ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2021年02月

最近あまりに忙しすぎてブログはサボり気味…。
作業もパンパンですが、一台一台確実に仕上げてお客様にお渡ししております。

さて、前からブログやツイッターのほうによく書いてますが、
ここ1年ありがたいことにRT-01を筆頭にRTシリーズエンジンオイルが大好評です。
特に今月はご注文が多くて、毎日全国各地にバンバン出荷しております。
出荷準備だけで半日が終わることもしばしば。

なんとか在庫切れはないようにできてますが、ちょっと生産キャパを超え気味です。
(すべて嬉しい悲鳴です笑)
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これもうれしいことなんですが、RTオイル交換した後にお電話やメールなどで、クルマが速くなったとかエンジンがなめらかになったとか、燃費が上がったなどのご連絡をホントいっぱいいただきます。
オイル交換1回5000kmくらい乗って、圧縮圧力測ったら使用前よりすごく上がった!って声もすごく多いです。

10年前の発売当初は、こんな高いオイル売れないよとかよく言われましたし、実際最初は在庫を大量にかかえて頭をかかえてましたが苦笑、
リアルテックを信じてオイルを買って使い続けてくれた方々のおかげで、口コミが広がり、使っていただける方も増え、今のうれしい悲鳴があります。
(実は、RT-01は4L・2万円くらいの性能のオイルなんですが、いくら性能が良くてもそれじゃ高すぎて絶対売れないだろうからと、パッケージやその他諸々お金を掛けず・儲け分も少なくして、今の価格にしているんです)

実はその間もRT-01の進化は止まらずおこなって、同じ名称・同じ価格ですが当時よりもかなり性能をアップさせてます。
僕が誰よりもロータリーエンジンが好きですし、人生捧げてますからね。
そのロータリーエンジンに一番いいといえるオイルが欲しいから作ってます。

何より、それをしっかりとオイル性能で具現化できるニューテックさんのオイル技術の高さと豊富な知識量が一番なんですがね。ニューテックさんなかったら絶対に出来てません。感謝です。

これからも、ロータリーファンの期待を裏切らない、期待以上のロータリー専用オイルを作り続けていきますよ。

RX-8のコンピュータチューニング、REAL-izeシリーズのマスターに標準設定していてご好評な、電子スロットルのリニアスロットル化 を他のモデル、エントリー・スピード・クールにもオプションで設定できるようにしました。
本日早速リアライズ・エントリーにリニアスロットルオプションを設定させていただきました。
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RX-8の電子スロットルのマップは、ギアをニュートラル、1・2速、3・4速、5・6速と4種類のマップに分けて、
それぞれエンジン回転数とアクセル開度の2軸マップによりスロットルバルブ開度の設定がされています。
低エンジン回転・低アクセル開度では、スロットルバルブの開度がより少なく設定されており、
みんながよく言うアクセルを踏んだときのちょっとしたもたつき感がそれです。
特に、1・2速の低速ギアではよりスロットルを開けないようになってます。

それをアクセル開度をスロットルバルブ開度をリニアにリンクさせるすることで、もたつき感をなくします。
かんたんに言うと、アクセルとスロットルをワイヤー繋いだ感じにします。

これ以上過激にも出来ますが、それだと逆にアクセルが敏感でギクシャクしちゃうので、リニアがドライバーのフィーリング的にも一番ちょうど良い感じです。
リニアスロットルは、とくに街乗り発進がラクになりますよ。

価格は各モデルにプラス16,500円(税込)です。

今まで、リアライズ・エントリー、スピード、クールをお使いの方も、上記の金額で設定可能です。

詳しくはお問い合わせください。

RX-8の後期に、デフィのデジタルディスプレイ、Defi Sports Display F を取り付け。
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メーカーサイトにはRX-8は不適合になってますが、問題なく作動します。
さすがデフィなだけあって、モニターは視認性がいいですね。
操作スイッチもドライビングポジションから視線移動だけで見える位置に設置して、操作性も上げてます。(これ大事)

