ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2017年10月

昨日のエンジンの軸受け(メインメタル)についての続き。

分かりやすいように、比較としてオイルの性能によってダメになってるメインメタルを2点ご覧ください。


こちらは、量販店でも最安値のオイルでサーキットでガンガンに使ったエンジンのメタル。
イメージ 1
一番外側の部分が剥離してますね。
内側も剥離までいってませんが、まあまあ磨耗している。
走行ごとに交換しても安いものはハードな走行には向いてないですね。
でも、かなり安いわりには健闘してる。でも、ダメです。笑



次は、有名な高いオイルなのにまったくダメになっちゃってるメタルブロー寸前のもの。
イメージ 2
内側外側、ほぼ全周的にわたって銅の層まで到達しています。
完全に油膜が弱い。上の最安値オイルよりダメな感じです。
これ、サーキットでは使っておらずストリートオンリーで4万キロ走行しただけのもの。
オイル交換サイクルも3000キロ毎だったとか。
メーカー出荷エンジンだったのでクリアランスの数値がどうのって話しではなく、完全にオイルがよくありません。
価格はウチのRT-01とほとんど一緒なのにね…。


そして、そのブロー寸前メタルと、ニューテックオイルを使用したエンジンから外したいい感じのメタル(10万キロ使用)を並べてみました。
ちなみにこれは昨日のRT-01を使ったエンジンのものとも違うメタルです。

イメージ 3
全然違うでしょ。

ニューテック使用の方は、当たりが強く出てるところもありますが、1層目で収まってます。
使用オイルがニューテックだけなエンジンはだいたいこんな感じです。

これがはっきりと判るオイルの性能の違いです。

何度も書きますが、RT-01はリアルテックとニューテックのコラボレーションオイルです!
RT-01が高い!と言う方は、ニューテックオイルのリーズナブルなタイプもありますので、ぜひどうぞ。

ただ今OHしているRX-8のエンジンですが、走行11万キロ。
その最初からRT-01をご使用いただいておりました。

残念ながら、あるパーツが壊れてしまって、その欠片が燃焼室内部に入ってしまい、コンプレッションが低下してしまいました。

そのエンジンを分解して、エンジンのメインの軸受けとなるステーショナリギアのメインメタル(ベアリング)の磨耗がこれ。
イメージ 1
イメージ 2
全周見ても、当たりがついたぐらいで磨耗がほとんど見受けられません!
ロータリーエンジンをOHしたことがある人なら、ビックリドッキリレベルです。笑

ロータリーエンジンでは、リア側のメインメタルの外側の部分がよく磨耗して、
街乗りだけの使用でも、だいたい最後の層となる銅の部分が当たり前のように露出します。
しかし、今回のエンジンではまったくそこまで行ってません。
しかも、このエンジン、街乗りだけでなくサーキットもガンガンに使ってました。

ちなみにFDから対策として、マツダレース用スポーツキットであったように、エキセンのメインジャーナル径を外側のみ約30ミクロンほど小径にしたり、メインベアリングのオイル穴を増やしたり、周り止め方法を変更したりしてますが、それでも通常は大なり小なり銅の層まで磨耗します。


このメインメタルの磨耗を守れるのは、エンジンオイルしかありません。
エンジンオイルに求められる性能の筆頭は、この軸受けの磨耗や焼き付きを抑える事なんですよ。
カーボンの発生が少ないとかは二の次、三の次でいいんです。
(といってもRT-01はカーボン発生量はスーパー少ないけどね)

要は、エンジンオイルの性能をみるならここだ!と言うことです。
もっというと、磨耗してないって事は、それだけフリクションも少ないって事にもなります。


実はね、さすがに11万キロくらい使ったら、RT-01といえど少しは磨耗してるかと思ったんですよ。
しかも、サーキットでは9000回転という高回転で使用してましたからね。


リアルテックとニューテックのコラボオイルである、このRT-01の実力はマジすげえっすよ。

あなたの大切なエンジンを内側からしっかり守りますよ!

