ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

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2013年10月

今日でRX-8のレネシスエンジンのシール類調整が完成。
アペックスシールもサイドシールもコーナーシールも狙い通りの数値にピッタリ調整しました。
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新品ローターは中古ローターとは違った新品ローターなりの調整が必要です。

先ず、アペックスシール。
アペックスシールはいつも数セット分の在庫の用意して、その中から狙いの数値のフィラーテープを使ってシール溝に合うシールを選定していきます。
ちなみに、リアルテックではクリアランス測定に一般なシックネスゲージを使いません。
使い捨てのフィラーテープを使用します。クリアランスを測れば測るほどゲージも擦れて厚さが薄くなるためです。

純正アペックスシールの精度はかなり良いので、よほどなことがない限り、基準値に入らないことはありませんが、6本とも狙いピッタリの数値に合わせるにはそれなりに在庫数を揃えておかないと妥協が必要になってしまいます。
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続いてコーナーシールのクリアランス調整。

整備書では、溝の大きさのランクがあり、それに合うシールを入れて完了!になりますが、それだと結構バラツキが大きく、精度が出ません。

シールがガス圧による拡張式なので調整はいらないぜ!という人もいますが、ウチでは1000分の1mm単位で合わせます。
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シールも、シール溝も表面処理が施してあるので、ゴリゴリ削って加工できないので、やはりこれもシールを100個ぐらい在庫して、シール調整の度に在庫分全部測定して、シール溝にジャストフィットするシールを選びます。
12個あるシール全て同じ数値に合わせます。


最後にサイドシール。
サイドシールは全て純正品を使用します。

ちょっと前まで、「純正サイドシールは短くて社外品じゃないと調整できない」と言われてましたが、エイトの後期が出たあたり(おっともう5年も前だな)に、ちゃんと基準値内に入る長さのものが出てくるようになりました。

しかし、基準値に入るとはいえ、調整する時には100分の1mmやその半分の単位で12本全て同じクリアランスに合わせていきますので、整備書で決められている品番よりも1、2ランク大きいものを削って調整します。

同じ品番でもロットによって結構長さが変わりますので、それを利用して、たまに取り寄せて、長いもの・短いものを分けて在庫してます。
同一品番でも大きく分けて3つぐらい長さに分けられますね。

一番長い品番のものは一番大きい溝に入らないものもあります。

そして、サイドシール調整で一番の重要なのは、測定時にいかに安定して同じように測定できるかです。
シールの固定の仕方が少しズレただけでも、同じ数値に測れても同じでは無くなってしまいます。
ここに技が必要です。



レネシスになって、コーナーシールにはDLC表面処理、サイドシールはキーストンカット形状になって、シール調整が難しくなりました。

そのためメーカーの基準では、シール溝に合う品番のシールを買ってきてはめ込んで完成となりますが、
精度を求めてセットアップしていくにはもっと細かい領域での調整が必要になり、手間が掛かりますが、その結果がエンジン・パフォーマンスに繋がります。

部品が揃ったので、やっとこさRX-8のエンジンOHの作業再開です。


今回は新品純正部品が多かったので、物によっては欠品で納期が掛かってしまい、さらに届いた部品にちょっと不具合があって返品・交換で予定よりも時間が掛かってしまいました。


今日は手始めに、メタルクリアランスの調整やローターハウジングの選定、新品ローターの下処理です。
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メタルクリアランスは、エキセンのロータージャーナル部とローターベアリング、エキセンのメインジャーナル部とステーショナリギアのメインベアリングのクリアランス調整。

ローターが新品なので、元々ベアリングが圧入されてるのでそれを測定して、1発OK!
エキセンやベアリング次第では、新品でも打ち替えることもあるので、今回はピッタリきて良かった良かった。


ステーショナリギアは再使用なのでメインベアリングは打ち替え。

先ず古いものを測定して、マーキングのカラーから選別します。
1発で決まらないこともありますが、今回は一発打ち替えでOK。
クリアランスがピッタリ狙い通りの数値になりました。

結構ピッタリって難しいですよね~。
巧くいった!


