ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
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エンジンオイル交換時のオイル使用量
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2021年11月

気温もグッと下がってきて、いよいよサーキットアタックシーズンスタートって感じですね。

そこで、サーキット走行のお供にリアルテックのオススメなのが、
ニューテック・ガソリン添加剤・NC-221R。
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普通のNC-220、NC-221は燃料系統の洗浄がメインで、おまけでパワーアップしちゃうって感じでしたが、

こちらNC-221Rは、パワーアップ(燃焼効率アップ)、アンチノック性アップ、インジェクター潤滑などの性能を持ち合わせてますので、サーキット走行にもってこいです。

サーキット走行で1馬力でも稼ぎたい時や、ノッキングなどの異常燃焼対策、エンジントラブル防止に使っていただきたいです。

とくに、遠征先のガソリンスタンドでガソリンの質が分からない時の保険としても非常に有効です。

以前、RX-8でハイオク入れてるのに不可解なノッキングが6000rpm以上でバッキバキに発生してたことが有りました。都内の有名ブランドのガソリンスタンドでハイオク入れてたそうです。
その際、NC-221Rを一本入れたらその後はノッキングはピタッと止まりました。
(自分的には、ハイオクガソリンはブランドより、スタンドごとによってガソリンの質の良し悪しがあると思ってます。そんな経験が何度かあります。)

NC-221Rは、1本500ml、税込3,520円です。
ガソリンに100:1の割合で混合するので、1本でガソリン50L分になります。
標高が高い富士SWなどで使うときは、120~150:1くらいがいいと思います。

明日21日・日曜日と、23日・火曜日は、臨時休業いたします。
22日は通常営業の予定です。

また、24日・25日は定休日になりますので、来週のオイル通販の発送可能日は、22日・26日・27日になりますので、ご了承ください。

よろしくお願いします。

リアルテック 浜口

11月も多くのオイル注文や作業で、忙しく過ごしています。

10月から予約休止しているリアルチェックも、9月末までの予約分がようやくあと数件になってるので、これからはお預かりの車両にしっかり取り掛かれるかなって状況です。


さて話は変わって。
RX-8が発売されて18年以上経ってますが、ある専用ツールをこの度いよいよ(やっと?)導入しました。


それがこれ!↓↓↓
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ただのボルトじゃん!
って思うなかれ。

このボルト…、もとい専用ツールはここに使います。↓↓↓
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トランスミッションとデフを繋ぐ、パワープラントフレーム(PPF)の高さ調整用専用ツールです。

整備書に記載されているPPFの取り付け方法は、
その1.ミッションをミッションジャッキで上げて、クロスメンバーとPPFの距離を55-57mmにして保持して、ナットをしめ取り付ける。
その2.首下55mmのボルトをトンネルクロスメンバーのネジ穴に締めきってPPFを支えて、取り付けナットを締め付ける。
のどちらかでやるようになってます。

ボルト自体は専用じゃなくてもいいんですが、この専用ボルトのいいところは、先端が球状になっているためPPFに傷がつきづらくなっているところ。
普通のボルトだと12mmくらいの円傷ができちゃうからね。
さすが純正専用品!

で、うまいことできてるなあと思ったのは、このボルトで支えると、エンジンマウントも伸びてエンジンが持ち上がっちゃって、なんかPPFちょっと高すぎない?って思うんですが、
いざボルトを外すと、エンジンマウントが落ちてちょうど良い高さになるんですよね。
さすが純正専用品!
(ちなみに支えを外した後のクロスメンバーとPPFの距離は48mm~56mmが基準値。)


正直な話、これまで多数のRX-8をみてきた中で、クラッチ交換などでPPFを脱着した履歴のあるRX-8の場合、半数くらいは正しい高さでPPFが取り付けられてません。
低くなってることが多いかな。
PPFを採用しているほかの車種、ロードスターは触れないのでわからないけど、
FDの場合は下から支えなくても取り付けナットを締めれば正しい高さになりますが、RX-8はそうはいきません。
(そのかわりFDは左右の位置を調整する必要が有りますがね)

低く取り付けられている場合はクロスメンバーと干渉してガタガタ異音がしてたり、シフトレバーの位置が異様に低かったり。
それでも走行には直接関係ないからそのままでも走れますが、無駄にガタガタいってたらかっこよくはないからね。

うちは今までクロスメンバーとPPFの高さを測って合わせていたので、このボルトがなくても正しい位置で取り付けられてましたから、専用ボルトが必要ないっちゃないけど、
もう純正工具もだいたい揃っちゃって買う工具も少なくなってしまったし、純正工具マニアなのでちゃんと揃えておかないとね。
たまたま整備書見てたらちょっと気になったので今更ながら買ってみたって感じです。

純正ではこんな専用品があって、こういう風に付けるんだよ~的なネタとして受け取ってください笑

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