ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2022年04月

今週は、RX-8のフロントプーリーのオイルシール交換。
今回も車上での交換です。

今回の車両は走行距離が少なめなので、周辺に大きく盛大にオイルが飛び散っていなくて、洗浄も簡単にすみました。
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ここのプーリーボルトは簡単に緩まないので車上では難儀しますが、ちゃんとした工具をそろえてますので簡単に緩めることが出来ます。
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このスナップオンのバカ長い無垢棒とスピンナーヘッドが最高!


ボルトが外れたら、慎重にプーリーボスを抜き取りますが、これが久々に固くて固くて、これじゃエンジンを下ろすはめになるかとちょっと焦ったけど、インナーパーツの脱落もなく無事に抜けました。

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この黒いシールが前期までの旧タイプオイルシール。
現行は茶色いオイルシールでより熱に強くなってます。
(RX-8後期から新車から茶色いオイルシールで、それが出て以降はRX-8前期用とFD用もその茶色いオイルシールに統一されました)

ウチではいっしょにプーリー・プーリーボス、サーモペレットも同時に新品交換します。
締め付けトルクが300~340N・mなので、でかいトルクレンチを突っ込みます。
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締め付け後は、エンドプレーも測定、基準値に入っていることを確認して、今回も無事交換完了。

ちなみに、このオイルシール交換のお問い合わせは非常に多いですが、
車上での交換はやはりリスクが高いので、当店はじめましてのお車では作業は受け付けておりません。
当店でメンテナンスやセッティングさせて頂いている車両のみとさせていただいてます。

超久々に、サバンナRX-7・FC3Sのクラッチ交換作業。

停止状態でクラッチが切りきれず、1速・バックギアが入りづらい症状でして、
ミッションを下ろしてみたら、クラッチディスクが剥がれてた…。
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もうそんなにハードな走行もしないということで、強化クラッチからノーマルクラッチに戻しました。
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フライホイールはセーフだったのが救いでした。

ミッション外しのついでに、FDやRX-8には付いてないミッションマウントを点検してみると、
2個のブッシュはマツダスピード強化品が付いててOKだったのですが、マウントブラケットのブッシュは切れてたので、新品もちゃんと出るので、交換しました。
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きれいだね。

シフトレバーのところも、切れてるシフトブーツと、ブッシュを交換。
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さっぱりしました。
これでこの先10年以上はいけますかね。

定期的に書いている気がしますが笑、今月もロータリーエンジン最強のエンジンオイル・RT-01と最強の添加剤・RT-plusがよく売れております。

ご注文の皆様、ありがとうございます。

特に週明け月曜日は出荷数が多いんですが、今日はその中でも出荷数が多く、リアルテック・スタッフ総出で(といっても二人)、出荷作業に追われておりました。
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RTオイルを入れてくれたすべてのエンジンが調子が良くなること、楽しいエンジンになることを祈っております。

でもRTオイルに交換するだけでなく、点火系やセンサー系もちゃんと定期的に点検・交換してくださいね。
その辺が調子悪いままでRTオイルを入れてもエンジンの調子が良くなってきませんからね。

RX-8も発売から19年ほど経ち、うちに入庫する車両の走行距離も10万・15万kmオーバー、多い人だと20万kmオーバーと、みなさんのエイトも距離が進んできました。
もう一桁万kmのエイトはまあまあ少ない。
エイトは、良く走る良いクルマだ。笑

クルマも機械ですから、距離が進めばそれなりに壊れたり調子が悪くなってきたりするところが出てくるもの。
そりゃ仕方有りません。

ここ最近、リアルテックで流行り(?)なのは、RX-8のスロットルボディ交換。
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モーターでスロットルバルブを開閉する電子スロットルなので、冷間時のアイドルアップ、通常アイドリングから全開走行、DSCのトラクション制御、スピードリミッターなど走行状態にあわせてエンジンに送る吸入空気量の制御を担っているのがこのスロットルボディです。
レネシスのエンジン制御において重要なパーツのひとつ。

距離が進んだエイトでよく起こるトラブル、
例えばバッテリーリセットやコンピュータ書換えしてスロットルポジションの学習がリセットされた時に、正常にアイドリングせずにエンストしてしまう時は、スロットルの内壁の掃除やシャフト部分の潤滑でエンスト解消ってのがほとんどです。
しかし、それでもアイドリングがピシッと安定しないのも有りました。

スロットルボディ内に入ってるスロットルポジションセンサーやアクチュエータ(モーター)が壊れエラーが出るってことはこれまでほぼなかったんで、スロットルボディを交換することは少なかったんですが、
エンジン圧縮圧力に問題ないのに微妙にアイドリング回転の安定感が掛けるとかの場合は、交換すると結構安定感が増したりします。
それだけでなく、始動性が良くなったり、アクセルのツキがよくなった車両も有りました。

じゃあ、スロットルボディは何万キロでダメになりますか?って聞かれると、それぞれでまちまちなんで答えられませんが、走行距離が10万キロを超えて気になるって場合は、作業も簡単なので思い切って交換してもいいかなと思います。

3月30日は、初代サバンナRX-7・SA22C型がデビューした日。
1978年3月30日に発表・発売されて今年で44周年でした。


約四半世紀続く、RX-7の歴史が始まった日。


今年はちょうど定休日だったので、初期型SA22C Limitedを久しぶりにドライブ。
動態保存のチェック走行も兼ねてね。
(ここ最近の激務でずっと休みがなかったので、休み自体も久しぶり)

1年ぶりにエンジン掛けたけど、チョーク無しでも1発始動!
RTオイルとニューテック・ガソリン添加剤NC-221を入れてあるから長期保管も安心です。

誰もいなかったんで、桜のある駐車場でペロッと記念撮影。
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せっかくなんで、最終型RX-7・FD3Sの6型タイプRバサーストも出して、同日に最初と最後のRX-7の乗り味を比較してみたり。
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乗り心地は、SA22Cはかなりソフト。(タイヤサイズも効いてますね)
ブレーキはFDに比べると、圧倒的に効きが弱いので、現代車に慣れた体には注意が必要です。
初期バイトの強いパッドに替えたけど十分とは行かなかったので、割り切って乗ってます。 

しかし、昔誰が言い始めたのか知らないけど、SA22Cは発進も楽だし、低回転のトルクも必要十分にあります。


まあなにより、RX-7のすばらしさはスタイリングの美しさですよね。
みんな知ってると思うけど、初代も3代目もすばらしく美しい。
どちらもロータリーエンジン無しにはこのスタイリングは成し得ません。

良い気分転換が出来ました。

それと、早くFC3Sも直そうと思いました笑

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