ロータリーエンジン一筋!REAL-TECHブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のブログです。 RX-7・RX-8などロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニングをはじめ、ロータリーエンジン研究家としても活動しており、ロータリーエンジンの高効率化を日々探っております。

2019年02月

鈴鹿でデモカーのタイムアタックは終了したので、2月後半はお客さんのサポート。

Attack筑波とエイトリアンカップTC1000は両日ともタイヤウォーマーを使ってホカホカタイヤのデリバリー係でした。

Sタイヤのユーズドだったので、よりウォーマーが重要です。
温度とエア圧のコントロールして、ギリギリまで暖めます。
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Attackは気温が高かったのでベスト更新とはならなかったですが、今シーズンは安定して1分2秒台で走れてるので、目標のノーマルエンジン1秒台は来シーズン頑張りましょう!
Attackのイベントスタートを飾った、RX-8スーパーラップでは走った4台中3台がリアルテックの美しすぎるエキマニの装着車でしたが、ストレートでは良い高音を奏でてましたね。
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エイトリアンカップでは、38秒621でベスト更新&ノーマルエンジンレコード更新でした。
おめでとうございます。
デジスパの走行データからするとまだまだ詰める余地は有りそうなので、Sタイヤの使いこなしと脚周りのさらなるセットアップが課題かな。


さて、26日はAJAJ(モータージャーナリスト協会)の勉強会に行って来ました。
今回は、僕が敬愛するモータージャーナリスト山口京一さんの講演会で、通常AJAJ勉強会は会員向けインナーイベントですが、この講演会は一般にも公開ということで、仕事を早く切り上げて参加して来ました。
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今回の講演では、山口さんのジャーナリスト活動前のことやパーソナルな部分も多く知ることも出来て、当時の事情も勉強になりました。
色んな知識や人脈が本当にすごい!
山口さんだけでなく、奥様にもご挨拶できて良かったです。

山口京一さんと言えば、マツダやロータリーエンジンにも非常にお詳しく、マツダがロータリーエンジンの開発をはじめたころから取材されている方で、マツダ発行のRX-7(FC・FD)・RX-8の開発ヒストリーブックの著者でもあります。
RE研究家の僕からすると、大・大・大先生なのです。

かのポール・フレール氏をマツダに紹介した人物でもあり、マツダのREやスポーツカー作りにあたって、山口さんの功績は大きいと僕は思っております。

次回は、5月31日にマツダR&D横浜にて、ロータリーエンジン(ヴァンケルエンジン)についての講演が行われるそうです。
REファンは必見ですよ。
僕は、ヴァンケル博士のところから予習していきたいと思います!

お預かりのFDの点検の際に、ディスクモニターにてダイアグエラーチェックしたら、チャージリリーフのエラーが。

良くあるバキュームユニットのソレノイドエラーですが、最初は壊れているソレノイドのみ交換しようかと思いましたが、バキュームユニット外したついでに、念のためいつも行っているすべてのソレノイドをしっかり点検してみたら、

7個中1個(チャージリリーフソレノイド)が常温で電気抵抗値がメガオーム、4個がヒーターで暖めるとすぐに電気抵抗値がメガオームと、7個中5個ソレノイドブローでした。

こうなるとバキュームユニットASSYのほうがなんだかんだで安くなっちゃので、新品バキュームユニットに交換。
一緒に硬化していたバキュームホースも交換しました。
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これでフェールセーフ・ブースト0でババババ とサヨナラです。


さて、今月製造ロットのFD用のローターハウジングが届きましたので、早速検品しました。
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確実に品質がアップして美しい仕上がりになってますね。
いい感じです♪

今日は、RX-8後期のコンピュータセッティング。
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ほぼノーマルな仕様でしたので、スムーズにサクッと完了...、と行きたかったんですが、
書換え直後の始動時にエンジン回転が保てずエンストが続いたので、スロットルボディを清掃。
これでエンストは解消。
(スロットル清掃をしなくても良くする方法は有りますが、エンストは汚れてる証拠なのでせっかくなのできれいにしてあげないとね)
ついでにエアフロも洗浄しました。

セッティングに関しては、後期は特にちゃんとしたツールでうまくやっていかないと、ちゃんとしたデータが取れず、セッティングに時間ばっかり掛かってしまいます。

例えば、燃料噴射量を増やしたのに、空燃比が変わらないとか、逆に薄くなったとかね。笑
クルマの何かが故障してるわけでなくともそうなることが有ります。

それは色々なパラメータをみていけば理由は分るんですが、どれを見たらいいかも経験とエイトなりの知識がないと出来ないんですよね。

さらに後期は書き換えた後の儀式も必要なので、特に作業時間が掛かります。

その儀式に時間が掛かっちゃうのを回避するためには最短書換え回数で完成させることが必要で、そのためにもロガーデータの解析力は必要になります。

言いたいのは、コンピュータセッティングは簡単には出来ないんだぞ ってことです。笑

エンジンOH時に使うための新しい測定器を導入しました。
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軸受けメタル(ベアリング)の内径を測る3点内側デジタルマイクロメーター!
ずっと欲しかったです、これ。
もちろん、1ミクロン単位で測定できます!

ロータリーエンジンの軸受けのオイルクリアランス値は、ステーショナリギアのメインベアリングの内径およびローターのロータベアリングの内径から、エキセントリックシャフトのジャーナル部外径を引いて算出します。
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3点測定は、ベアリング測定に一般的なシリンダーゲージの2点測定よりも素早く正確な測定値を得られます。

特にこのミツトヨ・ボアマチックは、レバー操作のみで測定子がゆっくり広がりますので、ホールテストよりも測定物に当たる部分の圧を一定化しやすいので、ベアリングのような表面が柔らかい素材にはより良い感じです。
さらに線測定なので、ベアリングに傷が付かないので、いっぱい測ってもOK!

ただ、3点測定は楕円形状になってるかはわからないので、
ベアリングの楕円の変形判定はシリンダーゲージ、
オイルクリアランスの測定は3点マイクロって感じでやろうかと思います。

ただ楕円や多角形になってることってほとんどないので、ボアマチックだけでいけるようになるかな。
いや、両方で測定するんだろうな。笑

測定工数は増えますが、その分出来上がったエンジンの精度は上がります。
今度作るマツ耐用エンジンから使います。

今日は、10万キロのRX-8がセッティングやメンテナンスのため初めて入庫。

購入して数千キロ乗ったそうですが、もしやと思ってオイル交換をオススメしたら、

案の定、抜いたデフオイルがドロドロでした。
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今回のはそれでもまだましな方でした。
ひどい時はドレンボルトに画像の倍くらい鉄粉が付いていることもあります。

RX-8中古車買ったばかりですと言う状態でオイル交換させてもらうと、かなりの確率でデフオイルが交換されてないことが多いです。

取扱説明書には『標準 無交換』って書いてあるので、交換しなくても大丈夫だと思っている人も多いと思いますが(たまにデフオイルって交換いるんですか!?って聞かれることあります苦笑)、
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統計上新車から3万も走ってればドロドロになってることが多いです。
エイトはデフ温度が高めですから、劣化も進みがちです。
(なので、後期のデフは冷却フィンが増えたのです)

街乗りしかしないって人でも、長くとも2万キロもしくは2年で交換がオススメです。

それに、中古車買った場合は、良いREカーライフをスタートさせるためにも、履歴がどうあれまずは油脂類の全交換が良いっすね。

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