西部警察の表紙が目立ちますが笑、
イメージ 1
ロータリー特集も満載、ホリデーオート11月号は本日発売です。

前からロータリー特集のときはちょくちょく書かせてもらってますが、今回はいつもより多めに書かせてもらいました。
ページ内、文字でパンパンです。
イメージ 2
プロフィールもいい感じですね♪

次世代ロータリーエンジンのネタは、ネットでも出回ってない話しが満載ですよ!
前回ネットを賑わした特許について書いたときは読んだみなさんに難しい!と言われてしまったので、
今回はみんなに分かりやすくと書いたつもりが、かなりマニアックな仕上がりになってしまった予感です。笑

また後半のページは、『マツダ愛・ロータリー愛』に溢れた感じで書いちゃいました。

ホリデーオートは、書店コンビニにて立ち読みせずに買っていただいてゆっくりとご覧ください。

今日はうちでは珍しいFD3SのAT車のリアルチェックでした。
もしからしたら、リアルテック創業以来かも…。笑

エイトはATも多いんですけどね…。

ATインジゲータのHOLDランプが点滅すると言うことで、自己診断の機器を使ってエラーコードを拾います。

FDのCPU自己診断の機器は、FC以前でも使うディスクモニターにプラスして、システムセレクターっていう17ピン変換アダプターをつなげて使います。

そして、システムセレクターのダイヤルスイッチを回して、診断したい各CPUにあった番号を選択します。
イメージ 1

が、今までエンジンCPU診断の1番でしか使ったことがなく、初めてATのCPU診断の2番を使いました!
ちゃんと診断できて、ちょっと感動。笑(当たり前か…)

トラブル箇所が絞れたので、一件落着。
簡単に修理できそうなところでよかった。

そして、ニューテックキャンペーンが始まりました。
今回は、特製ハンカチと飴玉です。
イメージ 2
ニューテックの対象商品を購入の方に先着でプレゼント。
飴を食べるとパワーが上がるとか何とか(嘘ですw)
数に限りがありますので、お早めにどうぞ。

ここ最近はバタバタしておりました。
なかなかブログまでたどり着かず、生存確認までされる始末。笑


先週日曜日に富士で行われたレーシングロータリーファンミーティングは、大盛況でした。
過ごしやすい天候で、757の全開エキゾーストノートをみなさん堪能できたと思います。
イメージ 2
マツダCカーの中じゃ757が一番音がデカイそうですよ。

トークショーにはウチ秘蔵の3ロータースポーツキットのエキセンで、レーシングロータリーのすべてを知るレジェンド・松浦さんに分割エキセンの解説をしてもらいました。
本当は設計した山本さんにも来ていただく予定でしたが、他のスケジュールの関係でステージまで間に合わず残念でした。

松浦さんには、エキセンをご覧になってもらって懐かしいなぁと喜んでいただきました。
持って行ってよかったぜ!

それ以外も757関連、レーシングロータリー関連の昔話や技術情報もルマン経験者の色んな方からいっぱいお聞きできた最高の一日でした。
みなさん、マニアックな質問にも色々教えていただきましてありがとうございました&お疲れ様でした~。
今後何かの形でこれらのロータリーネタ・レーシングネタ・マツダスピードネタをまとめられたらいいなと思います。

さて、富士から帰ってきた翌日からは、お預かりの作業も進めつつ、定休日や夜な夜な次号ホリデーオートの原稿執筆を勤しんでおりました。
原稿書くにあたって色々調べなおして、また勉強できちゃったりしながらも、編集部プロデューサーから指定された納期の前日にすべての原稿を納品完了。
その後は、出来上がってきたページの校正・赤ペン先生もやって無事任務完了となりました。
次号ホリデーオートは今月10日発売です。お楽しみに。

そして、エイトの新しいデモカーが加わりました。
イメージ 1
マツダスピードバージョンⅡなんで、色はストラトブルーでニューテックカラーの方とベースカラーが一緒。

このエイトに先日紹介したタフブラックコーティングしたエンジンを積んで、レブスーパーバトルで言うところのスーパーストリートクラス仕様に合わせて製作して、アタックシーズンに挑みます。

↑このページのトップヘ