーを搭載して実走にて走行データの確認。
そのデータでA/Fが各回転・スロットル開度で適正かどうか・吸入空気量が適正に入っているか確認し、データが合うまで現車セッティング。

最後にもう一度センサーチェックして、エラーの確認と書換を行ったことによるCANのエラーコードを消します。

そして、納車になります。


ちなみに、今回は2回くらい書き換えで合いました。
だいたいいつもこのくらいですね。
結構気にくわないところが出てきます。


RX-8は、あるポイントのパーツを換えていることで、燃調が変わってしまい、パーツの性能が大幅に変わるとマップの読む位置も変わり、セッティングも変わってきます。
細かく見てみると、どこのパーツを取ってみても多少の違いは必ずあります。

パワー系のパーツも各社多く発売されてますから、その組み合わせも無限とあります。(言い過ぎか)
その組み合わせ全部にピッタリなセッティングを作っておくのは不可能ですから、現車で走行確認が必ず必要です。


確かに、こういう風に表現したいというセッティングのオリジナル吊るしデータを作ってインストールするだけでも体感は可能でしょう。
しかし、それがあなたの車のベストなセッティングか?ということとはちょっと違ってきます。


クルマのもてる性能を最大限に発揮するのが、コンピュータセッティングの商品価値です。
もしクルマにセッティングがあってなかったら、大きなお金使てもらった意味ないですからね。


また、コンプレッションでも変わりますが、ノーマルエンジンなら意外にあんまり変わりません。
エンジンがかかるコンプレッションならOKなもんです。(もともとそんなに高くないから???)
ノーマルに近ければ近いほど、的中しやすいですが、的中回数は…、少ないですね~。

ここまでやって値段は据え置き。


あなたのRX-8の持っているベストなパワーを実感してもらいたい。
そう思って作ってます。
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しかし、後期のエイトはロガーデータを見ているだけで面白い♪
どんだけ見ても飽きません。