取り付け後は、表にはモニターとスイッチだけしか見えなくなりますが、
デフィといえどさすがに繋ぐ配線がいっぱいで、上手く取り回して、隠して、最小のタイラップ数で仕上げるには、かなり時間が掛かりました。
モニター取り付け用もステー作ってボルトも加工したりして、満足の仕上がり(自画自賛笑)
ギア設定も各ギアで1km/h単位でピッタリ合わせたり、ワーニングも仕様にあわせて設定したり。

細かいところにこだわってばっかりだから取り付けるのに時間が掛かるわけです笑

5日と6日は2日連続で筑波サーキットで、ユーザーカーのタイヤウォーマーホカホカサポートでした。
両日ともいつものRX-8後期筑波最速カーのスピリットRで、ベストタイム更新を狙います。

5日はTC2000のズミー走で2周のみのスーパーラップ。
1台貸切状態でタイムアタックでした。
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新品A050・295/35R18タイヤの投入で、見事1分1秒803で目標の2秒切りを達成して、自己ベスト&後期最速を更新。ノーマルエンジンでは2台目となる1秒台突入です。
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後にデジスパデータを見た感じだと、全コーナーでまだまだ詰める余地は有りそう。


そして、6日はTC1000のエイトリアンカップ。

朝一のスーパーラップではベスト更新なりませんでしたが、2枠目に投入したユーズドタイヤでは温まるとともにドンドンタイムを更新して、最終的には38秒1を出して、こちらも自己ベスト&後期最速記録を更新しました。
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結果的に両日ともベスト更新できて良かったです。
おめでとうございます。

次回は、2月20日のAttack・TC2000です。
こちらでは秘密兵器を投入して、1分1秒前半・ノーマルエンジン最速記録を更新が目標です。



そして、今回からタイヤを取り付ける自分も、タイヤウォーマーの電源を落して外して~タイヤを付け~ナットを締めて~ジャッキを下ろして~トルクレンチを掛けて~クルマが発進するまでの一連作業を全部一人でやった時のタイムをちゃんと計測し始めました。

ズミー走では、4分20秒でしたが、エイトリアンカップでは4分08秒で12秒更新!
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Attackでは一人ウォーマータイヤ取り付け4分切りを目指します!

今回は、最強のRE専用エンジンオイルRT-01を入れたくなるブログです笑


うちで車検ごとにエンジンコンプレションを測定しているサーキットユースRX-8の測定結果3回の遍歴をご覧ください。
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18年末の車検の時に、それまでのRT-01から他社メーカーのエンジンオイルに浮気していて、エンジンコンプレッションを測定したところそれまでの数値(上段)から大きく数値が低下していました(中段)。

それからRT-01に戻し、2年経った今回、再度測定したところ以前RT-01使用時で一番コンプレッションが高かった時くらいまで戻りました。(下段)
数値を見ると、リア側は今回が今までで一番上がっているので、前後差が減ってバランスがよくなってます。
(元々前後差が多少大きめですが、これは当時OH時にご予算の都合でフロントはまあまあ程度の良い中古に交換、リアはちょっと程度の良くない状態のローターを再使用したため、リアの当たりが付くのに時間が掛かった感じです。)


どうですか!このRT-01の威力。これだけはっきり数値に出るオイルです!

18年の車検から今回までにやったことは、RT-01とプラグの交換くらい。
それだけしてサーキットを好きなだけ走ってこの状態です!

よく、『RT-01を使ってコンプレッションが上がったあとに、他のオイルに交換してもコンプレッションキープしますか?』という質問をいただきますが、
この例を見てはっきり分かるように、他のオイルに交換したらせっかく上がったコンプレッションは下がります。

あと、サーキットで使うとエンジンが磨耗するから~といわれますが、これもコンプレッション数値をみて分かるように、RTオイルを入れておけば、そんなことも極小です。
安心してサーキットを走ってもらえますよ。

REをより良く・大切に・良い状態でキープしたいなら、エンジンオイルはRTオイル一択です!

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