ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2016年09月

アタックシーズンに向けてシリーズ(?) その2。

NEWタイヤが届きました。

横浜の新作 アドバンA052 です。

サイズは 295/35R18 です。
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とにかくデカイ笑

持ったら思いの外軽かった。
あと、トレッド押したり、サイドウォール握ってみたり。

実際に使うのはもうちょっと先ですが、楽しみです。

今シーズンのタイムアタックに向けて新たな車両を投入します。











サービスカーだけどね。笑



今までのサービスカーのエブリィが距離も進み、色々と痛んできて、調子も悪くなってきたので、代わりの軽ハバンを捜していたのですが、ちょうどいいタマが出てきたので、速攻購入。


今回もエブリィです。
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人気車種なので、中古車相場は結構高額ですが、これはかなり安かった!

最上級グレード・AT・ターボ・白以外・10万キロ以下と、希望の条件すべてにハマってた1台で、
色々点検してみたけど、ボディも綺麗だし、オイル漏れとか無いし、かなりいいね!

今シーズンはこのエブリィとともにタイムアップに挑みます。

昨日は、Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY  に行って来ました。

もう見ごたえ満点、満足度百万点でしたよ。
そう思ったマツダファンがほとんどだったと思います。

どのコーナーでも普段お話が出来ないマツダの社員さんたちが熱心に説明してくれて、質問にも答えてくれるというファンやユーザーにはたまらない環境でした。


長年ルマンのエンジン開発をされていた方に色々とエンジンについてご教授頂き、ものすごく勉強になりました。
787Bやルマンの文献は多くありますが、それらを読んでて疑問に思ったことや、どこにも書いてなくて知りたかったことがかなり解消できました。

さらに、今後うちが達成させたいレネシス300馬力エンジンに向けてのヒントももらいましたしね。


ホントね~、まだまだ知られていないロータリーエンジンの秘話なんかはいっぱいあるんですよ。
現場でやられてた方からすると『それって秘話でも何でもないよ~』的なことも、
こちらからすると今まで聞いたことも読んだことも無い凄いことだったりします。

ロータリーエンジン研究家として、今後はそのような事柄を後世に残せるような活動もしていかないといけないな、と思った次第です。


コスモスポーツのレストアされた方々も熱くて、トークも盛り上がりました。
エンジンや内装などのパーツで無かったものは当時の図面で新規で作ったそうです。
ついでにそのパーツたちを量産してください、とお伝えしときました。
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ちなみに、このコスモスポーツ。
厳密に言うと110S。ボディのエンブレムが正解です。
110Sはコスモスポーツの海外での名前。
ヨーロッパ仕様で右ハンドルなので、UKモデルですね。

来年はルーチェロータリークーペをレストアするそうです。
13Aのパーツ作ったらすべて販売してくださいともお願いしときました。


昔凄くお世話になった片山義美さんの追悼コーナーにもお伺いして、これまたお世話になった息子さんの勝美さんにご挨拶・お話しすることも出来ました。
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生前、片山さんの運転するエイトに乗せてもらったり、おいしいものを色々ご馳走になったこと、昔の武勇伝を聞かせてもらったこと、どれも貴重な良い思い出です。


そして、今回のメインイベントといっても良い787B・55号車のストレート全開走行も堪能出来たし、幻の787B・18号車の姿も見れたし、とても綺麗なSA22Cをユーザーさんに見せてもらってレストア熱が上がったり、もう書ききれない!

最後まで残っていると、走行後整備をしている姿も見れたりしました。

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今回の重要タスク、開発者トークイベントの進行役・竹岡姐さんのカメラマンという役割もちゃんとこなしました。笑
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本当に、マツダの社風が良く分かる、素晴らしいイベントでした。
来年のロータリー50周年もこのような素晴らしいイベントを開催してくれると嬉しいですね。

最後に、藤原専務と同じく、僕も貯金はじめま~す。笑

すべてにおいて拘りぬいたリアルテック完全オリジナルダンパーである、

『REAL-SPEC ダンパー』

FD用もエイト用も大変好評頂いております。

今回はFD用が出来上がってきました。
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今までサーキット仕様でストリートも乗り心地よいものを多く製作していましたが、
今回のものはストリートメインで、ワインディングやサーキットを楽しめる仕様です。

極上の乗り味仕様です♪

出来るだけ長く、容量も採って、リバンドストロークもタップリにしてあります。
さらに各所見た目が黒いのにも重要な意味があったりします。


で、これをウチの敏腕FDに装着します。

作業の関係上、取り付けはもうちょっと後になりますが、装着後は試乗できるようにしますよ~。


ただ今エンジンOH作業中のエイトは分解して、洗浄、測定しましたが、内部はかなり酷く、重症でした。
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珍しいことに、サイドシールスプリングが何本か折れてました。
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他も磨耗が酷かったけど、リアのコンプレッションが出てなかったのはこれが主な原因かな。



さらに、ローターも手作業で2個2時間以上掛けて汚れを落としましたが、計測の結果NG…。
エキセンも振れが大きすぎてNG…。
トホホ。

使える部品がフロントカバーとオイルパンとボルトだけな感じ…。


このままでは金額が凄くなりそうなので、ちょっと色々な手を考えないといけませんね。


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