ロータリーエンジン一筋!REAL-TECHブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のブログです。 RX-7・RX-8などロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニングをはじめ、ロータリーエンジン研究家としても活動しており、ロータリーエンジンの高効率化を日々探っております。

2012年08月

明日は筑波サーキットにて『メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』が行われます。
http://www.media4tai.com/
 

リアルテックは、今年も新車情報誌『ホリデーオート』チームと、
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女性自動車ジャーナリストのみなさんたちの『ピンクパンサー』チームの2台の車両メンテナンス、サポートをします。
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今日は前日の車両準備日として、筑波サーキットに行ってまいりました。

といっても、このレースのロードスターは公平を守るため、アライメントなどの調整等は一切してはいけません。

ですので、レギュレーションで許される範囲で、燃費計・識別灯など電化製品の設置と、ステッカー貼り、車両のワックスがけあたりしか出来ません。

なので、2台とも時間も掛からず終了。


途中から、ピンクパンサーのドライバーである竹岡圭さん・藤島知子さんのお二人も合流して、ステッカー貼りやワックスがけをしてもらいました~。

その後は戻ってきて、明日レースで使う荷物の積み込みをして準備完了!


あとはレースで勝つだけです!!



4耐以外もパーティレースや、マツダ車走行会、ステージイベントも盛りだくさんです。

皆さん、筑波サーキットでお待ちしています!

今日は、RX-8のコンピュータセッティング。
ウチの最上級モデル、リアライズ・マスターの現車セッティングしました。
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今回お預かりしての作業でしたが、車両に入っているデータを見たら、手持ちにない最新リプロデータ。

なので、そのリプロデータをコンピュータから摘出して、各データのアドレスを確認、リアライズのベースデータの数値をコピーしてから、やっと実走に入ります。

走り始めてしまえば、あとはデータロガーでコンピュータの出力データを見ながら、ベストな数値になるようにセッティングするだけですので、サクサクっと進みます。


途中他のご来店の方の作業をはさみながらでしたが、夜までに完成しました。



ちなみにRX-8の前期の、ざっくり分けるとLA型コンピュータのみ、去年リプロデータが配信されてます。

しかし、チェックランプがつくなどのトラブルが無ければ、今回のリプロデータも必要ありません。

ですが、最新データの方が些細なトラブル防止になりますし、アイドル領域・始動性の安定性は高いので、ウチでは常に最新データでセッティングできるようしています。

リプロしたことない人は、やっておいた方が良いと思いますよ。




そして、今週末9月1日はメディア対抗ロードスター耐久レースです。
ここ最近はサポートするホリデーオートチーム・ピンクパンサーチームの皆さんから、色々とメールや電話が来ており、着々とレース準備が進められておるようです。


今日はレース用の備品とパスがチームより届きました。
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『ピット責任者』と『ピットクルー』のパスですが、
僕とウチの敏腕さん、どっちが責任者なのでしょうかね?笑


ということで、今週金曜日午後・土曜日は筑波サーキットに行ってますので、お店はお休みします

この週末もたくさんのご来店頂きました!
ありがとうございます!

土曜日は朝9時から1時間刻みのスケジュール。
途中、予定が変更になることもありましたが、全て順調に進みました。

筑波サーキットでライセンス走行がありましたので、サーキット走行前後のご来店が多かったですね。

そして、今日は朝一でお預かりしていた6型FDを納車。
車検と同時にエンジン・足廻りで不具合があるところ・これから出そうなところは全て一新したので、安心してRX-7ライフをすごしてもらえることでしょう!!


作業的には、RX-8のフロントメンバー&アーム交換。

メンバーにはエンジンが載ってますから、交換の際にはミッションを下から支えてエンジンを宙に浮かせた状態でメンバーを外します。
なので画像のような感じになります。
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見慣れないので新鮮な画ですね~。笑

メンバー・アーム交換後はバシッとアライメント調整して完了です。

先日はシールじゃないところの調整をしたので、今日はいよいよシールクリアランスの調整です。


と、その前に今回はローター2個とも新品なので、ローターのいたるところに手を入れて、面取りやらなにやらをします。
これをやるのとやらないのでは、だいぶ違うのですよ~。
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シール溝の辺りも念入りに。
スムーズにシールが動けるようにね。

でも、あんまり溝内部をゴリゴリやるとせっかくのメッキが剥がれてしまいますので、やりすぎには注意します。
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ローターが仕上がったところで、やっとシールクリアランスの調整に入ります。

アペックスシール、コーナーシール、サイドシールともに数十個ずつ用意して、シール溝にあわせたときに全てのクリアランスがきちんと揃うようにチョイスします。
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各溝に対して狙った通りのクリアランスになるように選び終わったら、
アペックスシールは高さ・厚さを計測、コーナーシールは高さを計測、サイドシールはコーナーシールに当たる端面を削ってクリアランスを調整します。

これでシールが完成。

ここまで出来れば、エンジン完成までもう見えてきた感じです。

RX-7・FD3SのエンジンOH作業が続いております。

エンジン本体のパーツ洗浄も終わって、今日から各部の測定・クリアランス調整です。

クリアランス調整と言えば、アペックスシールやサイドシールなどのシールクリアランス調整を思い浮かべると思います。

ですが、REはそこだけでなく、各ハウジングとローター間のクリアランスや、エキセントリックシャフトと、ローターやステーショナリギアについているベアリングとの軸受部のオイルクリアランスも重要な調整ポイントとなります。

耐久性やパフォーマンスを高めるならきっちり詰めておく部分です。
 
 
 
 
で今日はシールクリアランス以外の部分を一気に仕上げました。

特に軸受部になるエキセンのメインジャーナルとメインベアリングのオイルクリアランスは、1/1000mm単位で詰めてみました~。
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ローターとローターハウジングの幅の差(⊿R)も、在庫の新品ハウジングと新品ローターを全て測定して一番良い組み合わせにしました。
ローター重量のバランスもいい感じだしね。
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クリアランスが決まるとスカッと爽快になります!笑






しかし、もとのエンジンは軸受となるメインベアリングが剥離寸前まで磨耗していました。
ココが剥離まで行くと、エキセンもブローですが、ほんとにギリギリで、奇跡的にセーフでした。
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それにサイドハウジングの段付き磨耗も距離の割りに大きめ。

なぜこうなるかと言えば、すべては使用していたエンジンオイルです。

点検の結果、オイルポンプやレギュレータなどの油圧をつかさどるところは全てOKでしたし、通常ストリートで使用していたらそんなに大きな磨耗にはなりません。

オイル一つでココまでなるのは珍しいですがね。
粗悪なオイルを使い続けた結果がこうでした。

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