ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

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よく聞かれる おすすめのRTオイル
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エンジンオイル交換時のオイル使用量
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2014年11月

18日筑波サーキットにて行われるマツダチューニングフェスタに参加します。
 
チョコチョコとユーザーカー作業の合間を縫って、デモカーの走行準備を進めてきて、本日完了。
 
エンジンも調子取り戻しましたので、バッチリOKです。
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当日は朝のいい時間帯に2枠アタックできるようなのですが、分切り車両と一緒なので、うまくタイムアタックしないとですね。
 
3秒でラップするといっても遅い方とは…。笑
 
レコード更新狙っていきます!
 
 
 

今日も朝から多くのご来店ありがとうございました。
 
今日はFD6型にリアライズ・マスターの取付。
いわゆるロムチューンです。
 
エイトみたいにOBDポートからデータを流す込むのではなく、FDの場合はコンピュータ本体の基盤加工が必要で、外部ロムで動かすためにサブボードを取り付けます。
 
この加工、16ビットコンピュータの場合、かなり細かい作業ですし、それなりの機材も必要ですが、リアルテックでは内製で加工してます。
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まずは、ICを専用のブロアで暖め、一気にはんだをやわらかくしてICを取り外します。
無理にやると基盤ブロー、暖めすぎるとICブローです。苦笑
 
ICを外したメイン基盤には、サブボードを乗せるゲタをはんだ付けし、サブボードには外したICをはんだ付けします。
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ICは160ピンあって、1辺の幅はこんな感じ。
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細かいです。これを一本一本隣のピンとブリッジしないようにはんだしないといけません。
一箇所でもうまくついてないと、エンジンがかかりません。
 
でも、慣れると撫でるようにはんだごてを当てるだけで綺麗に出来ます。
まあ、熟練しないと出来ませんが。笑
 
はんだ付けをした後は、メインにつけたゲタにサブボードをはめ込んで加工は終わりです。
 
その後はロムライターでベースデータをロムに焼いて基盤に取り付け、実際に車両に付けてエンジン始動。
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十分に暖気した後は、ディスクモニターでセンサーエラーチェックして、エラーが出てないことを確認して、
基盤加工が完成となります。
 
こっからやっとセッティング作業となります。
 
ああ、目が疲れた。笑

寒くなってサーキットシーズンが始まったせいか、最近は平日でもサーキット行き・帰りのユーザーさんのご来店が多いですね。
 
みんな熱心だな~。笑
 
さて、今日は午後からFD3Sにリアルテックオリジナルセッティングのスピリット車高調の取付にアライメント調整。
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サーキットスペックで、バネレートは前後16キロです。
 
スペシャルなアライメントと相まって、シャープなハンドリングにトラクションアップ間違い無しです♪
 
ちなみに、うちの車高調はすべてオーダーメイドになりますので、サーキットスペックやストリートスペックなど、いろんなシチュエーションに合わせて製作可能です。

RX-8用のオリジナルエキマニの製作を開始しました。
 
デモカー用のテストピースなのと軽いのがいいので、材質はなんとチタンです。
 
見てくださいこのフランジ、チタンをマシニングで削りだしですよ。笑
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パイプには耐熱チタン材を使い、取り回しや溶接も職人技を駆使しますので、割れないように作ります。
この集合部分、すばらしく美しい。うっとりします。笑
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出来たらガンガンサーキットを走って、性能と耐久性のチェックをします。
 
製品ではチタンとステンレスで選べるようになると思います。
一本一本、こだわり職人のハンドメイドになります。
 
見た目だけのエキマニではなく、とにかく性能重視・機能美なエキマニにします。
 
来週には完成予定です。
 
いや~楽しみです。
 
 

最近車高調のオーダーやお問い合わせを多く頂いております。
 
現在、デモカーのダンパーにはサーキット向けの最新スペックになっており、さらに減衰やピストンなどハイレート向けになってます。
 
この減衰設定が結構絶妙で今後販売していくダンパーはこれをベースにしたいと思っています。
 
なので、うちのもう一台のストリート系後期デモカーにアマチュアの方がサーキットを始めるのにちょうどよいレートにしたバネを装着してみました。
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これでストリートを乗ってみて色々確認してみます。

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