RX-8前期でよくある、エキセンのフロントプーリーオイルシールからのオイル漏れ。
(後期からは対策シールになったので漏れづらくなってます)
今回のエイトは、サーキットを走ると一回で下にオイルが垂れるまでになってしまったのでシール交換となりました。
前にも書いてますが、この作業は車上でやるとハイリスクで、エンジンの状態次第ではエンジンを下ろす羽目になりますので、どこもやりたがらない作業です。
(その昔、どこかでこの作業を失敗したまま気付かずにいたエンジンをOHしたことが有りますが、エンジンの中はまあよく動いてなって状態になってました苦笑)
今のところリアルテックでは百発百中で車上で成功しております。
ですが、リスクは必ずあるので、もしエンジンを下ろして分解することになってもOKだというユーザーさんのみに行ってます。
さて、今回もさくさくと車上で作業完了。上手く行きました。
いつもは周辺のオイル汚れを落としぐらいでOKなんですが、
今回はノーマルバッテリーでサーキットを走ってしまったため、希硫酸が飛び散り、錆ですごいことになっていたので、エキセンプーリーも新品交換して、周辺もこれ以上酷くならないように黒錆転換剤を塗りました。
ウォーターポンププーリーもまっ茶色なので外してきれいにしようと思ったんですが固着が酷く、無理に外すとプーリーどころかウォーターポンプを壊しそうだったので、その場で錆転換剤塗って養生して塗装しました。
(サーキット走る時は、こうならないためにもドライバッテリーを使いましょう!)
これでまたサーキット走れるようになりました。
2021年01月
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RX-8 触媒の珍しい壊れ方 と おまけで触媒のウンチク
リアルテックのRE車総合点検メニュー・リアルチェックの際は触媒が壊れてないかの目視でチェックしますが、RX-8で珍しい触媒の壊れ方をしてるのがありました。
エキマニ側から見ると、なんともなし。

でもよく見ると表面がまだら模様というか斑点模様のようになってるのがいつもと違って見えるくらいです。
でも、O2センサーを外してみると…、

O2センサーの穴から前側のセラミック担体が砕けてるのが見えます。
RX-8の触媒は、O2センサーを中心にエキマニ側(前側)とマフラー側(後ろ側)に2つ担体が入ってます(MSVシリーズは除く。MSV1・2、Mztuneは担体が前側のみ)が、今回は前側担体の前端は壊れてないのに、途中から後端までが完全に砕けてました。
前端がまだら模様に見えてたのは、砕けたセラミックの粉がセルに埋ってそう見えてた感じですかね。
普通、壊れてるなら前側担体全体が砕けてるんですがね。
今回、O2センサーから後ろ側の坦体はまったく壊れてませんでした。
先にも書いたようにO2センサーの前後に触媒担体が有りますので、触媒点検の際はO2センサーを外して、前後の担体を確認することをおススメします。以前に後ろ側だけ壊れてたってのもありました。
ちなみにー、触媒のウンチクです。笑
触媒が砕けて壊れる理由のほとんどは、失火や燃料過多によって発生する未燃ガスが原因です。
これはノーマルのセラミックだけでなく、メタルキャタでもそうです。
ですので、プラグやコイルの調子が悪かったり火が飛んでなかったり、エンジンコンプレッションが低かったり、エンジンの仕様や状態にちゃんと合ったコンピュータセッティングがされてなかったりすると、触媒を壊してしまいます。
逆に、キチンと適切なメンテとコンピュータのセッティングが施されていれば、サーキットをガンガンに走ったところで、担体がバラバラに壊れるようなことは起きません。リアルテックでコンピュータセッティングは必ず現車セッティングする理由の一つでもあります。
(ただし、コーティングが剥がれて排ガスが浄化しづらくなるという意味で劣化はします。劣化と破損は別です)
じゃあ、ノーマル車でコンプレッションがあるのに昔サーキット走行でみんなよく壊してたのはなぜ?と聞かれれば、それはノーマルコンピュータがサーキットで使う高回転時の燃調が濃いからです。
ノーマルデータはエンジンパワーベストの燃調よりもかなりリッチなんです。
触媒は自身が弱くて壊れてるのではなく、外部要因から壊されてるということを覚えておいていただきたいです。
エキマニ側から見ると、なんともなし。

