ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2020年11月

徐々に年末の慌ただしさがやってきております。

長期お預かり車の作業も有り、タイムアタックサポートもありますので、年内の作業受付もそろそろ打ち止めです。ただ12月後半であればオイル交換などの軽作業はまだ受付可能です。

ということで、作業も多数ガシガシやっております。

お預かりしていたFDは、定番の?デフオイルシールからのオイル漏れの修理。
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自分が新車から乗っている6型FDも、その昔初めて広島のマツダ本社に行く道中でタイミング悪くここから漏れてきまして、パーキングで停まる度にデフオイルくさかったのを思い出します笑

今回は、デフフロント側・プロペラシャフトが付くコンパニオンフランジのオイルシールからのオイル漏れです。
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交換時には、リアルテックではより耐久性のあるRX-8・6MT用のオイルシールを今後のオイル漏れ対策として使用します。デフはFDとRX-8の共通性が高いですからね。
ちなみに、FDのコンパニオンフランジと、RX-8後期・6MT車のコンパニオンフランジはまったくの共通です。
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どうしてRX-8・6MTのオイルシールを使うのかという考え方は、前に書いた と一緒です。

耐熱的にはFDの前期用と中・後期用のオイルシールは同じですが、前期用は作業者に親切設計のフランジ付きで、打ち切ったところでちゃんと良い位置に止まります。(画像で外周が大きい部分がフランジになります。)

ですが、うちはちゃんとコンパニオンフランジオイルシール打ち込み専用純正SSTを使用するので、打ち入れ過ぎたりする心配がございません。
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コンパニオンフランジの締め付けも適当にやると大惨事になりますので、構造を考えながら慎重に行って作業完了です。
これで今後も安心してFDライフを過ごせていただけます♪

RX-8でサーキットをゴリゴリ走るとよく起こる、ハブベアリングのガタ。
ハイキャンバーて昨今の超ハイグリップタイヤを使うとガタが出てしまうのは止む無しです。
そりゃ、開発時のメーカー想定をはるかに超えた走りしてますからね笑

症状的には、走っているとリアからシャリシャリ音がして、次第にはゴロゴロ音に変わっていきます。
タイヤノイズとは音が違うので、分かりやすいと思います。

今回は、リア側。
それも結構ひどい方で、ジャッキアップしてタイヤを左右・上下に揺するとガッコンガッコンとタイヤが動いてました。

早速ベアリング交換です。
交換時は、メーカー指定の純正SSTとスーパーナウの打ち替え治具を駆使すると楽勝です。
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ちなみに整備書ではハブベアリング交換時、アクスルフランジ(ハブボルトが付いてる部分です)を再使用って書いてありますが、ベアリングにガタが出ている場合、100%画像の赤丸のようにアクスルフランジ部分がガビガビに減ってますので、アクスルフランジは再使用せず新品交換がマストです。
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これで当分サーキットで戦えます!


先日書いた  が意外に反響があったので、
今回は正しいボンネットステーの外し方・RX-8編。

RX-8のボンネットステーホルダーもヘタに扱うと割れちゃって、かっこ悪いことになります苦笑

まず、FDの時と同じく、ステーの真ん中あたりを持って引っ張り上げたらダメです!


RX-8のボンネットステーはスポンジが巻いて有ります。
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これは ボンネットステーはそこを持ってくださいね と持ち手部分を指示してます。
エンジンルームが熱い状態ではステーも熱せられます。その状態でステーを持っても手をヤケドしないようなマツダの心づかいでもありますね♪

ステーを外す際は、そのスポンジを握り、人差し指でボンネットステーホルダーのロック部分を上から押さえながら握ったところを上に引っ張り上げて外します。


スポンジ部を握って↓
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ホルダーのロック部分を上から押さえて↓
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握ったところを引き上げて外す↓
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外れたらスポンジ部分を持って持ち上げます。
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こうすれば、ステーホルダーに負担を掛けず壊しませんし、手が熱いこともなくボンネットステーを外せます。

さらに!
RX-8では、ステーの戻し方も重要です!

RX-8の場合、ボンネットステーホルダーが横からフレームに装着されているので、ボンネットステーをホルダーに戻すときも無理にやるとホルダーがもげることがあります。

なので、ステーを戻すときは、ホルダーの下を人差し指で押さえながらパチンとステーをはめます。
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ステー脱着はこのようにするとホルダーを傷めたり壊すことは有りません。

皆さんにとってそれぞれ大切なクルマでしょうから、大切にスマートに扱ってあげてくださいね。

今日は夕方からの営業でした。
最近は、消防団や地域の活動にも参加することも多いので、突然の営業時間変更も有りますので、ご来店の場合は必ず事前にご予約お願いします。

さて、本日もご注文いただいたRTオイルを大量に出荷しました。
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画像はその一部です。

全部の伝票作って、梱包・出荷までで今日の営業時間も終了。

作業が進められなかったな~。

毎日忙しく、ヒーヒー言ってます笑
通販も多く頂いて、毎日多数の出荷してます。
皆様ありがとうございます。
作業も押し押しでして、お預かり作業の方々には長くお待ちいただいておりご迷惑おかけしております。
作業はしっかりさせてもらいますので、もう暫くお待ちください。

さて、去年発売されたFD用の純正新型スロットルセンサーですが、こちらは4型以降の中・後期用で、3型までの前期には取付が出来ませんでした。
前期用は製作中と聞いてはいたんですが、そうこうしているうちに気が付いたら前期が発売されてると聞いたので、早速取り寄せてみました。(純正パーツマニアの性です笑)
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時間が無くてとりあえず箱をあけてざっと見比べたくらいですが、今度このスロットルセンサーの比較をしてみたいと思います。

FD前期が生産されてたのが1995年まで。
中後期に比べ、前期に乗っている人も今はかなり少ないのに、こうやってマツダが対応パーツを作ってくれるのは嬉しい限りですね。

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