ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。

2020年03月

今、世界は悲しい寂しい話しばかりで、この先もどうなるか・いつ治まるのか分からない状況ですが、
そんな中みんなが辛い状況だからこそ、うちはうちにできることはやっていきます。
ということで、今日もREネタを発信します。

本日3月30日は、初代RX-7、サバンナRX-7・SA22Cの誕生日です。
1978年3月30日に発売され、今年で発売42周年。
発売当時のイメージカラーのマッハグリーンが鮮やかで印象的ですよね。
この色は、上級グレードLIMITED専用色でした。
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良く考えたら、自分とSAって同学年なんだ。
ウチのSAも久しぶりに起こしてあげないとな~。
暖かくなってきたから、FDに続いてフルメンテしよっと。
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ストリート派に人気のラジエータファンの設定のみ変更するリアライズ・COOL。
後期ATにインストールしました。
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ラジエータファン作動設定は、RX-8前期では低・高速の2段階ですが、後期では低・中・高速と3段階設定で、リアライズでは低と中を変更しています。
それぞれの設定温度は、オーナーさんのご希望を聞いて決定します。

これから暑くなる季節、さらにはコロナウィルスが収束したら、みんながドライブに繰り出すことでしょう。
そこで渋滞にハマったらエンジン水温が100度を超えることも珍しくないので、REを適温に保つためにも、とりあえずリアライズ・クール、お勧めです。

今週はやけに作業がタイトスケジュールです。

預かり車それぞれの作業ボリューム大きくて、さらに当日作業もオイル通販もまあまああったりでして、時間に追われてましたがやっとすべての目処がたちました。

そんななかのRX-8の一台、オーダーされた作業が終わって最後のチェック!っとエンジン掛けたら、いきなりおかしくなってアイドル不調でエンスト。汗
もう一回エンジン掛けて、アクセルあおると吹けあがりもちょっとぎこちなく、回転が落ちると落ちっぱなしでそのままエンスト。

エンジン始動性は悪くないし、チェックランプは点いてないし、エンジンコンプレッションは直前に測っていて問題ないってことで、まず簡易ロガー繋いで各パラメータを見てみると、
学習値が-14.8%に、補正値が-14%でトータル-30%近く燃料絞ってた。
さすがに、ここまで燃料補正をしないといけないってのは異常です。

じゃあ、ここで最初に見てみるのは、どこでしょう?

ボクは、まずエアフロが測定している吸入空気量を見ます。
そしたら、一般的な正常なアイドリング時の吸入空気量より、1.5倍ぐらい多い数値になってました。
早速、エアフロを外してみたら、汚れでギトギト。
(ちなみに、ここら辺まではサクサク作業してたので、画像は全然ありません笑)

エアフロ洗浄後、エンジン掛けたら、吹けあがりもOK、エンストもしなくなりました。
ビンゴ~。

吸入空気量も平常通りに戻り、学習値-14.8%で、補正値+14.8%で、プラスマイナス0%になりました。
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しばらくアイドリングしていると、みるみる学習値が少なくなっていきます。
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よし、これで修理完了!…、


じゃないんです!笑

うちはここで終わりにしません。
これじゃ学習値が美しくない笑

このままアイドリングで放っておいてもアイドリング時の学習値は正常に戻りますが、アクセル開度で燃料学習がめちゃくちゃになっているのはなかなか戻らないので、ちゃんとコンピュータをリセットして、ちゃんと再学習させて、アクセルチョイ踏み・ハーフ・全開など、どんなアクセル開度・エンジン回転でもきれいな学習値になるようにします。


一旦エンジンを完全に冷まして、コンピュータのカプラーを外してリセット。
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そして、一発で燃料・スロットル学習させる作業を5分ちょいちょいで施して、作業完了。
アクセル踏んでるのにスロットルが閉じて回転が落ちるのが完了のサイン!
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その後走行チェックしても、走行中学習値が安定していい感じになりました。

不調が出たのが納車後じゃなくて、うちにいるときでよかったよかった。


※学習のさせ方教えてください!ってメールで聞かないでください。書くと長くなるから。
でも、オイル通販で買ってくれたりしたらメールでも書きます笑
そうじゃない場合は、今度気が向いたら学習方法を書くかも知れませんのでそこまでお待ちください笑

FDのリアからの異音はいろんな種類が有ります。
ウチのFDも久々に走ってみたら、リアハッチ周りから結構なギシギシコトコト音が。
新しい・新しい、と思っていたFDも若くても18歳。
走行距離が少なくても、そりゃ音も出ます笑

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まず、ハッチギシギシ音の定番、ハッチゲートウェッジ を交換。
(ついでにコンビランプカバーもピカピカにきれいに洗ったり、ウェザーストリップにアーマオール塗ったり)
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交換後走ってみると、大きなギシギシ音は解消!

がしかし、微妙にコツコツ音が残ってて、段差を超えたりすると結構気になる。
ハッチ周りのトリムを色々外してみては走って繰り返してみて色々確認したところ、音源は…、

ハッチのストライカーとロック部分からでした。
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ニューテックの万能リキッドグリス NC-102 をプシュっと一噴きして、走行チェックしたらきれいさっぱり異音解消。
超快適になりました。なにより、スッキリした~。笑

このクルマはゴム系はともかく、新車当時のオリジナル部品をできるだけそのままにしたいので、ここはグリスアップでしのぎます。

RX-7 FD3Sのラジエータファンモーター故障の修理。

走行中外気導入にすると、嫌なにおいがするということで、エンジンルームを開けて嗅いでみると、モーターが焼けるにおいが。
ACオンにしてみたら、ラジエータファンモーターが見事に動いてませんでした。

最初はモーターだけ換えれば、OKだろうと思って、ファンモーターとナットを用意して、作業開始。
エアクリーナーを外したら…、
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モーターからファン自体がちぎれて落っこちてた…。あわわ。

純正エアクリーナー付いてると、モーターは見えるけどファン自体はよく見えないんですよね。
預かり作業なので、スケジュール的に問題なかったのが幸い。
速攻ラジエータファンをオーダーして翌日には届きましたので、早速交換。

モーターからちぎれたファンは、樹脂が熱で溶けて外れて落ちた感じ。
モーターが壊れた時に熱を持ってしまって溶けたんでしょうかね。
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モーターとファン交換作業時に、ファンシュラウドもきれいにしました。
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車体側のラジエータ周りのフレームもきれいにフキフキして、簡単に艶出しコーティングも。
装着後は見えなくなるけど、いいのです笑

修理完了後は、ブワーンとファンが回るようになって、これから暖かい季節に安心してドライブできるようになりました。

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