でもよく見ると表面がまだら模様というか斑点模様のようになってるのがいつもと違って見えるくらいです。
でも、O2センサーを外してみると…、

O2センサーの穴から前側のセラミック担体が砕けてるのが見えます。
RX-8の触媒は、O2センサーを中心にエキマニ側(前側)とマフラー側(後ろ側)に2つ担体が入ってます(MSVシリーズは除く。MSV1・2、Mztuneは担体が前側のみ)が、今回は前側担体の前端は壊れてないのに、途中から後端までが完全に砕けてました。
前端がまだら模様に見えてたのは、砕けたセラミックの粉がセルに埋ってそう見えてた感じですかね。
普通、壊れてるなら前側担体全体が砕けてるんですがね。
今回、O2センサーから後ろ側の坦体はまったく壊れてませんでした。
先にも書いたようにO2センサーの前後に触媒担体が有りますので、触媒点検の際はO2センサーを外して、前後の担体を確認することをおススメします。以前に後ろ側だけ壊れてたってのもありました。
ちなみにー、触媒のウンチクです。笑
触媒が砕けて壊れる理由のほとんどは、失火や燃料過多によって発生する未燃ガスが原因です。
これはノーマルのセラミックだけでなく、メタルキャタでもそうです。
ですので、プラグやコイルの調子が悪かったり火が飛んでなかったり、エンジンコンプレッションが低かったり、エンジンの仕様や状態にちゃんと合ったコンピュータセッティングがされてなかったりすると、触媒を壊してしまいます。
逆に、キチンと適切なメンテとコンピュータのセッティングが施されていれば、サーキットをガンガンに走ったところで、担体がバラバラに壊れるようなことは起きません。リアルテックでコンピュータセッティングは必ず現車セッティングする理由の一つでもあります。
(ただし、コーティングが剥がれて排ガスが浄化しづらくなるという意味で劣化はします。劣化と破損は別です)
じゃあ、ノーマル車でコンプレッションがあるのに昔サーキット走行でみんなよく壊してたのはなぜ?と聞かれれば、それはノーマルコンピュータがサーキットで使う高回転時の燃調が濃いからです。
ノーマルデータはエンジンパワーベストの燃調よりもかなりリッチなんです。
触媒は自身が弱くて壊れてるのではなく、外部要因から壊されてるということを覚えておいていただきたいです。
RX-8 エアコンレス・エキセンプーリー 発売中
最近、RX-8サーキット変態組の中でこっそり流行り始めてるエアコン外し。
目的はもちろん軽量化とコンプレッサー駆動ロスの低減です。
変態組のみなさんは500gも軽くなるとニヤニヤが止まらない習性なので、エアコンは躊躇なく外します笑
そこで、使わなくなったエアコンコンプレッサーのベルトが掛かる部分を無くした、エアコンレスエキセンプーリーを作りました。
プーリー径は、色々支障があると面倒なのでノーマルと同径にしてあります。


重さは255gで、ノーマルプーリーASSYの1/3の重さ、同じプーリー部分だけと比較しても17%くらい軽くしてあります。
1gでも軽くしたい方、いかがでしょうか。
RX-8 エアコンレス・エキセンプーリー 定価15,000円(税抜き)
ちなみに、うちではエアコン外しは推奨してませんのであしからず笑
クルマの使用目的に合わせて選択しましょう!
目的はもちろん軽量化とコンプレッサー駆動ロスの低減です。
変態組のみなさんは500gも軽くなるとニヤニヤが止まらない習性なので、エアコンは躊躇なく外します笑
そこで、使わなくなったエアコンコンプレッサーのベルトが掛かる部分を無くした、エアコンレスエキセンプーリーを作りました。
プーリー径は、色々支障があると面倒なのでノーマルと同径にしてあります。


重さは255gで、ノーマルプーリーASSYの1/3の重さ、同じプーリー部分だけと比較しても17%くらい軽くしてあります。
1gでも軽くしたい方、いかがでしょうか。
RX-8 エアコンレス・エキセンプーリー 定価15,000円(税抜き)
ちなみに、うちではエアコン外しは推奨してませんのであしからず笑
クルマの使用目的に合わせて選択しましょう!