ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2011年02月

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この前のエイトリアンカップでの吸入空気量です。

3本とも240g/sオーバーでした。

最高速は160.5キロ。
普通は熱ダレして走行が増すとだんだん最高速も下がってきますが、
3本とも最後まで安定して159~160キロ出てました。


今回足廻りのセット出しばかりで、エンジン廻りに手を入れてる時間があまりなくて、最高速が出るか心配でしたが、今回もイケてましたね!



ちなみにウチの1号機の仕様のおさらいです。

以下、吸うところから出るところまで。

エアクリ:ナイトスポーツ・エアグルーヴ

スロットル:ノーマル

エンジン:ノーマル(マツダの工場で組まれた新車当時のまま2万キロ)

点火プラグ:MSVノーマル(RE8C-L、RE9B-T)

コンピュータ:リアルテック・リアライズ マスター(いつもの現車セッティング)

オイル:NUTEC・リアルテックスペシャルブレンド(5W-40)

ガソリン添加剤:NUTEC・NC-221R

エキマニ:ノーマル

触媒:ノーマル(中はいたって綺麗)

マフラー:オートエクゼ・プレミアテールマフラー(チャンバーなし)


です。

あと書いてないところは、なんも代えてません。


効果のあるパーツのみを使用して、適切な調整・セットアップでこのくらい出るわけです。


これこそ本当の『Tuning』ですね!

よく『コンプレッションがいくつになったらエンジンOHですか?』と聞かれます。

『数値がたとえ4キロでも、オーナーの使用上問題なければOHはいりません。』と答えます。

以下は、アペックスシールが割れていてコンプレッションがない状態は省いてお話します。
その場合はOH必須ですからね。



マツダのOHの基準値はコンプレッション6キロとなってます。

しかし、これはあくまでも目安であって、これより高くてもOHが必要だったり、低くても必要じゃなかったりします。


じゃあ、どう見極めるか?

ナチュラルに消耗してコンプレッションが低下したら、以下の2つぐらいが症状として気になってきます。

1.エンジンがかからない → 冷間時のかぶり易さに加え、温間始動性が著しく悪くなります。コンビニ立ち寄って帰ろうとしたらかからないとか。

2.パワーがない → ピークパワーもそうですが、はっきり分かるのは普段使いでの発進時の低速トルク。半クラ時にエンストしやすい。



他の症状として、ブローバイガスの量が増えたりしますが、メチャメチャに増えたりしません。あからさまに分かるぐらい増えてる場合は、ブローしてます。

また、アイドリングでかぶることも出ますが、これは調整で良くなりますし、均等なコンプレッションの低下ならばラフアイドルにはなりません。

2は、運転でカバー出来ますね。


なので、ホントにOHが必要な時は、エンジンかからなくなった時なんですよ。


マツダの基準値である6キロって言うのは、この始動性が悪くなるのはこのくらいですよ~と言う目安です。

なので始動不良が出なければ、絶対OHではありません。


ましてや、コンプレッションが低いからってサーキットで全開にしたら一発ブローなんてことは先ずありません。
一回走ってくらいで1キロも2キロも下がりません。

ブローと言うのは、エンジン本体が原因なことではなく、その周り(補機類やコンピュータのセットアップ)が原因なことばかりです。



ロータリーを仕事としてやってる以上、エンジンOHはいわば看板作業。花形です。
なので、やる方からすると一番充実感・満足感のある作業ですが、オーナーさんの負担は大きいですね。

なので本当に必要になるまでOHをやらないに越したことはないと思います。
(しかし、エンジンでパワーが欲しいと言う場合は別です。その時はささっとOHしましょう)

1つのエンジンを出来るだけ延命させることもロータリーショップのノウハウ・腕ですからね。


ロータリーエンジンマニアからでした~。

ちなみに、エンジン組みたくないわけではありませんよ。
組んだらすごいの作ります。笑

RX-8タイムアタックの祭典、エイトリアンカップに参加してきました。
主催のエイトリアンさんをはじめ、参加の皆さんお疲れ様でした。

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10-11シーズン最後のアタックとなるこの日に照準を合わせ、色々と準備してきたのは、既報の通り。


結果から先に書くと、【リアルテック ADVAN RX-8】のタイムは、



1分6秒979!



う~ん、目標達成のような、じゃないような…。




クルマの方は、仕様変更点がことごとく当り、一枠目にUSEDネオバで、7秒1とこれまでの純正タイヤサイズのベストタイムを更新!
エンジンもビンビンに軽く回り、サスのセットもシャープでコントローラブル。
ブレーキパッドもドンピシャでした。
最高速も常に159~160キロあたりをキープ。

さらに今回、225最速タイムを出すために新品タイヤを投入!
サイズは225/40R18、AD08ネオバ。

最後の走行枠の最初のアタックで、ベストとなる1分6秒979が出ました!
この段階で、路面状態が砂・埃で悪くなってきていたので、終了しました。



とりあえず今回のエイトリアンカップでの目標である、

1.225最速!
2.純正サイズ最速!
3.当日のノーマルエンジン最高速!

の公式記録はすべて達成しました。

ただ、タイム的にはもっと行けそうでしたが、うまく気温・路面の状態に合わせ込めなかったところが悔やまれます。

しかし、明るい点を言えば、今回投入したNUTECオイルや制動屋ブレーキパッドにいい効果があったことや、リアライズの新たなセットアップも効果があり、足廻りも含めいいデータがとれました。
すべて、皆様にフィードバックできることです。

さらに、タイヤに関しては225サイズでもまだまだタイムアップがいけそうな状態でした。
ネオバのタイヤ性能の方がまだまだ勝ってます。

足廻りの次のステップも見えてきてますので、更なるタイムアップに期待が持てました。


とりあえずは今シーズンはここまで。
リアルテックワークス・RX-81号機もここまで。

今年の冬にかけての作戦もボチボチ立ててます。
アタック車両も2号機に変わりますし。

最後に、今回のタイムアタックに当たってご協力いただいた関係各位の皆様、誠にありがとうございました。
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しかし、まだ225は卒業できんな…。

と言いたいところですが、まだまだ最後の悪あがき中。笑

ちょっとコンピュータを、パチパチしてます。


さあ、とうとう明日になりましたね。

ウチのエイトも、明日が筑波2000今シーズン最後のアタックです。

どんな結果になるかな~。

明日になりましたエイトリアンカップ。

お客様のお預かり車両がすべて完成したので、デモカーの最終準備に取り掛かります。

で、今回使用するエンジンオイルは、NUTECのロータリー専用の試作品を使用します。

ロータリー・スペシャル・ブレンドです。

テーマは『勝てるエンジンオイル』!

今回はその第一段階の仕様で作ってもらいました。

実は、第二・第三段階まであったり…。

上手く行ったら販売します~。
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