ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2020年11月

先日書いた  が意外に反響があったので、
今回は正しいボンネットステーの外し方・RX-8編。

RX-8のボンネットステーホルダーもヘタに扱うと割れちゃって、かっこ悪いことになります苦笑

まず、FDの時と同じく、ステーの真ん中あたりを持って引っ張り上げたらダメです!


RX-8のボンネットステーはスポンジが巻いて有ります。
20201120_182028
これは ボンネットステーはそこを持ってくださいね と持ち手部分を指示してます。
エンジンルームが熱い状態ではステーも熱せられます。その状態でステーを持っても手をヤケドしないようなマツダの心づかいでもありますね♪

ステーを外す際は、そのスポンジを握り、人差し指でボンネットステーホルダーのロック部分を上から押さえながら握ったところを上に引っ張り上げて外します。


スポンジ部を握って↓
20201120_182039
ホルダーのロック部分を上から押さえて↓
20201120_182049
握ったところを引き上げて外す↓
20201120_182059
外れたらスポンジ部分を持って持ち上げます。
20201120_182112
こうすれば、ステーホルダーに負担を掛けず壊しませんし、手が熱いこともなくボンネットステーを外せます。

さらに!
RX-8では、ステーの戻し方も重要です!

RX-8の場合、ボンネットステーホルダーが横からフレームに装着されているので、ボンネットステーをホルダーに戻すときも無理にやるとホルダーがもげることがあります。

なので、ステーを戻すときは、ホルダーの下を人差し指で押さえながらパチンとステーをはめます。
20201120_182137
20201120_182141

ステー脱着はこのようにするとホルダーを傷めたり壊すことは有りません。

皆さんにとってそれぞれ大切なクルマでしょうから、大切にスマートに扱ってあげてくださいね。

今日は夕方からの営業でした。
最近は、消防団や地域の活動にも参加することも多いので、突然の営業時間変更も有りますので、ご来店の場合は必ず事前にご予約お願いします。

さて、本日もご注文いただいたRTオイルを大量に出荷しました。
BlogPaint
画像はその一部です。

全部の伝票作って、梱包・出荷までで今日の営業時間も終了。

作業が進められなかったな~。

毎日忙しく、ヒーヒー言ってます笑
通販も多く頂いて、毎日多数の出荷してます。
皆様ありがとうございます。
作業も押し押しでして、お預かり作業の方々には長くお待ちいただいておりご迷惑おかけしております。
作業はしっかりさせてもらいますので、もう暫くお待ちください。

さて、去年発売されたFD用の純正新型スロットルセンサーですが、こちらは4型以降の中・後期用で、3型までの前期には取付が出来ませんでした。
前期用は製作中と聞いてはいたんですが、そうこうしているうちに気が付いたら前期が発売されてると聞いたので、早速取り寄せてみました。(純正パーツマニアの性です笑)
20201115_175926
時間が無くてとりあえず箱をあけてざっと見比べたくらいですが、今度このスロットルセンサーの比較をしてみたいと思います。

FD前期が生産されてたのが1995年まで。
中後期に比べ、前期に乗っている人も今はかなり少ないのに、こうやってマツダが対応パーツを作ってくれるのは嬉しい限りですね。

大変お待ちいただいているRX-8 6ATのエンジンOHは、洗浄の済んだパーツの検品測定。

ハウジングは磨耗の測定と傷の確認。
20201110_172412
距離も距離なんで磨耗はほとんどしてなかったんですが、フロント側がブローしてましたので、ローターハウジングは摺動面が割れたアペックスシールでえぐれてたので交換。リアは摺動面の磨耗や傷も少なく再使用できそう。
フロントサイドは、ポート周辺に深い傷が入っていたので交換。
インタメハウジングは、奇跡的に傷が無く再使用OK。リアサイドも再使用。

ローターは、検品がてら重曹ブラストで取り切れなかったカーボンを手作業で細かく落していきます。
アペックスシール・コーナーシール・サイドシール・オイルシールなどシール溝内もきれいに完璧にカーボン汚れを落としますが、シール溝内のメッキを落としてはいけないので、ワイヤーブラシや粗いやすりなどは絶対NG。
表面を傷めない道具を駆使してカーボンを落とします。
出来上がったローターは愛着が湧いちゃうんですよね笑
20201110_153546

エキセンも各部測定して問題ないことを確認できたんでこれですべての検品が完了したので、見積り金額を算出します。

RX-7 FD3Sでよく見かける(FDだけじゃないけど)、ボンネットステーホルダーのロック部折れ。
20201107_173320
20201107_173802
折れちゃうと、ボンネットステー(ボンネットを支える黒い棒です)がロックされずカタカタしますね。
まあ機能上はロックされなくても問題はないんですが、やっぱあんまり気持ちよくないですよね。

ということで、新品交換!
20201107_173542


このホルダーが折れるには理由があって、だいたいはステーの外し方が悪いんです。
そして、ホルダーを壊さないボンネットステーの正しい外し方があります。

まず多くの人がやりがちなダメな外し方は、
ステーの真ん中を持って上に引っ張って外す  です。
BlogPaint
だいたいはこれが原因です。


正しいボンネットステーの外し方は、
ホルダーに親指を掛けて押さえて、他の指でステーを握るようして上に引き上げます。
20201107_173556
20201107_173602
こうやれば絶対にホルダーに無理な力が掛からず壊しませんよ。
ワタクシ、25年この外し方をやってますが、1回もホルダー壊れたことありません。

このホルダーは1個300円くらいなので、安いし壊れてもいいや!って人はいいですが、
RX-7を大切にされたい方は、ボンネットを開けた時はぜひこのようにステーを外してあげてください。

↑このページのトップヘ