ロータリーエンジン一筋!REAL-TECHブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のブログです。 RX-7・RX-8などロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニングをはじめ、ロータリーエンジン研究家としても活動しており、ロータリーエンジンの高効率化を日々探っております。

2016年03月

RX-8の点検の際に見つけたのがこれ。
イメージ 2

ラジエータファンモーターのカプラ部が割れてます。

最近立て続けにこんなことになってる車両を見ました。

なんでこんなことになるんだろう?と、このようになる車両のことを考えると、大体社外の厚いラジエータが付いてる。

たまたまかな?
脱着作業時に無理が掛かって割れたのか?
それとも厚みが変わって配線の取り回しが変わり、無理がかかって引っ張られて振動で割れたか?

(ちなみに、どれもうちでラジエータを取り付けた車両ではありません)

まあ、まだまだレアケースなので、正直理由がわかりませんので、これから点検の際にはよくよく見てみようと思います。


ということで、モーター交換。

交換の際にはラジエータとコンデンサーも外さないとならないので、結構大きな作業になります。
(コンデンサーを外さずに出来ないこともないですが、厚さのあるラジエータではフィンを曲げてしまいやすいので丸ごと外しちゃいます。)
イメージ 3
外すということは、もちろんクーラントとエアコンガスも抜きますので、
これからはじまる暖かい季節に超オススメのニューテックのよく冷えるクーラント・ZZ-91Rと、
エアコンがよく効くようになって燃費も上がるニューテック・NC-200コンプブースト(エアコンコンプレッサーオイル)を入れました。
イメージ 1
これでエンジンも人もいい感じに冷え冷えです♪

先月鈴鹿で行った RX-8頂上決戦の内容が掲載されたレブスピードが発売になっております。

イメージ 1


ありがたいことにうちの車が表紙に載ってます。

うふふ。

詳しくは『買って』ご覧ください。

車載映像は来月号になるみたいです。

ちょっとしたら当日の補足を書きますかね。

今日は比較的ご来店が少なかったので、エンジンOHの作業を進めました。


ローターとサイドハウジングのクリアランス⊿Rの調整。
すなわち、ローター幅とローターハウジング幅の差を算出し適正値に調整します。

ローターは再使用で、ハウジングはもちろん新品です。

RX-8のレネシスのローターハウジングは前後共通ですので、使うローター合うローターハウジングを選定します。

イメージ 1
ご覧の通り、今回はレネシスの4ローターエンジンを製作している....、




訳ではなく、2台分まとめて調整です。笑

在庫分のローターハウジングでうまく合いました~。

車検でお預かりの後期RX-8は、最初に乗ってみるとある回転域で微妙に振動がでます。

エンジンマウントやデフマウントがノーマルなのにビリビリきます。

クラッチもノーマルだし、なんか変だなってよくよくマウントを点検してみたら、やっぱりこれだ!

エンジンマウントが劣化して、マウントのストッパーがエンジンブラケットに乗っかってしまい、
共振ポイントでビリビリいってました。
イメージ 1

ここ最近前期でも後期でもよくこうなってて、交換が多いです。


外したマウントと新品を比べるとこんな感じ。
イメージ 2
フリーな状態でおおよそ8mmくらい下がってます。



特に運転席側はエキマニの熱でゴムが劣化して低くつぶれてしまいます。


振動も小さめなので、オーナーさんは意外に気付きづらいです。

たまにうちみたいに点検ばっかりしてる専門店で見てもらうと良いと思います。

タイヤを外すと見やすいので、タイヤ履き替えのときについでに見てみるのも良いですね。



ということで、交換後はこんな感じ。
イメージ 3
だいぶ隙間開いたね。
よく見るとブラケットにこすれた跡がありますね。

試走したら振動は綺麗さっぱり消えました。

これで快適です♪

3連休はご来店が少ない予定でしたので、エンジン作業などをガシガシ進めようと思っていましたが、
何かとにぎやかになり、エンジン作業はちょっと滞り気味…。

ですが、合間を縫ってショートエンジンのパーツの洗浄とハウジングなど大物パーツの測定を進めました。
イメージ 1
エイトのエンジン2台まとめてやってます。
(ちゃんと混ざらないようにやってますからご安心を。笑)

その1台は、エイトでは珍しいハウジングからの水漏れが起きていて、サイドハウジングはシール磨耗よりローターハウジングの当り面の段つきの方が大きかったり。さらにコロージョンも酷く、すべて再使用不可。

でも、軸受けやシール磨耗などはかなり良いので、オイル管理は今までのままで良い感じです。


リアルテックでは、あからさまに使えないパーツや再使用しないパーツでもすべてしっかり洗浄・点検・測定して、その数値などはデータとして残してます。

エンジンパーツは色々物語りますよ。
それらの考察により、次のエンジンの組み方や、エンジンの使い方メンテナンスの仕方などにフィードバックしています。

さて、これで見積りを完成させられます。

↑このページのトップヘ