ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2016年11月

OHが完了したデモカーエンジンは、無事に始動!
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今日一日アイドリングで初期慣らしして、どんどん良い感じになって来ました。
その後点検して、オイル漏れ・水漏れが無いかチェック。
もちろん問題なし!
コンプレッションも上がってきてますね。

明日から慣らしの旅です。
急いでやらなきゃ。


今日は朝からデモカーのエンジンOH作業でした。

一気にエンジン組立てと補機類の取付けをして完了です。
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ぶっ通しで作業してたので疲れた~。

今回の組立てから、新しいエンジンスタンドにしました。
オレンジが鮮やか。笑
微妙な角度でもグラつかずしっかりキープできて、安定感ハンパないです!

週中にはエンジンに火を入れます。


今日は先日エンジンOHしたFDの慣らし後点検でした。

オーナー様に大切に慣らしをしてもらったおかげで・・・、

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ほぼ10点満点のコンプレッションになりました~。
金メダルだな、これは。笑

絶対値もそうですが、この揃い方ハンパないっす。笑
狙ってなかなかできるもんじゃないんですよ。

負圧もグイグイ出てるし、トルクも凄く出てます。

ノーマル2ピースアペックスでこの数値はなかなかでしょ!
このエンジンで再使用したローターが非常に良いローターのセットだったんですよね~。               

うん、いい出来だ!笑

これからも大切に乗っていってくださいね~。

本日10日発売の ホリデーオート12月号 は ロータリー大特集です!
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今回の特集はロータリー研究家として久しぶりに記事を書いております。

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一部の間ではマニアックすぎるんじゃないかと話題ですが、僕なりの考察をしてみました。

書店・コンビニにて立ち読みせずに、お買い求めいただいてからじっくり読んでください!

昨日に引き続き、RT-01/02の凄さをお伝えします。笑

昨日のメインメタルに続き、今回はとりわけレネシスエンジンでオイルの性能が良くわかる部分です。

それは、コーナーシール。

RX-8のレネシスエンジンの最大の特徴はサイド排気ですね。

そのサイド排気になって、一番のネックがコーナーシールの潤滑です。
そこで、マツダはコーナーシールのコーナーシール溝と当たる部分(コーナーシール側面)にDLCコーティングを施してきました。
そのためコーナーシール全周が黒くなってます。

これによって潤滑不足になってもシールがスティックせずに動かせられるというわけです。
要は油膜切れした時の保険みたいな感じ。
(その副作用といっていいのか、DLCは硬質でフリクションが少なうなるので、燃費性能などパフォーマンスアップにも貢献してると思います。)

しかし、いつも油膜が切れてるとその表面が減っていっていつかはDLCが剥がれます。
なので、その部分を見ることでオイルの耐熱性能が判るって訳です。

コーナーシールは拡張式なので、ガス圧が上がれば上がるほどシール溝方向に広がっていきますので、高負荷・高回転でしようすればするほどその差は歴然です。


しかし、エンジンを多く分解していると、一般的にはことごとくそのDLCは剥がれています。
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画像ではわかりづらいかもですが、ピカピカしているところが剥がれてる部分です。
もちろん剥がれれば、シールがスムーズに動かなくなりフリクションが増え、さらにはシール性が落ちますのでパワーもコンプレッションも落ちます。


しかし、今回分解したデモカーのエンジンはというと、
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どうだ!新品同様だぜ!
まったくDLCが剥がれてませんでしたよ!
ホント凄い!

これがリアルテックとニューテックのコラボオイル・RT-01/02の強靭な耐熱性と油膜保持性能です!

まあ、このエンジンを組み立てたときのコーナーシール・クリアランスの設定が絶妙って言うのもあると思います。笑
この部分の調整にもかなり時間掛けてますからね。


これまで多くのエンジンを分解してきましたが、DLCがまったく剥がれてないのは、ニューテックオイルオンリーで使ってきたエンジンだけです。

ちなみに、経験上カーボンが出にくいって言ってるオイルはこの部分の耐摩耗性はだいたいダメですね。
カーボンが出ない性能を追求しちゃって燃えやすくて耐熱性が劣るからでしょうかね。

ニューテックはこれだけ耐熱性がありながらも、カーボン発生量も圧倒的に少ないです。

さらに、次回に続きま~す。

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