ロータリーエンジン研究所・REAL-TECHのRE的ブログ

茨城県下妻市にあるロータリーエンジン専門店『REAL-TECH』(リアルテック)のロータリーエンジンに特化したRE的ブログです。 RX-7・RX-8など、マツダ・ロータリーエンジン搭載車のメンテナンスやチューニング、セッティングが本業ですが、代表のハマグチは、『ロータリーエンジン研究家』としても活動しており、ロータリーエンジンの過去・現在・未来について日々研究しており、各媒体にRE関連記事の寄稿もしています。 また、RX-7やRX-8のデモカーを用いてロータリーエンジンの高効率の追求も行っており、REのパフォーマンスを高めるためのパーツ・専用オイルなども製作しています。 このブログでは、日々のリアルテックでの作業や、ロータリーエンジンやRX-7・RX-8などのRE車のウンチクも書いてます。

RTオイルをご検討の方はこちらをお読みください

よく聞かれる おすすめのRTオイル
http://realtech.livedoor.blog/archives/6537489.html

2010年09月

RX-7・FD5型からメタポンのノズルが変わりました。
ノズル内径を絞って、オイル供給の応答性を上げています。
イメージ 1

そのノズル内部のチェックバルブが良く壊れます。
5型6型では、点検すればほぼ壊れてると言っても過言ではありません。
走行距離もあんまり関係ありません。
ノズルをぶった切って中を見てみると、チェックバルブの芯が切れてなくなっています。
イメージ 2
左が正常、右が破損したチェックバルブ。
 

で、壊れるとどうなるのかというと、
ノズルの頭にはホースがつながり、プライマリータービンの入り口につながります。要は大気圧か多少の負圧がかかります。
ブースト圧がかかると作動室内は正圧ですから、メタポンからのアペックスシール潤滑として使うべきオイルが燃焼室には流れず、ノズルからオイルが逆流し、プライマリータービンの入り口に行ってしまいます。

そうなるとタービン~インタークーラー~スロットルボディ~サージタンク~インマニとオイルでビチョビチョになります。
最初はブローバイが増えたなぐらいにしか思いませんが、その量は尋常ではありません。

汚れるだけではありません。

もっと重要なのは、過給時に狙った通りのダイレクト給油がされないことです。
逆流したオイルは、巡り巡ってそのまま燃焼室には行くには行きますが、不安定で負荷に応じた供給ではありません。

FC後期からステッピングモーターで吐出量を制御しています。
それは、最小のオイル量でブースト圧に応じて的確に必要量を供給するためです。
特にターボになって出力増大に伴いシールにかかる荷重そのものも増えました。
ただでさえ、ブーストアップすれば、350psぐらい簡単に出ちゃいますよね。ノーマルから比べて25%も出力が上がることになります。

それなのに設計通りの供給が行われなければ…、アペックスシールの摩耗が進みます。偏摩耗もするでしょう。
即ち、コンプレッションも落ちますね。

アペックスシールそのものの摩耗が話題にあがりますが、気にする方はまず点検してみましょう。

最近やけにオイルの減りが早いとか、
街中しか乗ってないのにブローバイがすごいとか、
感じた5・6型オーナーの方!
早急な点検をお薦めします。

点検は簡単です。
5分もあれば終わります。(簡単に外れないタワーバー装着車を除く)
ちなみにリアルテックのRE車総合診断メニュー『リアルチェック』では、ここの点検は必須項目です。

4耐の写真を撮ってくれてたピンクパンサー専属カメラマン(?)のセカンドカメラマンさん。

わざわざCDに焼いて送って下さいました!

毎度どうもありがとうございます!!!

いや~、画像が綺麗。
ヒゲが濃いのがよく分かってしまいます。笑


ファーストカメラマンさんも送ってきてもいいのよ!!
それにはオレ写ってないか…。

9月のリアルキャンペーン、ちょっと追加しました。

緊急追加!!
RX-7に限り、総合診断メニュー『REALチェック』特別特価!!!

生産中止になって早8年。
走行距離が10万キロを超えているFDも珍しくありません。

RX-7は美しいクルマです。
その姿・性能は今でも色褪せません。

そんなセブンを愛する人にぜひ最高の状態で乗り続けて欲しい。
そう思ってます。

しかし、実際完全・完調な状態で動いているセブンってすごく少ないです。
中古で買って乗ってる人・ずっと乗り続けている人だと今の状態がどうなのか、わからない方も多いと思います。

この機会にぜひ、セブンの現状のパフォーマンスを診断し、長くセブンと付き合うためのプランを立て、楽しいロータリーライフを過ごしましょう!

http:// real-te ch.jp/2 010sep. html
http:// real-te ch.jp/r ealchec k.html

先日発売されたロータリーブロスに書いたRX-8後期のメタポン。
 
マツダの偉いエンジニアさんたち皆さん口を揃えて、画期的なメカニズムと自信満々におっしゃいます。
 
みんなが気にするアペックスシールの耐久性を伸ばすも殺すもこれ次第!
 
もっとみんな注目して!

一日中暑い中立ちっぱ・動きっぱで体が重い…。

しかし、そんな次の日はRX-8後期に『REAL-ize MASTER』のインストール&セッティングです。

燃調・点火・電子スロットル・メタポンなどなど各制御マップや各リミッター類や電動ファンの設定値変更などなどユーザーさん毎にお話を伺い、データを作り、クルマにインストールします。

が、REAL-ize MASTERはインストールするだけでは終わりません。



先ずはセンサーチェック。
チェックランプがつかないエラーコードもあります。
データを生かすも殺すもセンサー次第。重要ポイントです。

そして、データロガーを搭載して実走にて走行データの確認。
そのデータでA/Fが各回転・スロットル開度で適正かどうか・吸入空気量が適正に入っているか確認し、データが合うまで現車セッティング。

最後にもう一度センサーチェックして、エラーの確認と書換を行ったことによるCANのエラーコードを消します。

そして、納車になります。


ちなみに、今回は2回くらい書き換えで合いました。
だいたいいつもこのくらいですね。
結構気にくわないところが出てきます。


RX-8は、あるポイントのパーツを換えていることで、燃調が変わってしまい、パーツの性能が大幅に変わるとマップの読む位置も変わり、セッティングも変わってきます。
細かく見てみると、どこのパーツを取ってみても多少の違いは必ずあります。

パワー系のパーツも各社多く発売されてますから、その組み合わせも無限とあります。(言い過ぎか)
その組み合わせ全部にピッタリなセッティングを作っておくのは不可能ですから、現車で走行確認が必ず必要です。


確かに、こういう風に表現したいというセッティングのオリジナル吊るしデータを作ってインストールするだけでも体感は可能でしょう。
しかし、それがあなたの車のベストなセッティングか?ということとはちょっと違ってきます。


クルマのもてる性能を最大限に発揮するのが、コンピュータセッティングの商品価値です。
もしクルマにセッティングがあってなかったら、大きなお金使てもらった意味ないですからね。


また、コンプレッションでも変わりますが、ノーマルエンジンなら意外にあんまり変わりません。
エンジンがかかるコンプレッションならOKなもんです。(もともとそんなに高くないから???)
ノーマルに近ければ近いほど、的中しやすいですが、的中回数は…、少ないですね~。

ここまでやって値段は据え置き。


あなたのRX-8の持っているベストなパワーを実感してもらいたい。
そう思って作ってます。
イメージ 1


しかし、後期のエイトはロガーデータを見ているだけで面白い♪
どんだけ見ても飽きません。

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