ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2020年06月

本日6月23日は、マツダがルマン24時間レースで総合優勝した日です。

当時の新聞の切抜きを貼っときます。
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1991年なので、もう29年ですね。
ルマンの歴代優勝車の中でも、マツダ787Bとロータリーエンジンの優勝はもっとも多く語られ多くの人の記憶に残るものではないでしょうか。

今のルマンもレギュレーション上ロータリーエンジンの参戦が可能なので、またいつかサルト・サーキットにロータリーサウンドが戻ることを願っております。

この週末から今日月曜日に掛けて、ご来店やお問い合わせ・通販連絡が多く、ありがたい限りです。

RTオイルも大人気で、交換後に『体感できました~』との声をいっぱい頂いております。
うちのオイルは、使い続けてもらえば期待を絶対に裏切りません!
まだな方も是非使ってもらいたいです。

さて、週末はRX-8後期のソレノイド交換もやりました。
一度、2次エアソレノイドのエラーが出たとのことでしたが、交換にあたりせっかくサージタンク外すのでSSVソレノイド、VDIソレノイド、パージソレノイドも含め全ソレノイドバルブを交換します。
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外したソレノイドバルブをヒートガンで暖めて、テスターで抵抗値を測ってみると…、
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エラーの出た2次エアソレノイドは、数百kΩ~数百MΩを行ったり来たり、
さらには...、
エラーの出てないVDIソレノイドも数百kΩでしたので、全部のソレノイド交換にしといてよかった。
(正常なソレノイドの抵抗値はパージは20Ωくらい、それ以外が38~40Ωくらい)

エラーの出たソレノイドだけ変えて、数ヶ月したら他のソレノイド壊れてやり直しじゃ、つまんないですもんね。
ソレノイドは1個壊れたら、全交換がおススメです。

お預かりしたRX-8、ドアンダーでフロントタイヤの片ベリが超酷いということで、うちで初めてアライメント調整。

いざ調整しようと、各アジャストボルトを動かそうとしたら…、
北関東以北で多い、フロントロアアームキャンバー調整ボルトの固着。
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アジャストボルトを回そうとしてもうんともすんともまったく動きません。
ボルトが錆びてブッシュと固着しちゃってるわけです。
それも左右とも。

この状態になったものを外すと、最低でもブッシュとボルトは交換です。

で、次は如何に簡単にこのボルトを取り外せるかですが、一旦呼吸を整えて笑、ボルトやブッシュ全体に潤滑剤をガッツリ噴き付けます。
そして、一日放置!

その間にユーザーさんに連絡して、今後のことを考えてブッシュをハイキャンバーピロに交換になりました。
さらに、今までの経験上、キャスター側(ロアアーム後ろ側のブッシュ)も切れていることが多いので、こちらもハイキャスターピロに交換にしました。

翌日、再度潤滑剤をいっぱい噴きつけて、ヒーターで暖めまくって、力いっぱい左右にボルトをまわす方向に動かし、ブッシュが千切れても容赦なく回していたら、何とかボルトとブッシュの固着が剥がれてきました!
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ちょっとボルト浮いてるでしょ。
これで動かなかったら、最悪はソーで切り取らないといけないのでラッキーでした。

ちょっとずつ回してはボルトを叩いて、を繰り返しやっとこさボルトが抜けました~。
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そして、ロアアームを取り外して、キャスター側ブッシュをみてみたら、
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ほらやっぱりぶっちぎれてた。

ということで、イケてる偏芯ピロに交換して、
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やっと本来の作業依頼であるアライメント調整に取り掛かり、今度は車高調のケース固着で車高が調整できず四苦八苦しながら、リアトーも左右であっちゃこっちゃ向いてたのを左右ぴしっときっちり合わせて、何とかアライメント調整が完了です。

今週はもう一台、RX-8後期のコンピュータセッティング。

排気系の仕様変更したので、学習しなおしてセッティング確認したところ、全体的にリーンによってしまったので、
そこを修正しました。
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梅雨の晴れ間に完成できました。

例年この時期になると急激に増えてくる NC-200コンプブースト・エアコンオイルの注入も行いました。
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マジ効くので、入れた方から、パワーダウンが抑えられた、燃費よくなった、エアコンの効きが良くなったとのお喜びの声多数ですよ~。

先日エンジンOHして、サイドポート拡大加工を施したRX-8のスピリットRは慣らしが終わって再入庫。

まずはOH後の点検とオイル交換。
オイル漏れもクーラント漏れもなく、他もすべて正常で、まったく問題なし。
オイルは上下抜きして古いオイルを抜けるだけ抜いて、RT-01とRT-plusオイル添加剤のリアルテック最強オイルセットを入れました。
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RT-plusは画像のように逆さまにして、容器の中が空になるまで放置するのがお勧めの入れ方です。


そして、その後はコンピュータセッティング。
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が、今日は暑くて、学習などに時間が掛かり、セッティングがなかなかスムーズに進みません。

お預かりなので、朝・夕で時間を掛けてじっくり進めて、ほぼ完了。

明日、もうちょっと吸気温が低い部分のセットを確認して、OKなら完成です。

しかし、このサイドポートエイト速い。
吸気系パーツも排気系パーツもほぼ理想の形なので、ウチのサイドポートのスペックがちゃんと活きてる感じです。

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