次にサイドハウジングとローターのクリアランス調整。
どうやってやるかというと、ローターハウジング幅とローターの幅の差で合わせます。

エイトのローターは前後の方向が決まってますので、ローターの幅を測ってそれに合うローターハウジングを選びます。



そして、ローターランド加工をした新品ローターの下処理です。

新品のローターでも買ってきたそのままでは使えないので、手間を掛けて1個ずつ仕上げていきます。

1個だいたい30分ぐらいかかります。
この下処理がエンジンを完成した時に地味に効いてきます。
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さあこれで、やっとシールクリアランス調整になります。

今日は朝から体調が悪い。

頭痛に鼻水止まらず、そしてだるい…。

午前中は薬を飲んでお休みしてました。

午後にはなんとか体調も戻ってきたので、作業開始です。

試作品の製作。
体調が悪いのに考え事して頭を悩ましてます。苦笑

ちゃんと製品化したいな~と思ってますが、どうなるでしょうか。

昨日は富士ショートコースで行われた毒蝮会/子富士でベストを更新し隊走行会にお邪魔してきました。
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朝からあいにくの雨でしたが、みなさん事故もなく、無事走れてましたね。


ウチは、幹事様のご厚意で一枠走行させてもらいました。
レコードラインは乾き始めてましたが、セミウェットな感じ。

ドライバーは先週の筑波テスト同様、谷川達也選手。

そろそろドライセットでいけるかと思ったら甘かった。笑
(ちなみに雨が酷いなら、走らない予定だったので、タイヤも一番溝ないやつでした)
減衰強過ぎで、すべるすべる。苦笑

走行を重ねるうちにタイヤも温まり、谷川さんにはなんとか最後にベストタイムを出してもらい、同じ枠のRX-8では一番時計。
ショップの面目躍如。

あぶね…。苦笑
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それ以外の時間は、リアルテックで見させてもらってるユーザーさんの様子をうかがってたり、
ウチの車高調の付いたユーザーさんやアライメント調整を施したユーザーさんの車に同乗した谷川さんのインプレ聞いたりして、有意義でしたね。

特に、ウチでメンテ・セッティングさせてもらってる、スピリット車高調装着FDの足廻りセッティングは絶賛していただきました。
雨なのにアクセル開けてもしっかりトラクションかかるし、ターンインはズバッとするし、スゴイ乗り易かったそうです。

オーナーさんと僕とで思わずガッツポーズですわ。笑

走行会も、終始和気あいあい・笑いの絶えない良い雰囲気でした。
特に、帰りの際はみんな笑顔でしたね。

それに、谷川さんに凄さに魅了されてた人も多かった。
谷川さんってめっちゃすごいんですよ!

幹事のPeriさん始め運営の皆さん、谷川さん、参加の皆さんお疲れさまでした~。

帰りの東名渋滞がつらいので、次回は筑波でやってください。笑

明日は、富士スピードウェイ・ショートコースで行われる毒蝮走行会に参加してきます。

最初は、ユーザーサポートしにいこうと思っていたのですが、
幹事様より走行できる枠をご用意頂きましたので、1年ぶりぐらい?に走ってきます。

ドライバーも先週と同じく谷川選手に乗ってもらいます。


なんで、今日はエイトと荷物の準備。

先週走ったばかりですが、ガッツリメンテと点検。

エンジンオイルは補充です。

ちなみに、ウチのデモカーは、
RT-01(5w40)と
RT-02(0w20)を
1:1にブレンドしたオイルを使用してます。
粘度は、2.5w30ですね。
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これからの季節、さらなるレスポンスアップにオススメです。

明日は、雨予報ですが参加の皆さん、楽しんで走りましょう!

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