ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

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2016年06月

先日初めてご来店いただいたRX-8のエンジンコンプレッションをご覧ください。
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残念なことにすべて基準値以下です。
(下限値680kpa)
フロントは5キロ台とかなり低い状態…。

普通はこの状態までいったらエンジンOHしかないと判断されますね。

そこで、ユーザーさんと相談の上ちょっとあるチャレンジしてみようとなりました。


ニューテックのカーボン除去剤・NC-121を施工して、吸気系~エンジン内部の汚れを落とし、
コンプレッションアップするリアルテック・エンジンオイル RT-01 を注入して、あとはただただ普通に走るだけ。

これで今後どこまでコンプレッションが戻るかチャレンジです。


というのも、コンプレッションがここまで落ちた原因はおおよそつかめているのと、エンジン始動が冷間・温間問題ない(使用上問題ない)ので、こんな前例のないがチャレンジが可能なんですね。

ちなみに、エンジン掛からないとか、シールが飛んでてブローしてる場合は出来ません。

今までの傾向からすると、5000~7000キロくらい走ると、はっきりと効果が出る場合が多いので、半年~1年後どこまで上がるか乞うご期待!

今日は、FDのコンピュータセッティング。

400psオーバーのシングルタービン仕様です。

セッティング前に、A/F計のセンサー付けようと純正O2センサー外そうとしたらおもっきりかじってまして、
結構手ごわかったですが、何とか外してネジ直して~なんてしてたら、結構時間掛かってしまいました…。


今日は前途多難かと思いきや、セッティング自体はすんなりいきました。

EVC6付いてるので3パターンのブースト設定してから、いよいよそれぞれのブーストでのコンピュータ・セッティングなので、それなりに時間は掛かります。

その後は、街乗りでグルグル走って、乗り辛いところがないか確認…、
というか、もっと乗りやすくならないかちょっとしたところをちょこちょこ変更。

いい感じになったので、これにて完成です。

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