ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

エンジンオイル交換時のオイル使用量
http://realtech.livedoor.blog/archives/16377797.html

2011年02月

今日は本屋さんに行って、平置きにしてあった『オールドタイマー』誌をパラパラと見てみたら、ロータリーな方の記事が載ってましてね。


『どれどれ、どんなロータリー馬鹿かな?』(失礼な言い回しですが、褒め言葉です)と思い、よく読もうとしたのですが、なぜだか悔しくなってそのまま閉じて帰ってきました。

うらやましいとも言いましょうかね…。


さらっと見た感じでは、ロータリー車を何台も大切に保管されているとの事です。


よっしゃ、オレも負けてらんね~ぜ!
ウチもロータリーフルラインナップやったる!

とロータリー馬鹿な決意を新たにしたのでした~。


他にも同じような気持ちでロータリーに接している人がいて、嬉しくも思いました。

愛用のコンプレッションテスターを使おうとしたら、『EEE』表示。

ん~ん、断線です…。


だいたいがセンサーカプラーからの配線抜けなのですが、カプラーギボシが極小なので直すのも大変です。

今回も例にもれず、そこの配線抜けでした。

メーカーさんに送れば修理してくれますが、そこを直すだけだし、送って直してもらって送ってもらうと何日か計測できない日々が続いてしまいます。


こういう細かい電子部品修理は得意なので、修理しました。

昔から数えられないほど基盤にハンダ付けなどの加工してましたからね~。


途中、ピンセットでつまんだギボシが飛んでいって、2回ほど床に這いつくばっていたのは内緒です。苦笑


そんなこんなで、修理も完了。

これで中抜けなく、コンプレッションが測れます。

今日は時間が空いたので、久々にリアルテックFDのメンテをしました。

ウチのFDは、デモカーといっておきながら、フルノーマルです。
新車の時から、新車のFDのままの性能を維持できるようにメンテしてきました。


しかし、最近距離が伸びないせいかメンテを怠りがち…。


なので今回はバチッと、油脂類交換と点検です。
とりあえずプラグは距離ごとに替えてあるので、今回はエンジン・ミッション・デフのオイル類全部とクーラント。
イメージ 1


オイルは、もちろんニューテックです。
完全ストリートなので、全部インターセプターシリーズでまとめてみました。
リーズナブルなのに高性能!!!



クーラントもニューテック!…、と言いたいところですが、街乗り用ですので純正です。

しかし!
使ったのはFL22というクーラント。
7年10万キロ(だったか?)交換いらずの長寿命クーラントです。
最近のマツダ車には全部新車採用されているものですね。
イメージ 2

ストリート用では、絶対的冷却性能より長持ちのほうがいいでしょ。

ちょっと価格はお高めですが、『もう冷却系は決まったぜ!!!』な方におススメです。

しかしこれ、最初の交換は手間がかかります。
今まで入っていたクーラントを完全に抜ききらなくてはいけないのです。
抜いては、水で薄めて、抜いて薄めての繰り返し。
なので、工賃もちょっとお高めになります。




しかし、

いつもながらFDを作業している途中に、ちょっと作業の手を休めて、2・3歩引いて斜め45度ぐらいの角度で眺めると…、

『やべぇ、かけぇぇぇ…』

と思います。
その気持ち分かる人も多いはず。笑

本日はリアルチェック2連発!

2台ともRX-8でした。


リアルチェックは、エンジンコンプレションからセンサーチェック、アライメントなどクルマの現状の数値をチェックし、オイル漏れやその他不具合箇所を丁寧に点検していきます。

また、エイトの場合はデータロガーを搭載し、全センサーをロギングしながら走行チェックしますので、燃調が薄い・濃い、ちゃんと空気吸ってる・吸ってないなどなども分かったりします。

チェックの結果から、これからのクルマを楽しむための方向性をアドバイスなどさせていただきます。


RX-7もそうですが、RX-8もそこそこ距離が進んでるクルマも多くなってきました。

ここらで健康診断を一度してみるといいですよ~。

http:// real-te ch.jp/r ealchec k.html

キャンペーンも残りわずかで~す。

今話題の韓国アイドルの事ではありません。笑


さて、エイトリアンカップ走行後にデモカーエイトのエアクリーナーを外したのですが、画像はその時の蛇腹ホースとスロットルバルブです。
イメージ 1


ブローバイのかけらもありません。

カラッカラに乾いてます。

尚且つ、当たり前ですがゴミ・埃ひとつ付いてません。

正常な状態はこうなります。



サーキット走る場合のオイル量は、エンジン停止状態でレベルゲージ下から3分の1ぐらいにしておけばこんな感じです。
正常であれば走行後もオイルはその位置からそんなに減りません。(メタポン噴射量を変えたコンピュータ装着車は除く)

ゲージのフルまで入れてると、1~2周で1L近く噴出します。

横Gで!


しかし、後期のエイトの場合は、レベルゲージいっぱいに入れておいてもヘーキです。

なぜなら、

後期のオイルシステムは最強ですから!笑



オイルの吹き返しがほとんどしません。
(その代わり全開走行時のオイル噴射は多めですが…)



そうは言いましたが、サーキット走行後は必ずオイルの量を確認しましょう!

そして、1Lは予備を持っておきましょう!

筑波サーキットでオイルの持ち合わせがないときはリアルテックへGO!笑

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