ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2021年05月

突然ですが、リアルテックでは、パワステフルードの交換を推奨しております。
説明書にも整備書にもどこにも交換サイクルが載ってませんので、メーカー的には無交換なのかな?
ですが、油なので黒くなりますし、劣化もします。

お預かりのFDもパワステフルード交換作業でしたが、よくみるとタンクのサクションホースからいつものフルード漏れが…。

いつも純正サクションホースを在庫してるので、無問題!
サクッとポンプを外して、ホース交換に、タンク洗浄しました。
20210525_153503
20210525_165006

取り付け後は、出来る限りライン内のフルードを抜いて、新しいATFを注入。
使うATFは、ニューテック・ZZ-51改です。
20210525_175545

これに入れ替えると、パワステのフィーリングアップ、カチッと的確な操舵感になります。
サーキット走行など高温になったときにフルードが噴き出すこともなくなりますよ。
20210525_174047


RX-8筑波分切り用エンジンは、ベースエンジンの分解・洗浄と、検品測定も出来たので、お次はタフブラック・コーティングを施すための下準備。

タフブラックとは↓
http://realtech.livedoor.blog/archives/2327105.html

1馬力でも稼ぐために出来ることはすべて施します。

ローターはカーボン汚れとメッキを完全に剥がしておかないと、タフブラック・コーティングが出来ません。

まずはガラスビーズのサンドブラストをして、蓄積した硬いカーボンを完全に落としきります。
シール溝、特にサイドシール溝は底や側面にこびり付いたカーボンを落としづらいので、入念に何度も確認しながらブラストしていきます。
20210526_114818

※通常のエンジンOH時には、ローターにサンドブラストは絶対に行ないません。
表面やシール溝内に施されてい表面メッキは剥がしてしまうとアウトなので、洗浄やカーボン落とし作業には気を使って、表面を傷めないように行ないます。
そんなローターに容赦なくサンドブラストしてしまうなんて、結構な背徳感のある作業になります笑

カーボンを落としきったら、お次はローターの細部をいつものように面取りや修正をして使える状態に仕上げます。
20210526_172340
レネシスのローターには、FDまでのローターのようなシール溝番号がないので、1~6までの数字の打刻もします。
20210527_091832

これで、タフブラックコーティングに出す前の下準備は完了。
完全にメッキを剥がす作業は先方様にやっていただきます。
ローター以外にも、ステーショナリギアヤオイルポンプ、ギア・スプロケットにもタフブラックコーティングを施します。

ここ数日、RX-8リアライズコンピュータのインストール作業が続いております。
20210522_115113
20210523_151338

うちの場合、トップグレードのリアライズ・マスターと並び、ラジエータファン設定のみを変更するリアライズ・クールが人気です。

暑くなってきてますので、
【とりあえずビール】が如く、
『とりあえずクール』ってオーダーの方が多いですね。笑

自分用で乗るRX-8はまず一番最初にリアライズ・クールを入れちゃうんで、街乗りで走っている時の水温は80~90度とRE適温で安定してますが、
先日気温25度くらいで、お客さんのRX-8(コンピュータノーマル)をチェックで長時間乗ってた時に、街乗り・渋滞なしでストップアンドゴーとそこから流れに乗って法定速度内で走っているのを繰り返していると、80度代まで下がらず、どうしても90~95度あたり安定なので、適温よりは多少高めになってしまいます。

100度を超えてないとはいえ、やはりREに一番良い水温域を超えての走行は、エンジンによくはないと思ってます。
ですので、ノーマルで乗っていきたい人でもエンジンのことを思えば、『とりあえずクール』は良い保護対策となります。

リアライズ・クールは、税込26,400円で好評販売中です!(通販も可能です)
http://www.real-tech.jp/origin.html









今週お預かりのFD3Sは、点検でフロントタイヤをゆすったところ、ガコガコと動いてしまいます。

原因はいつも通りハブベアリング。
だいたい在庫してあるんで、すぐに交換です。
20210517_113829
なかなかFDの街乗りオンリーで派手なハブガタって珍しい。(ウチだけかしら??)

FDを長いことやってて以前から思ってますが、5~6型のフロントハブベアリングは、それ以前のものより弱い気がします。(実は、中がちょっと変わってたりしてたり…。)
初期型のほうが作りが良かったけど、今はすべて統一されて5~6型のものしか出てきません。
それからサーキットでもハブトラブルが結構多い気がしてます。
20210517_133022
20210517_133320

交換はロックナットもハブキャップも新品にして、上手く調整して(これキモ)、ガタもなくなりました~。

リアルテック・RTオイルシリーズのお取り扱い店が増えました。

千葉県 伊藤笑会 様
https://satisfaction-service-r.com/
ロータリー業界では、言わずと知れた有名ショップ&店長様ですね。

早速、RT-01を大量に在庫していただきました。
ありがとうございます。

皆様、よろしくお願いします。

↑このページのトップヘ