ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2017年03月

今日は、RX-8にエアグルーヴを取り付けて、その後コンピュータセッティング。

データを入れて、そのままコンピュータを学習させてから試走したら、
アイドリング、パーシャル、フルスロットルそれぞれで学習値がちぐはぐな感じ。
吸気系の効率が大きく変わった影響かな。

なので、一旦バッテリーを外してリセットして、すべての学習値を消してから、再度初期学習をやり直し。
今日はそこそこ気温が低いので、比較的やり易いね。

その後、グルグル走りまわって、学習値が安定したので、ここからやっとセッティング開始。

始めたら、すぐに完成しました。
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セッティング準備の方がよっぽど時間かかったな。笑

でも、そこが大事なんです!

今日は、好評のRX-8筑波最速ダンパーであるREAL-SPECダンパーの取付。
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いつ見ても美しいダンパーです♪
各所拘り抜いた結果の美しさですね。

スプリングも今回は前後14キロと、このダンパーにしてはちょっと低めですが、DSC ONでの使用を考慮した結果です。

試乗してもいつも通りかなり良いフィーリングで、オーナーさんに気に入っていただけると思います。

昨日メンテ・点検して納車させてもらったRX-8・スピリットR。

車検場の検査員にもほめられるほど各所きれいにピッチリと仕上がってて、オーナーさんの心意気が感じられます。

エンジンも新車からのノーマルエンジンですが、3万キロ走行でこのコンプレッション。
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後期エイトは今までの統計データからすると、新車時にコンプレッションが900kpaあればかなりいいねって感じです。

ですが、それをはるかに超えるコンプレッションの高さでした。

ずっとRT-01を使い続けてもらって、リアライズでキッチリセッティングしてあります。


後期エイトはメタポンシステムが素晴らしいので、磨耗という意味では前期までよりもかなり改善してあります。

そこに加えて良いオイル(RT-01)と良いセッティング(リアライズ)で燃焼効率を上げて、プラスアルファの耐久性とパワーアップ、高燃費を実現しております。

新車からうちのオイルやコンピュータを使い続けてもらってる後期エイトはこんな感じがほとんどですね。
10万キロ走って新車のときとコンプレッション変わってなかったってこともあります。

コンプレッションが低いなーっていう後期エイトの場合、その原因は磨耗ということは意外に少なく、燃焼効率が悪いことが多いです。
要はカーボンでコンプレッションが落ちてるということ。
(たまにエアクリ交換サボって細かい砂を吸っちゃって傷が多くて下がっている場合もありますが)

なので、オイルや点火系、セッティングを見直すことで、新車時に近いくらいのコンプレッションに戻ることも少なくありません。
あと、手っ取り早くエンジン内をキレイにするなら、エコプログラムですね。

うちはコンプレッションを戻す手をいっぱい持ってます。笑

23日からニューテックのキャンペーンが始まりました。

ニューテック商品でオイル交換をしていただくと、NUTECオリジナルトートバッグをプレゼントいたします。
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中が防水仕様になっていますので、色んなシチュエーションで使えますね。

数に限りがありますので、お早めにどうぞ!

今日は6年くらい前にうちでエンジンOHしたFDの点検。

センサー系のチェックでモニターを繋いで各数値をチェックして、
インテークの圧力を見てみたら、
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なかなか見れないくらいの負圧の高さで、今だに絶好調!
コンプレッションも全室かるく9キロオーバーです。

OHしてからサーキットもかなり走っているんですが、この数値。
素晴らしい。笑


ちなみに、エンジンコンプレッション測定ではエンジン本体の調子が見れますが、
負圧の場合は、補機全体を含めたエンジンの調子が見てとれます。

例えば、エンジンコンプレッションが高くても、点火系の調子が悪かったりすれば負圧は低くなったりします。

なので、負圧が高い=エンジンと補機類など総合的に調子が良いとみて間違いないでしょう。
メンテナンスとエンジンセットアップの賜物ですね~。

あ、もちろんウチのエンジンオイル『RT-01』も負圧を上げるのに一役買ってますよ~。

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